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「好きを仕事に!」の罠

好きを仕事に!
というフレーズが触れ回ってから
随分と時が経ったような気もしますが。

やはり、いまだに「好きを仕事に!」
「やりたいことを仕事に!」が
正当な答えだと思っている人が多いのかもしれません。

もちろん、それも間違った考え方ではないし
好きなことを仕事にすれば、楽しいことも確か。

でも、その好きなことを仕事として行うと
それに付随して、好きじゃない業務もセットで
必ずついてまわるということ。

その好きじゃない業務も上回るほど
好きが優っている!のであれば大丈夫!
好きを仕事にすればOKだと思います。

しかし、ほとんどの人が
「好きを仕事に!」という言葉だけを信じて
実際に「好きなこと」を見つけて
それで起業してみて、結果どうなってしまうのか。

ほとんどの人が挫折したり、悩んだり
どこかで頭打ちになったりしてしまうんです。

好きで始めた仕事だけれども
何だか苦しくなってきたとか
他の業務も苦手でもやらなくちゃいけないとか・・・。

そして、起業して最初のうちは
利益を出すことに必死になるかと思うので
苦手なことを他の人にお願いする費用もないわけです。

そうなると、結局は好きではじめたのに
辞めてしまうことになってしまうケースが本当に多いのです。

私の場合は、とてもスパルタな運命を歩んでいるため
好きを仕事に!というか、気づけばこれしかできなくなっていた・・・。
アンタのできること、才能ってそれでしょ?って感じで。

そういう稀有なパターンはあまり参考にはならないので
私が見てきた「好きを仕事に!」で途中で辞めてしまう方が
圧倒的に多いという事実をお伝えしました。

結局は、雇われであっても、起業であっても
いずれにしても、目の前の仕事を懸命にやっていると
自然と道が拓かれていきます。

その道を素直に歩んでいれば、結果的に
何かをやることになり、それを表現することによって
人のためになり、お金として返ってくるのだと感じます。

自分で人生を一から十までコントロールしようとする人に
よく陥りやすいのが、この「好きを仕事に!」なんです。

自分の人生を信頼して、どんなことが起ころうとも
いい感じで導かれていると思っていれば
自然と本当にいい感じな現実がやってきます。

一人の人間ができることなんてたかがしれてます。
それよりも目には見えない力がこの世界には働いていることと
それによって人生が動かされていることを信じてみてください。

そうすれば、意外にいい感じの未来がやってきますから!


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