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舞台は火星?!非日常にとびこんで発想を広げてみる。【第5回中学生夢ゼミレポート】

9月24日(火)、27日(金)と第5回の中学生夢ゼミがありました。
全10回の中学生夢ゼミもいよいよ折り返し地点ですね。
月に1回とはいえ、自己紹介、インタビュー、ちがいを味わうなど様々なワークを通して一緒に時間を過ごしてきた中学生たちのなかで、心地よい居場所感が生まれてきているように思います。

今回のテーマは…?

さて、今回のテーマは「非日常にダイブ!想像の翼をぐわっと広げる」。
学校や家庭といった普段生活している環境から少し離れて、空想の世界で自由に創造してみる。
そもそも普段の生活の場から中学生夢ゼミという空間に飛び込んできてくれたみんなに、さらなる越境の体験を通じて自分が飛び込めるフィールドをぐいぐい広げていってほしい。そんな思いで今回の夢ゼミを考えました。
部活に勉強に忙しい日々を送る中学生にとってあまりない経験だったと思いますが、どんな時間になったのでしょうか?

さあ出発!

みんなで火星に行きました

非日常をテーマにした今回の舞台は、なんと火星🪐
地球でチェックインをした後、早速みんなでロケットに乗って火星に向けて出発です。
あまりのテンポ感に若干の戸惑いを抱えている中学生たちに、着いた先であるミッションが言い渡されました。

火星で街づくり?!

開拓者として街をつくってみよう

そう、今回のミッションは火星で街づくり。
常に極寒で重力が小さく水も簡単に手に入らない。しかも未知の火星人と共存しなければならない。
そんな困難な条件下で、中学生たちはああでもない、こうでもないと話し合いながら自分たちなりの街をつくっていきます。

月曜コースの1コマ 右下にいるのはまさか火星人…?
金曜コースの1コマ ホワイトボードを活用!

地球とは全く異なる条件に悪戦苦闘しながらも、わいわい議論しながらみんな楽しそうに思い思いの街をつくっていました。
中学生火星開拓部隊に与えられた時間は10火星年間(地球でいうと30分)。
あれこれ話しているうちに一瞬で過ぎてしまったようです。

お待ちかねシェアタイム!

火星流のあいさつは「アデキオ!」
地下水へと続くウォータースライダー

どんな時間になった?

最初は戸惑い気味だった中学生たちも、最後にはすっかり火星の住民に。
地球に帰還して、今回の感想を聞きました。以下に一例を紹介します。

自分が火星人になりきって暮らし方を考えるのが面白かったです。頭がやわらかくなりました!

壮大な世界観で困惑したけど最終的には火星になじめた気がします!!火星のマグマは人間の適温だと信じて飛び込んでみたいです!!!

火星に自分たちが住むということを考えたことがなくてとても面白かったです。他の星でもやってみたい。

初めてで不安だったけど気軽に受け入れてくれて楽しかった。過ごしづらそうな太陽で考えてみたいと思った。

まだまだ考えたいことがあるからもっと時間欲しかった!

火星に酸素があるのか、火星人は何が好きなのかなど火星の環境が全く分からなくて1から考えるのが難しかったです

考えたことなかったけど、案外考えてみたら色んな方面から意見がでてて どんどん色んなシステムが出来ていくのが楽しかった。

それぞれが自由に発想を広げ創造することを楽しんでくれたようでなによりです。

人生には、心地よい居場所を出て新しい環境に飛び込んでいく機会がたくさんあると思います。
そんな時に大切なのは、自分にとって未知のものを受け入れる柔軟さや、常識にとらわれない自由な発想ではないでしょうか。
今回の経験が、中学生のみんなにとって、新たな一歩を軽やかに踏み出す助けとなればとっても嬉しいです。

次回は10月、一体どんな回になるのでしょうか?
乞うご期待!

(記事を書いた人:星川七海)

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