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静岡東部私立中学4校オンライン合同説明会

2020年6月20日(日)に開催しました学優舎主催「静岡東部私立中学4校オンライン合同説明会」の内容のほんの一部、覚え書きですがご紹介致します。
ただし採録内容は配信時点の情報です。(転載禁止)
その後、学校から発表された内容・実際の状況や展開と違う場合があることも
十分にご承知いただき、ご理解賜りますよう何卒お願いいたします。

もし学校の中身をもっと深く知りたいと思ったら、それこそ学校との「ご縁」。
ぜひご自身の手と足で直接、学校さまにアクセスしてみてください。
そのアクションが皆さまの未来を拓いていくのだと、学優舎は信じております。
参加校の先生のお一人がこう仰ってました。

「ウチの中学校に見学に来て頂きたいのはやまやまなんですけれども、
 やはり、いろんな中学校を見ていただきたい。
 1回見ただけではわかりませんから、2回、3回と訪れて頂きたい。
 そのなかで比較をしたり、自分の子どもに合う学校なのか、
 見抜いていく必要があると思います。
 確かに新型コロナ流行で大変な状況ですが、何も焦る必要はありません。
 学校選びは、じっくり、しつこく、やっていくことが大事だと思います」

本 当 に そ の と お り だ と 思 い ま す 。

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<<<参加校の皆さま>>> (敬称略)

不二聖心女子学院   (裾野市)
加藤学園 暁秀中学校・高等学校   (沼津市)
日本大学三島高等学校・中学   (三島市)
静岡理工科大学 星陵中学校・高等学校   (富士宮市)


Q. 御校のアピールポイントは?

■不二聖心女子学院

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自己形成の最中にある中高時代、富士山を仰ぐ21万坪の静謐な環境で喧騒から離れ、集中して学び、深みからの自己確立を目指すヨーロッパのボーディングスクールの伝統をもっています。世界に広がる聖心のネットワークにより様々な地域から集う生徒と教職員と織りなす日常は、グローバルな世界の縮図。多様な文化の中で共生・共感の精神を培い、他者を思いやる心と、遠隔地からの生徒のために寄宿舎があります。女子校の寄宿舎として国内最大。広大な自然と多様性に満ちた環境の中で瑞々しい感性が育まれ、魂・知性・実行力の3つの力を身に着けた生徒たちは聖心女子大学をはじめ、医療系・理系・芸術系・海外など幅広い進学先を選択し、自分らしい使命感のもとサスティナブルな世界を築くことに貢献していきます。
(学校紹介動画から抜粋)

■加藤学園 暁秀中学校・高等学校
大学付属校ではないので「自分の力を伸ばす」ことにかなり特化してます。社会で活躍する人になってほしいという願いが一番にあるので、単に大学に行くのではなく、行く意味を持って大学生活を送ってほしいと思っています。
今春の進学実績、つまり卒業生が実際に進学した先をご紹介します。

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指定校推薦枠での進学は今年は24名。北里・聖マリアンナ医学部・早慶上智など。
その他の推薦入試で10名、AO入試で13名。今後、推薦入試では学力も問われてくる時代になるでしょう。その点を重視して受験指導しています。
卒業生156名中47名が推薦AOで進学、そして71名が国公立難関私大へ進学しています。これは学校自慢ではなく生徒の努力の結晶です。


■静岡理工科大学 星陵中学校・高等学校
本質的なものは忘れずに、新しい変化を採り入れて重ねていく学校です。現在取り組むSDGs、PDL、非認知能力、STEAM教育を現場におろしているのが
「美育」プログラムです。

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「科学・文化芸能・芸術」で一流のもの・本物・実物に触れ、そこから生まれる疑問・興味関心をエンジンに探究活動を進めています。地球環境ミュージアム・科学技術館・JAXA・JAICA・日本科学未来館などを訪問し、下田臨海学校・西湖周辺林間学校でフィールドワークを行い、歌舞伎や能鑑賞、陶芸を体験します。グローバル人材育成のためにコミュニケーション能力・主体性・積極性・協調性・責任感を身につけ、日本人としてのアイデンティティを示しつつ異文化も理解できる人材を育てています。


■日本大学三島高等学校・中学
(学優舎コメント)
説明会では、とても元気でアグレッシブな学校ムービーを紹介して下さいました。
観てみたい方はぜひ日大三島さんの説明会へGO!
でもそれじゃーココが寂しいので。。。
日大三島さんのHPで紹介されている素敵な記事をご紹介。
先進的な取り組みをしている学校の雰囲気が伝わると思います。

