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岡崎体育が大ブレイクして4年たったらしいです。岡崎体育でみる世界史。

岡崎体育が「MUSIC VIDEO」で大ヒットしたのって、2016年なんですって。
え!?もうそんなにたったの?派と、意外と最近なんだな派にはっきりと分かれるでしょう。
この話は今後、2020問題として日本史に載ることになります。

ちなみに本名は 岡 亮聡(おか あきとし)。

私は専ら後者。理由としては最近あまり岡崎体育を見る機会がなかったので忘れていたからだと思いますが、せっかくなので岡崎体育がデビューしてから、本日まで、世の中何が起こったのかを見ていきましょう。

2016年

(海外)

・アメリカ大統領選でトランプ勝利
・イギリスEU離脱決定

2016年の世界史で多くの人が覚えているのは、トランプの勝利ではないでしょうか。
ヒラリークリントンが優勢で始まった選挙でしたが、徐々にトランプの勢いが増し、最終的には大勝利。
アメリカ最優先主義でトランピズムとも呼ばれる政治は、世界各国へ影響を与えています。

イギリスのEU離脱が決定したのもこの年。
EUとはヨーロッパを中心に、自由な人・物・サービス・お金の移動を掲げできた連合ですが、自国だけで十分な力があるイギリスは、同時多発テロやリーマンショックなどの世界的な危機に対応しずらいとして、離脱を決意。
2020年に正式にイギリスはEUを離脱しました。

世界情勢が変わった出来事が起きた年でした。

(日本)

・熊本大分地震発生

熊本・大分で大きな地震が発生しました。
この地震では、二度にわたる震度7が観測され話題に。地震といえば、本震→余震という流れが当たり前だと思われおり、しかも余震は本震よりも弱いのは一般的。
メディア等でも本震と表記され「余震に注意するように」との報道がされていましたが、熊本地震以降はそのような表記は避けられるようになり、地震終息後、前震・本震・余震の区別がされるようになりました。

そのほかにも、暗いニュースが多い年です。

(岡崎体育)

・岡崎体育デビュー
・初アルバム「BASIN TECHNO」発売
・MUSIC VIDEO発表

岡崎体育のデビューは2016年。当時は「Mrs. GREEN APPLE」や「ぼくのりりっくのぼうよみ」などが売れ始めていました。

Twitterなんかでまれにみる人。そんな印象。

厳密にいうと、この二曲は2015年発表で、メジャーデビュー以前の曲ですが、曲の方向性はそんなに変わっていません。
この「FRIENDS」なんて、NHKのみんなのうたとかに出てきそうな曲調と歌詞でやさしい歌かと思いきや、岡崎体育の右手のペンギンが「例えば80万の利益が出たとすると~~~」という変に具体的な内容と軽いバンドディス。
テクノ系でポップな曲調にパンチある歌詞。それが岡崎体育です。

岡崎体育の代表曲「MUSIC VIDEO」が発表されたのも2016年。

2017年

(海外)

・中国で習近平の一強政治が確立

「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」が党規約に明記されれ、事実上の独裁が確立されました。
建国100周年を迎える21世紀半ばまでに「社会主義現代化強国」になると宣言し、現在はアメリカに次ぐ大国となりました。
当時は批判されがちだった強国政策でしたが、結果として世界を引っ張る国になったところを見ると、考えさせられます。

(日本)

・森友加計問題
・台風・大雨被害が連続発生

森友学園への国有地格安売却と加計学園の獣医学部新設をめぐった議論が発生したのが2017年。
多くの人が内容は分からないけど覚えている話。通称「もりかけい問題」。
そういえばこの前の国会でも話していたような……

台風被害が多かったのも印象的な年。
特に、福岡・大分を襲った台風3号は九州北部豪雨を引き起こし福岡・大分で死者38人、大規模な土砂崩れや河川の氾濫など、多くの被害が出ました。
最終的に2017年は台風5号、18号、21号で死者を出した年になりました。
台風や津波・地震など、日本に住む以上避けられない災害であり、国レベルでできる対策だけではなく、一人ひとりの対策(自助)も重要です。

(岡崎体育)

・「MUSIC VIDEO」が第20回文化庁メディア芸術祭で「エンターテインメント部門 新人賞」を受賞
・2ndアルバム「XXL」発売
・タイアップが増加

やはり大きな出来事はMUSIC VIDEOが賞を受賞したこと。

先ほども書きましたが、2016年の発表時点できゃりーぱみゅぱみゅや星野源など、名だたる歌手に絶賛され、ほぼ無名の太った男が公開3日で25万再生という化け物じみたことが起きていた。

