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前置詞の使い分け|the major points of view represented [on] the faculty and [among] the students

質問

今回は、『英語長文問題精講』p.47 重要類題8の文章について質問させていただきたいと思います。
内容は、ざっくり言えば、「数多くの重要な物の考え方と出会う努力をし、その考え方が、自分の考え方と違うほど真剣にそれを受け入れ、考えれば、再び自分の考え方に立ち戻った時、それは寛容性が更に大きなものとなり、そしてより幅広い理解の伴ったものになる」という意味だと思うのですが、今回ご教授頂きたいのは、2~3行目の “encounter the major points of view represented【on】the faculty and【among】the students”の部分です。
私個人としては、「(大学)教員や学生の間に表れている重要な物の考え方に出会う」という意味に解釈しているのですが、疑問に思ったのは、ここでは onと amongが使い分けらているところです。この使い分けに何かしらの意味があるのでしょうか。
onが使われているのは、facultyが集合名詞であることと何か関係があるのか、それとも、例えば “represented on the faculty”と “(represented) among the students”をそれぞれ、「大学教員に表れている(教員に象徴される)」「学生の間で述べられている」のように、“represent”をそれぞれ異なった意味で解釈すればよいのか、考えてみましたが納得のいく説明に及びません。

よろしくお願いいたします。

ガリレオ流・回答

まず、動詞 representが共有された上で 2つの前置詞句 (on the faculty / among the students)が等位接続されているという状況で、動詞の解釈を前後で変えるというのは考えにくいものです。

並行性条件 (parallelism constraint)と言って、等位接続された要素は、並行的に呼応する必要があるのです。

(1) The curry was hot and so was the tea.

(1)における hotの解釈は、「カレー・紅茶ともに熱かった」or「カレー・紅茶ともに辛かった」のいずれか(おそらくは前者)しか認められず、「カレーは辛かった+紅茶は熱かった」(あるいはその逆)という交差した読みは容認されません。

(2) *In New York, buildings are high and so are the prices.
「ニューヨークでは建物も高いが物価も高い。」
【注】アスタリスク (*)は非文法的であることを示す。

(2)では、建物の物理的な「高さ」と、物価の「高さ」が並行的とはみなされないため、英語では認められない言い方となります。

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以上を踏まえて “represented on the faculty and among the students”について考察してみましょう。

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