Q.新型コロナ影響下の休校期間中、御校はどのような対応は?
   (※6月20日時点の報告です)


■不二聖心
・4月始業日の翌週からオンラインで時間割通りの授業・放課後の補習を実施
・5月半ばから分散登校。対面授業とオンライン授業のハイブリッド型
・以前から聖心姉妹校全体でGoogle for Educationを使用している
エアシャワーを導入


■暁秀
・Google for Education、Classroom、meet、YouTube、ZOOMなどを活用
・課題配信から始めて、少しずつオンライン授業へ移行、最終的には時間割制に
・朝礼は毎日定時、教科の特性に合わせて動画やライブ配信
・5月18日から分散登校、現在は全体登校
・現在、オンライン学習の細かい検証(実施コマ数、理解度など)を行っている
・新中1に学校との結びつきを身近に感じててもらおうと動画を先生たちが作成


■日大三島
・2016年からひとり一台iPadを活用していたのが今回いろんな場面で功を奏した
・4月10日以降「バーチャルスクール」と称してオンラインHR、授業を展開
・1日4時間のオンライン授業から、徐々にコマ数を増やし、6月1日から登校再開
・バラエティ豊かな飽きない授業、やっている内容はまさにリアルな感じ
・かなりの(理解)定着率があった。登校再開後は新入生のメンタル面を整えている


■星陵
・2月29日から一斉休校を決断。静岡県内でも対応が早かった方だと思う
・「どうやったら新しい教育が出来るのか」連日、教員研修を重ねた
・Classi、ロイロノートなど、双方向というより複方向で学びを止めないサポート
・YouTube、会議ツールを駆使して授業展開。中学校では音楽・体育もオンライン
・下田海中水族館、日本科学未来館から中継で講義を受け、探究の検証を行った
・学校の対応に対して、生徒が素直に反応してくれて学習も前向きに進めてくれた


Q.どんな生徒を求めているか、受験対策のポイント


■加藤学園暁秀
中高一貫コースの2科試験(国語・算数)の問題作成者が意識しているのは
「読む力」と「書く力」。
算数も文章題が非常に長いが、一つひとつ読み解ければ基本計算に落ち着くので、読み込んでいくパワー・集中力がほしい。
そして考え抜いて自分で表現していくとうこと。(そこには算数的な知識・国語の文法、漢字を含む)
小学校教科書の内容は逸脱しないけれど、組み合わせて表現することを求めます。
1科目試験問題60分間、逃げずに考えて、素直に取り組んでいける姿勢、訓練を積んできてほしい
それを乗り越えてくると中学入学後もやっていける生徒が多い、と実感
バイリンガルコースは英語(4技能全て)も加わる。日常会話は当然出来てほしい。
中学入学後は英語で聴き、英語で表現するので、それ見合う英語力は必要。


■星陵
算国2科型と、理科・社会・英語から2科を選択する4教科型。
あと「創造力入試」は理系・文系の問題を一題ずつデータを元に記述式で答える。
基本的には小学校の教科書レベルの基礎をしっかり固めてほしい。
その延長線上にあるいろんなことに、知的好奇心を持つことも重要な要素。
小6学習内容からの試験範囲を短くしようかと検討中。
星陵の教育を「面白いな」と感じてくれる、
「挑戦したいな」と意欲を持ってくれる小学生にぜひ来てもらいたい。
我々は常日頃「大いに失敗しなさい」と言っていて、自己表現とその受容を大事にしているので、果敢にいろんなことチャレンジしてほしい。
保護者の方も目先の成績だけにこだわらずに、努力をほめてあげられる、
長い目でお子さんの成長を、そして星陵の教育を見てほしい。


■日大三島
令和3年度の入試は3回入試に。

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国語と算数のしっかりとした学力が身に付いているかどうか見たいので、きちんと勉強してきてほしい。試験範囲は変更しない方向で進めている。
傾向も大幅に変えることは考えていないので、過去問を参考に対策してほしい。
「総合選抜型」では「作文・面接」で個性や日大三島で学びたい動機を見ます。
中学校では「グローバルな学び・教科の学び・21世紀型の学び」を指導しており、
本質を捉える力を身につけるためにも、
意欲的に挑戦する、積極的に学ぶ姿勢を持った生徒を求めている。
「学校は失敗の場」だから小さなケガも必要と考えている。


