見出し画像

塾に任せて欲しい

みかん:
学優舎note担当みかんでーす

画像2

土屋:
学優舎の塾長です。土屋です。

画像2

みかん:
なんだかカッコつけてますね

土屋:
ふふふ。筋金入りのトラッドです

みかん:
あのー、質問。トラッドとアイビーって何が違うんですか?

土屋:
超ざっくり言うと
トラッドは英国由来の流行に左右されない時代を越えた機能美的カッコよさ
アイビーは大学生ぽい若々しさ。でも「ねばならない」ルールが結構多いんだよ
俺はね、それよりもプレッピー。ちょっと着崩した感じがいいの

ファッションは型じゃなくて精神なんです!

函嶺白百合の受験の壮行のとき、
Dr.Martinのキルトタッセル(ローファー)を履いてたら、
柳教頭先生が目ざとく「土屋先生、それイイねえぇぇ―!」
G.H. BASSのローファー(マイケル・ジャクソンがビリー・ジーンで履いてる)
のときも「色がイイねぇぇー!」って。さすがトラッド同志

みかん:
いつかnoteで「ツチヤの蝶ネクタイコレクション」しましょーよー

土屋:
ボウタイね

みかん:
え、違うの?!

土屋:
「蝶ネクタイ」って絶対に付けたことが無い人の言い方
する人にとっては「ボウタイ」

みかん:
……本題に入りましょ
がくゆう受験チャンネルのこの回

スクリーンショット 2020-05-13 1.06.39

また随分と好戦的な。「並べ方と組み合わせ方」の回になると、
「物知りのお父さん、お母さん」が子どもの勉強を邪魔しにかかるんですか?

土屋:
この回に限らずですが、例えば子どもが一生懸命、算数の計算や証明を
コツコツやっているところを、通りがかった親が覗き込んでこう言うわけです

父「何メンドクサイことやってんだ。もっといい方法教えてやるよー。ほら」
子「わーすごーい! めっちゃ簡単! お父さん流石だねー!」
父「だろ? (ドヤ顔)」

父 → 威厳を保つ。自己満足。
子 → なんにも賢くならない。

みかん:
あ゛~~~~~、お母さんもやっちゃうかもしれませんね。
子がダラダラやってて学習進まない終わらないのにイラついて
「ほら、こうやればもっと早く出来るじゃないの〜! テストもこの方法でやりなさい!」
で、テスト後に生徒が目をキラキラさせて(わざわざ)言ってくるわけですよ。
「先生のやり方よりも、お父さん(お母さん)に教えてもらったやり方でやった方が点が取れた!」

土屋:
それはみかんの教え方にも改善の余地があるな

みかん:
ぐぬぬぬぬ。。。

土屋:
まぁ小さな成功体験にはなるかもしれないから別に良いんだけど。
正解することに意味があるという話ではなくて、経験の質の問題。
自分の手を使って、失敗して、挫けずやり直して…つまり「時間をかけて」
自分で理解を手繰り寄せるように「積み重ねて」獲得した経験かどうか

その子は別の単元になったら、きっとこう言うね
先生「質問ある?」
生徒「1番から4番まで全部ーー!」

みかん:
あるあるですね、、、解いたり考えた跡がなくて、とにかく全部を
教 え て も ら い た い 。

土屋:
自分で考えるのがメンドクサイのを「わからない」という言葉に置き換える
自分が言っている「わからない」は、時に「メンドクサイ」という意味であると
子ども自身、区別できていない時もあるからさ
その瞬間がきたら、めんどくさがっちゃいけないんですよ、親も、子どもも。
「なんてメンドクサイことやっているんだ」と「メンドクサイ」=考える経験を、
子どもから奪わないでほしいです。マジで。

スクリーンショット 2020-06-13 16.01.16

みかん:
実際、調べるのってそんなにメンドクサイんですか?
「並べ方と組み合わせ」って。。

画像4

土屋:
そんなことないない。楽しいよん。
中学、高校と数学は抽象化していくから、その前段階として、
小学生には、この物事が並ぶ具体的なイメージ ↓↓↓ を脳内に作らせたいの

スクリーンショット 2020-06-13 16.03.45

小学生の「並べ方・組み合わせ」と中学生の「場合の数」で大切なのは、
もれなく、
重複すること無く、
調べ上げること


表にまとめたり、樹形図を書いたり↑、辞書式に書き出したり
こうした「調べる技術」で具体的なイメージを徹底的に作りこむことで
高校生の「順列・組合せ」の基礎概念が理解できるんだよ

スクリーンショット 2020-06-14 13.23.12


指導者や保護者によっては、P(permutation)とかC(combination)とか
高校生が使う公式で答えを出させようとするけどさ
小学生は、自力できちんと調べることができるかどうかが肝(キモ)
同じように計算しているように見えるけど、計算の意味が違う
そこを十分に理解して見守ってあげてほしいんですよ。。。

みかん:
でも、、作業や計算の速さって、どうしても必要になってきません……?

