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星を見るときの注意点はなんですか?

初めまして、こんにちは。星空案内人のまいの(mai-no)です。

今回は星を見に行ってみたい!と思った方へ是非読んでいただきたいお話です。「もう知ってるわ」「当たり前じゃん」と思う人もいるかもしれませんが、改めて気をつけていただきたいと声を大にして伝えたいお話です。

星を見るためのポイントは2つ!

この2つのポイントだけでも押さえておくと良いです!
1.足元に気を付けること。
2.街灯やスマホに光など人工的な光をなるべく見ないようにする。

まずは「1.足元に気を付けること」。
星空を山、海、キャンプ場で見る方、出かけた先で見る方は多いのではないかと思います。小石につまずいて転びやすいようなところではないですか?すぐ近くに危ない場所はありませんか?
自宅のベランダや庭で見る場合でも、慣れている場所だからといって100%安全とは言い切れません。
どんなことを楽しむにもまずは安全第一。星空を見る時間帯は基本的に星空は太陽がいない時間帯です。昼間とは全く別世界にいると思ってください。

星空を見る目になろう

次の「2.街灯やスマホに光など人工的な光をなるべく見ないようにする。」は1つ目とは注意点というより「コツ」かもしれませんが、知っているか知らないかで見える星の数は異なる大事なポイントです。

星の光に比べ、街灯やスマホの光はとても強いです。その光が目に入るとその強さに目が慣れてしまい、星が見えにくくなってしまいます。
「あ、通知きたわ!」スマホを見ることもあまりオススメはしませんが、絶対ダメというわけではないです。ですが、せめて画面の明るさは最小に設定してあげてください。

目が夜の暗さに慣れるまでは5~30分かかるといわれています。部屋の電気を消して真っ暗にすると最初は何も見えませんが、時間が経つとその暗さに目が慣れ、部屋の中が見えるようになってきますね。星空も同じ原理です。
都会ですとどうしても光が多いですが、街灯が少ないところを探してみたり、電灯が視界に入ってくる場合は手やバッグなどで覆ってみてください。
はじめは1~2つしか見えなかった星も、段々と目が慣れ、暗い星も見えるようになってきますよ。

見る場所、天気等によっても左右してしまいますが、基本的にはどこでも楽しめます。星空を見るだけならお金はかかりません!なんてお財布に優しいのでしょうか…ただ、宙を楽しむ中でケガ人や死者は出てほしくない、そう心から願っています。安心できる環境で楽しく星空を楽しんでくださいね。


文:まいの(mai-no)
星空案内人
千葉県出身。本職を星空案内にしたい、明るさと元気が取り柄の看護師。
宇宙や星も大好きだけれど、食べ物・音楽鑑賞・書道も大好きです。


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