■不二聖心
基本的な学力をきちんと身につけてきてほしい。国語だったら漢字の読み書き。
算数なら計算。理社も基本的なところを集中して勉強してほしい。
「読む力」「書く力」つまり読解力と、自分を表現する力は、どの教科でも必要。
試練範囲は検討中。9月の説明会では提示したい。過去問を参考に練習を。
勉強以外にもキリスト教の価値観を大切にしている。
自分に与えられた使命や出来ることを考えて、行動に移せる女性、
長い人生のなかで「社会に貢献できる」そんな女性を目指す生徒を育てている。
そういう学びをしたい気持ちがあればぜひ本校へ。

Q. 県外から通学する生徒の割合と、御校に何を求めて遠距離通学をしていると思うか?


■日大三島
本校は三島駅から歩いて15分程度。
在来線で西に1時間かけて静岡市、逆に東の小田原まで40分程度。
小田原方面から1、2割程度の生徒が来ている。
今年の新中1では藤沢市内、新2年生で平塚、秦野あたりからも通学。
やはり大学付属校のメリットを感じてもらっていると思う。
静岡県内だと公立中学校がまず第一に出てくるが、こうした説明会の機会を通じて「いろんな学校があるんだな」ということを、わかって頂ければありがたい。
いろんな選択肢を持って、お子さまに合った学校を探してほしい。

■不二聖心
半数が県外生。寄宿舎には今年は20都道府県から子どもたちが集まってきている。
寄宿舎の新築工事が終わり定員300名に増員。県内生も希望すれば入寮可能に。
通学生だと東京から新幹線通学。通学時間はいちばん長い生徒で1時間半くらい。
寄宿生活の良さは、規則正しい共同生活で自立心、生活力、コミュニケーション能力が養われること。帰国子女や、留学経験がある子も多くいるグローバルな環境。
1学年2クラスという小規模校に、いろんな生徒がぎゅっと集まっている感じ。
都会育ちの子からすると「魔法の世界に来たみたい」と称する豊かな自然環境で、
体験的な学びが出来ることが魅力。ひと味違う環境の中で確かな価値観を養える。
姉妹校が世界に30ヵ国146校あるので、長期留学も安心。


■暁秀
中学校1学年約100名に2、3名ずつくらい県外生。小田原、南足柄からなど。
場所によっては県内の方が時間がかかる。下田から通うと毎日始発とか。
併設の小学生が中学に進級してくるときに、過去には東京・横浜の生徒もいた。
その最大の特徴はバイリンガルコース。中学受験で多いのは医療系志望の生徒。
英語で6年間学び、バカロレアのディプロマが6か年で取れるので、海外大学も選択肢に入れられる。今年はシンガポール国立大学に進学する卒業生も。
一番うれしいのは、説明会やイベントで出会った「先輩に憧れて」という入学生。
先輩たちの明るさや元気の良さ、学校訪問が楽しかった、と選んでくれるのが
本当にありがたい。
子どもの顔はウソはつかない。実際の姿・表情を見て、ぜひ学校を選んでほしい。


■星陵
基本的には富士・富士宮地区の子どもたちが多い。長泉、静岡市からの生徒も。
遠方といえるかどうか、山梨県南部から毎年複数名が入学してくれている。
説明会で興味を持ってくれたり、在学生からの口コミで良さを広げてくれたり。
部活動も非常にさかんで、特にバトミントンで越県入学する子もいます。
あとは神奈川から移住、藤枝から移住、という例も。
イベント等で、在校生のお客さまへの応対の仕方を見ていただいて
「ウチの子も、こういう子に育つといいな」
と保護者の皆さまが青写真を描けるのが要因かと思う。

<<<  4校の先生方、本当にありがとうございました!!  >>>


★★ You Tubeでほんの少しだけ見逃し配信中! ★★
約110分の熱いトークを約10分間だけ公開しています。
がくゆう受験チャンネル」ぜひご覧ください!

学優舎

静岡県沼津市の受験指導塾。中学受験・高校受験を通して全人教育を行い、2020年で29年目になります。耐える心・励む心・感謝する心をもつ「努力士」を1000人あまり輩出してきました。彼らは国際弁護士、医師、看護師、学校の先生、公務員、アナウンサー、モデルなど多様なフィールドで活躍中。子育真っ最中の卒業生もたくさんいます。共通するのは、受験を通して「勉強は楽しいものだ」と知の世界を拡げていったこと。そして今もさらなる夢や高い目標に向かい、日々学び続けています。先輩たちの偉大な背中を追いかける塾生たちも、この混沌の世界の中で、未来を切り拓く力を毎日たくましく蓄えていっています。毎日のにぎやかな様子はコチラ ↓↓↓ から最新情報を発信中!
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9月27日(日) 28th「学校を知ろう。」開催決定!!

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