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星座早見を使ってみよう

こんにちは。星空案内人のまいの(mai-no)です。

今回は「見に行っても星座がわかりません」という方へのお助けアイテムのご紹介です。たしかに、見に行くのならどんな星(星座)かわかる方が楽しいですよね。そんな方へのアイテム、星座早見盤のご紹介です。

アプリと早見盤どちらがお好みですか?

星座早見盤とは、自分のいる地点と日時を合わせて、星空を調べる「星図」というものです。道で迷子になった時に地図帳を開いたり、アプリを使って調べる時の星空バージョンです。
自分のいる場所と日時を合わたら、見たい星空の方角に向いて星座早見盤の方角を合わせるだけです。

色々な種類の星座早見盤があります。

星座早見盤を買うのが面倒だな…もっとお手軽なものがいいな。という方には星座早見のアプリバージョンもオススメしています。

☆オススメの星座早見アプリ「星座表」
・iPhoneの方
https://apps.apple.com/jp/app/%E6%98%9F%E5%BA%A7%E8%A1%A8/id345542655
・Androidの方
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.escapistgames.starchart&hl=jp

使用方法は簡単!アプリをダウンロードしたら、夜空にかざすだけです。
スマホを違う方向に向けると、画面の中の星も一緒に動くと思います。
他にも星座早見アプリはたくさんあるので、是非自分にあった使いやすいものを探してみてください。
星空の下でアプリを使用する際は「夜モード」に設定すると、画面全体が赤くなりスマホの光で目が慣れなくなっちゃう!という心配も防げますよ。

どの星から探したらいいですか?

星空は目印になるような明るい(または大きい)と感じる星から探していくことがポイントです。

夏の時期なら、例えばさそり座が見えます。
しかし、「さそりの腕から針先まで全て見えるのか?」というと、時間や場所・周りの明るさによって見える星の数は限られてしまいます。
「でも、どうしてもさそり座の全貌が見たい…!」その願いは叶えられなくもないのですが、見える場所まで移動するお金・時間・天気というハードル高めの3点が待ち構えています。

マラソン初心者が、練習でいきなり30km走って挫折してしまうより、5km、10km、20km…と少しずつ距離を伸ばした方が長く楽しく続けられるように、星空もハードルを少し下げたところからスタートしてみましょう。

ハードルを下げて楽しむ方法
➀明るい星を見つける
②アプリや星座早見を使って確認する
この順で探してみてください。
さそり座全貌が見えなくても、「あれがさそり座の心臓の星か!」とわかるだけで、とても楽しめますよ。

夏の星座のさそり座

望遠鏡を使って見てみたい方、まずは星空のプロに案内してもらいたい、子どもに見せてあげたいという方は是非sola旅クラブの星空イベントに参加してみてくださいね。


文:まいの(mai-no)
星空案内人
千葉県出身。本職を星空案内にしたい、明るさと元気が取り柄の看護師。
宇宙や星も大好きだけれど、食べ物・音楽鑑賞・書道も大好きです。

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