土屋:
経験なくして速くはなりません。
調べるってことは「投げ出さない」「気を逸らさない」自分の心との戦い
・集中力
・持続力
・観察力
・失敗力

これは「経験」の中でしか培われない。
自分の手と頭を使って、失敗したり、書き直したり、
あれやこれや試行錯誤してきた体験を重ねた上で身につくものだから。
その経験値が自分で自分を勉強させる力の熱源になる

みかん:
すぐ投げ出したり、気が逸れる子が自分で何でもやれるようになる、
面倒くさいことを面倒くさいと思わずにやれる心を育てる、
そんな都合のいい魔法みたいなトレーニングなんて、あるんですかね〜

土屋:
あるよ。
「家のお手伝い」をしている子は、普段から「考える」ことに慣れている

画像10

家の手伝いって、そもそもメンドクサイじゃん
メンドクサイからこそ速く終わらせたいし
でも、ちゃんとやらないと後々厄介な展開になるのも知ってる(笑)
「考える」キッカケがいっぱいあるでしょ
だから経験を積むほどに上手く、効率的に出来るようになっていく

普段の生活のなかに、
子どもが「積極的に考える」機会を創ってあげれば良いんです
家の仕事を分担してくれるんだから、親子で一石二鳥です。ガハハハハ

みかん:
最近、巣ごもりブームでパン作りとか、餃子を皮から作るとか、家庭菜園とか
本来「メンドクサイ」ことに、多くの人が一斉にハマり始めましたよね
時間はかかるし、手間もかかるけど、上手くいけば嬉しいし、達成感もあるし
失敗しても「リベンジだー!」とまた挑戦したくなるし
これって純粋に楽しいんですよね〜

土屋:
そこで、賢いお父さん・お母さんたちには、
子どもと一緒に遊んだり、生活の場面でこそ物知りぶりを発揮してほしい
生活の場面で教えてあげられる知識や体験って、無限にあると思うんです
家族で釣りに行った時、まぁ寿司屋でもいいけど
「産卵前(旬)のイサキは栄養をたっぷり身体に蓄えるから美味いんだー」
とか教えてあげられるお父さん(お母さん)、素敵です

画像8


逆に親が出来ないこと
学校や塾の先生に子どもを預けて、任せている部分においては
その先生方の指導法の根底にある教育観や、学習に対する考え方を
全面的に信頼してほしいです


>>>  学優舎に任せてくださった結果がこれだ

親御さんが先生方を信頼してくださる
↓ ↑
先生たちの力が最大限に発揮される
↓ ↑
子どものポテンシャルが増大する

みかん:
わぉ、正しく塾の「三方良し」!


〜お詫び〜
がくゆう受験チャンネル「6年上 並べ方と組み合わせ方①」ですが、
すいません、一か所間違っているところがあります。
どこかわかったら、ちゃんと見てくれたって事ですね。感謝です!

学優舎

静岡県沼津市の受験指導塾。中学受験・高校受験を通して全人教育を行い、
2020年で29年目になります。
耐える心・励む心・感謝する心をもつ「努力士」を1000人あまり輩出してきました。彼らは国際弁護士、医師、看護師、学校の先生、公務員、アナウンサー、モデルなど多様なフィールドで活躍中。子育真っ最中の卒業生もたくさんいます。
共通するのは、受験を通して「勉強は楽しいものだ」と知の世界を拡げていったこと。そして今もさらなる夢や高い目標に向かい、日々学び続けています。
先輩たちの偉大な背中を追いかける塾生たちも、
この混沌の世界の中で、未来を切り拓く力を毎日たくましく蓄えていっています。
毎日のにぎやかな様子はコチラ ↓↓↓ から最新情報を発信中!
学優舎HP学優舎Twitter塾長Facebook学優舎公式LINE

こちら ↓↓↓ も読んで頂けると学優舎はとっても嬉しいです。
保護者の皆さんに聞いてみた「学優舎ってこんなところ」

>>>最新情報! 
2020年6月20日(土)
「静岡県東部4校オンライン合同説明会」初開催!

画像7


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?