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標準偏差σ(X)(2)

前回(標準偏差 第1回)は以下より 該当ページ 数B 教科書 p.61 目標  標準偏差の深い理解  確率分布aX+bの分散、標準偏差を求める ポイント ・標準偏差 →測定単位の次元が同じで、期待値からの散らばりを表す値。(前回の復習) ・確率変数aX+bの標準偏差 →後述の手順通りにやれば解ける  確率変数がどうなっても、公式を丸暗記せずに、手順通りに解くことをまずは優先する (解き続けてたらだんだん覚えてくるから、覚えようとしなくていい) aX+bの分散と標

    • 標準偏差σ(X)(1)

      前回(分散V(X))は以下より 該当ページ 数B 教科書 p.60 ここら辺から式だらけで????ってなったんやないかな。 式だらけで嫌になるなら言語化してわかりやすく。 内容が内容なので、2回に分けて解説します。 できるだけわかりやすくなるようには頑張る。 目標  標準偏差とは何かの理解 ポイント ・標準偏差 →測定単位と次元が同じの、期待値からの散らばりを示す値 (分散は測定単位と次元が異なることを理解する) 標準偏差って何??難しく捉え過ぎずに。 まずは

      • 分散V(X)

        前回(期待値E(X))は以下より 該当ページ 数B 教科書 p.58,59 目標  分散とは ポイント ・分散 →期待値からどの程度散らばっているかを表す 以下、細かい説明↓ 分散とは →確率変数Xの取る値が、Xの期待値からどの程度散らばっているかを表す量 期待値は、ざっくり言うと平均のこと。 この試行して、だいたいどんくらいのスコアが望めるんかなーって数値が期待値。 ex)サイコロを1回投げたとき、出る目Xの期待値は7/2(=3.5)だから、だいたい3以

        • 期待値E(X)

          前回(確率分布)は以下より 該当ページ 数B 教科書 p.54-57 目標  期待値についての理解 ポイント ・期待値 →ある状況に対して、欲しい事象が起こるのをどれくらい期待できるかを数値化したもの (例1)  状況:2枚の硬貨を同時に投げるとき  欲しい事象:表が出る (例2)  状況:白玉2個、黒玉3個が入った袋から2個同時に取り出す  欲しい事象:白玉が出る 以下、細かい説明↓ 期待値とは →1回の試行で、どれくらいのスコアが期待できるかを数値化した

        標準偏差σ(X)(2)

          確率分布

          該当ページ 数B 教科書 p.52,53 目標  確率変数と確率分布について理解する ポイント ・確率変数X →ある状況における、着目するところのこと (例1)  状況:2枚の硬貨を同時に投げるとき  着目:表の出る硬貨の枚数 (例2)  状況:2個のサイコロを同時に投げるとき  着目:出た目の和 (例3)  状況:白玉3個、黒玉4個が入った袋の中から、3個の玉を同時に取り出すとき  着目:黒玉の出る個数 場合の数、確率の知識が必要。 ・確率分布 →確率変数の各