見出し画像

キラキラ 輝いて!

毎日 少しずつ 暑くなってきましたね!

今年の夏もまた  猛暑になるんでしょうか?
健康に影響のない夏が来て欲しいと思います

ところで “健康” と言えば … 皆さんは
『健康診断』をどうされてますか?

僕は  昨年の今頃 毎年行っている健康診断の
一項目として「バリウム検査」を受けました

そう …  紙コップに入れて渡される 白くて
ドロッとした「バリウム」をゴクゴク飲んで …
X線撮影する  あの検査です


そのバリウム検査が終わると  しばらくして
検査結果が送られて来ました

その 報告書 の内容を見て
僕は ギョッとしたんです!






要精密検査ようせいみつけんさ






と書かれていました!






「要精密検査」って … 要するに

あなたは「胃がん」の疑いがあるので
精密に検査することを お勧めします

… っていう ことですよね!

晴天の霹靂へきれきっていうのは
こういう時に使う言葉なんでしょうね~





僕は  すっかり動揺してしまって…
Tシャツなんか裏返しに着たりして

そんな僕を見た 妻に
「ねぇ  それ 流行はやってるの?」
 な~んて  言われたりして …





しかし  まだ「胃がん」だ!と断定
された訳じゃない
ですから





ちゃんと調べていない段階では
本当かどうかなんて 分かるはず
ありませんよ …





まぁ  しかし … 疑わしい!と言われたら
もう  どうしようもありません





きちんと検査するしか ないでしょう





ただ … 本当に「胃がん」だったら
どうしよう … 





とにかく 不安は尽きません





もう  僕の頭の中は「胃がん」だらけ
なってしまいました!


因みに …  2010年の『日本対がん協会』
データでは 胃がん検診で「要精密検査」と
判定された人の中で  胃がんが発見された人
の割合は 1.29 % だった
そうです

100人中の1.3人ですからね ~
かなり高い値ですよね!

… という訳で 今日は   昨年  僕が受診した
胃の「精密検査」の様子をお話ししますので
宜しければ 聞いて頂けないでしょうか?


   ◆    ◆    ◆

まず僕が  精密検査してもらったのは
『内視鏡検査 』でした

その検査で使う スコープと呼ばれる装置では
CCDカメラや光ファイバー 送気・送水ノズル
等が 1本の黒くて長い『管』の中に収められて
います

この『管』を口から飲み込んで検査します

誰でも のどが拒否反応を起こして「おえっ」
と吐きそうになります

それを抑えるため おおさじ1杯位の透明な
ジェル状の「麻酔薬」
を口に含んで 喉から
舌にかけて  麻酔をかけます!

喉から舌の辺りが  しびれてきたら検査できる
状態
になったので 検査室に移動して 硬い
イカリングみたいなマウスピースを咥えます

検査台に横になり … 静かに  お医者さんの
登場を待ちます (もう まな板の上の鯉


先生は  あの黒い管の先端を 僕が咥えてる
マウスピースを通して 喉に差し入れようと
します…

喉は 麻酔が効いてるので  黒い管はどうにか
喉をすり抜けて 食道を通過し 胃に入って
いきます
 (  ぐるじー … )

僕は  何度も  吐きそうになるのを必死で
こらえます(もう涙目です!)

先生は 胃の内部を映したモニター画面
見ながら 胃の粘膜の様子を 丁寧に説明して
くださいます

身体の中で 何か重いモノが  動き回ってる様な
何とも言えない複雑な感覚が …

しかし  この苦しい時に 生気を失った僕の
背中を 看護師さんがさすってくれました

何度も襲ってくる 吐き気を我慢できたのは
看護師さんのお蔭です 本当に感謝してます

検査にかかった時間は5分ぐらいでしょうか?
でも本当に 長ーーく感じました!

こうして 内視鏡検査は  どうにか無事に
終わったのです

それから1週間後… 改めて 病院に行って
担当の先生から 精密検査 の 結果を伺いました

結論ですが … 胃がんと疑われる様な病変は
特に 見当たらなかった
とのこと!

なんだ そうか~!
良かった~!!
あぁ  心配して損したぁ~!!!

僕は  ようやく「胃がん」の呪縛から解放
された気分になりました

病院からの帰り道は  知っている道なのに
生まれて初めて通るような感じがして
妙に “キラキラ” 輝いて  見えたんですよ!

本当に不思議な 不思議な …
体験をしました!!


でも 皆さん … ここで一言ひとこと  言わせて
ください

もし今後 皆さんが バリウム検査 を行って
精密検査」との通知を受けることがあったと
しても … 決して ガッカリする必要など
ありません!

だって 98.7% の確率で 病院からの帰り道が
“キラキラ 輝く” かも知れないからです

それに百歩譲って 万一「胃がん」と宣告
されたとしても 現代医学の進歩は
計り知れません

初期であればあるほど 完治する病気に
なりつつあります

せっかく 両親から貰った命です

大切にして 悔いのない毎日を
送りたいですね!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?