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増やすのではなく、減らすこと

以前にもメニューとして提供してきたことのなかに
”身体と食と運動”についてのものがある。

そういったことを提供してきたなかで
多くの人に生活スタイル、食事、運動について
伺ってきて思うこと。

「増やすこと」ばかりにフォーカスして
「減らすこと」には意識が向きにくいということ。

でも、実際にその人に一番必要なことは
まず「減らすこと」だったりする。

それだけでも随分と違うのだけれども
なぜかみんな「減らさず」に「増やすこと」に意識が向く。

日本では情弱な人があまりにも多すぎるのと
あとは自分の経験よりも、誰かの経験や体験、意見を
そのまま自分の主軸としてしまう人も多いため

経験から基づく「答え」を持っていないことが
「減らす」ことよりも「増やす」ことにつながるのだと思う。

例えば、メディアなどで
「〇〇という食材が身体に良い!」と特集など組まれたら
即、スーパーでその食材が売り切れたり。

今までの食事のスタイルを見直すことなく
その食材をプラスして食べれば、バランスがよくなるというか
体調が良くなると信じて疑わない。

情報のすべてを鵜呑みにして
それらを全部プラスしていたら、身体はどんどんと
不要なものを溜め込んでしまうことだろう。

そうなると、排出機能や解毒機能にも
疲労というものが表れてきて、消化、吸収されずに
腐敗していくという悪循環が生まれてしまう。

食材ひとつとってもこのような状態だから
他のことにおいても「増やし」続けていくと

身体だけではなく、心もパンパンになって
判断力も、直観力も、どんどんと鈍感になっていく。

本末転倒な状態に。

きっと「減らす」に意識が向くようになると
かなり体調も、心も落ち着いてくるのではないかと思う。

とにかく、身体においては代謝をあげていくことが大事。
そのためには何か食材をプラスするのではなく
多分、まずやることは「運動」ではないかと思う。

筋力をアップすることも大切だし
動ける身体づくりを目指すことが最初ではないかと感じている。

そんな私もヨガを再開しようと思っている。

8月、9月は体調があまり良くなかったため
動くことも億劫だったけれども、10月はなぜか身体が軽いし
感覚がより敏感になった気がしているので。

気候的にもこれからの時期に動くのが一番だと感じているので
お得意の”追い込み”で自分に適度のプレッシャーを与えて
習慣化させていこうと思う。


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