この曲の凄さなんてきっと何度も語られているんだと思いますが、特にすごいと思うところは
・簡単な歌詞
・あるあるの引き出しの多さ

作詞家にしろ小説家にしろ脚本家にしろ、自分が持っている言葉の多さを自慢したい生き物。もちろん私もその一員だと思います。それは仕方がなくて、やっぱり難しい言葉とかいい感じのワードとかを入れたほうがカッコよくなっていくとおもいます。
しかしそういうのは往々にして作者の自己満足になりがち。それこそ、尾崎世界観ほどの才能がないと、逆にダサくなってしまうんです。

この曲はめちゃくちゃ簡単な歌詞で出来ていて、内容も誰もが一度見たことあるものですのですごく聞いてて楽しい。

2016年と2017年は今振り返っても岡崎体育の年。CMの曲や主題歌でも聞く機会が多かったです。

とくにXXLに入っている「感情のピクセル」は圧巻。めっちゃカッコイイだけじゃなく面白いので必聴。

パピコのCMでも話題になりましたね。

2018年

(世界)

・平昌オリンピック開幕
・インドネシア地震発生

平昌(ピョンチャン)冬季五輪が開幕し、日本でも多数のメダルが取れ、大いに沸いたオリンピックでした。
特に印象深いのは羽生結弦の冬季オリンピック連覇でしょうか。
このオリンピックは、冬季五輪史上最多の92か国・地域から参加され、アイスホッケーでは北朝鮮と韓国の合同チームが結成されたことも話題に。

また、インドネシアでは2000人の死者が出た地震が発生。
津波も到達したため多くの被害が出ました。

(日本)

・「みなさんのおかげでした」「めちゃイケ」終了
・オウム松本元死刑囚らの刑執行

2本の長寿バライティが幕を閉じたのはこの年。日本のバライティを代表する番組でしたが、人気の低迷や予算の関係で終了することになりました。
特に「みなさんのおかげでした」は、吉本芸人以外が広々と活躍できる番組として、一部のファンの間で人気が高かったため残念でした。

オウム松本死刑囚らの刑執行も突然行われました。2019年に平成が終わるため執行されたようです。

2019年の元号改正に向けた動きが活発で、何事にも「平成最後の○○」とついていたのが印象的です。

(岡崎体育)

・NHK「まんぷく」に出演

昨年度から引き続き、CMや主題歌のタイアップが多かった年。

まんぷくに出たのはこの、英語に聞こえる日本語の歌がきっかけで、NHKのひとが岡崎体育が英語堪能な人物だと思われたためらしいです。

この曲はサチモスあたりのシティポップっぽい音に、英語に聞こえる日本語の歌詞を当てた曲。

岡崎体育史は以上。

2019年

(海外)

・香港デモ過激化
・アマゾンで森林火災発生

2019年は、日本と近隣諸国の関係が話題になった印象。
香港のデモや韓国のホワイト国除名など、記憶に新しいでしょう。
香港では学生ら約100万人(主催者発表)が参加する大規模デモが行われ、「5大要求」を掲げるデモ隊と警官隊の衝突が続き、逮捕者や死傷者が続出しました。

アマゾンでの森林火災では、日本のユーチューバーなども募金を呼びかけ話題に。

(日本)

・元号が令和に
・ラグビーワールドカップで日本チームが活躍
・キャッシュレス元年

2019年といえば改元ですね。普段であれば自粛ムードの改元ですが、今年はお祭り騒ぎでした。
また、キャッシュレス元年と銘打って政府主導でQR決済やクレジットカード決済などを進めていたのも、新しい試みでした。

PayPayやaupay、楽天Payなど、この時に使い始めた人も多いのでは?

また、日本で開催されたラグビーワールドカップも大いに盛り上がりました。決して期待されていたわけではない日本チームが、他国の強豪に勝利をおさめていく姿は感動的。
また、日本の各地で開催された本大会は、地域活性化にもつながりました。

(岡崎体育)

・さいたまスーパーアリーナでワンマンコンサート


これまでも多くのスターがさいたまスーパーアリーナでライブをしてきましたが、完全に一人でライブを仕切ったのは岡崎体育が初。

自身の目標の一つであったSSAコンサートを終え、やり切った岡崎は、ユーチューバーとなりました。

2020年はどんな動きがあるのか。

今のところ岡崎体育はユーチューバーとしての活動しかありませんが、今後に期待です。

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