見出し画像

as well asの2つの意味と用法

質問

as well asについて(『TOEIC TEST英文法出るとこだけ!』より)
以前 as well asの品詞について質問をさせていただいたことがありましたが、従属接続詞のところに as well as がありました。
以前品詞としては前置詞として位置づけられ、「同じ位上手に」と言う意味だと後にSVが続くと言うご回答をいただきましたが、この本の中ですと位置づけとしては従属接続詞となり、そして意味は「と同様に」と「同じ位良く」の2つの意味が紹介されていて、どのように捉えれば良いのか混乱が生じてしまいました。
The job of the floor manager is to monitor staff and machinery —— there are no delays to the production schedule.
(A) so that
(B) in order to
(C) instead of
(D) as well as
↑の実践問題でなぜ as well as がだめなのか悩んだのですが、
※最初、「フロア責任者の仕事はスタッフ等機器を監督することと同様に生産スケジュールに遅れが出ないようにすること」といった感じで訳してしまいました。

接続詞として捉える場合は 「と同様に」ではなく「同じ位良く」として捉え、前置詞として捉える場合は 「と同様に」となると言うことなのでしょうか。
※この実践問題で as well asがだめな理由としては品詞ではなく意味が合わないからと解説されています。

この本の中では品詞の分類としては接続詞で、2つの意味が紹介されているので混乱しています。

ガリレオ流・回答

まず上の実践問題で as well asがだめな理由から解説すると、as well asの後に SVが続く場合には「同じ位上手に」の解釈しかできないため、全体の文意がおかしくなってしまうということになります。

【類例】
(1) She sings as well as playing the piano.
「彼女はピアノを弾くだけでなく歌も歌う。」
(2) She sings as well as she plays the piano.
「彼女の歌の上手さは、ピアノの腕前と同じくらいである。」
— cf. Practical English Usage 4th ed. (Swan, 2016)

as well as の品詞は?

ここから先は

1,459字

¥ 2,000

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?