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憧れと現実が近づいてきた#11

怪我が治ってから10日ほどたった。

ウインドサーフィンと今まで通りのトレーニングを再開することができ、朝のバイトも復活したので毎日が大忙し。時間のあるときにnoteを書こうと思っても家に帰るとご飯を食べるか寝るかの2択(笑)

相変わらずギリギリの生活で

「今日も生ききったぞ!」

寝る前にそう思う毎日だけど、充実している。


怪我が治ってからすぐ、横須賀市のイベントに参加させてもらった。

「横須賀うみかぜカーニバル2022」

今回のイベントは横須賀にある「うみかぜ公園」で競技を披露させてもらった。オリンピックを目指し始めて1年もたっていない自分がこのようなイベントに参加させてもらえるなんて夢のようだった。

多くの人に僕がやっている「ウインドサーフィン IQ FOIL」というオリンピック種目を認知してもらえたこともうれしかった。


8/2~8/6は鎌倉で強化合宿に参加してきた。

IQ FOIL 強化合宿

僕が練習している津久井浜で行われた練習会には参加したことがあったが、ほかのゲレンデで同じ種目の人たちと合宿をするのは初めて。

コンディションは風が弱く、なかなかきつかったけど普段できない質の高い練習ができて、自分より数段上のレベルの人たちと練習ができて、参加できてよかったと心の底から思った。

また、コンディションが悪い日はルール講習会を行った。

ウインドサーフィンを6年やっているが知らないことだらけで勉強になったし、ウインドサーフィンの奥深さを知れて、もっとうまくなりという気持ちが強くなった。


去年の9月からバイトをしながら練習するという生活を始めたわけだが、今思うと最初の3か月はすごい大変だった。

そもそもうまく乗りこなせないのにプロ選手たちと練習する毎日。練習中、乗っている時間より海に落ちている時間のほうが長かった。

体も大きくしないといけないけど、練習しないとうまくならない。ジム行きたいけど一時間弱かかるから思うように通えず、仕事もしないと生活できない。マジできつかった。

それでも今年になってから道具が揃い、少しずつ上達してきた。友達とも遊ばず、買い物もせず、ウインドサーフィンがうまくなるためにはどうすればいいかということを考えて生活してきたおかげで、オリンピック選手たちと練習できる環境に身を置くことができるようになった。

「ウインドサーフィンで日本人がオリンピックでメダルを取るためにどうすればいいのか」という研究をとある企業がやっているのだが、ご縁があってその研究にも携わることができている。

もちろんバイトをしながら競技をするという厳しい環境は変わらないけど、今日までウインドサーフィンを中心とした生活を一生懸命やって来たから、誰に聞かれても自信をもって語れる生活ができている。

学生を卒業してから、子供や友達に胸を張って語れる人生を送りたいと思っていたので、理想と現実が徐々に近づいてきているなと実感している。

1年でこれだけ変わることができてうれしくてしょうがない。自分の気持ちに素直になって、やりたいことを全力でやってきてよかった。

といっても今はまだ理想の自分の半分にも満たない。これからもっとウインドサーフィンの技量をあげていきたいし、時間に左右されない働き方も目指したいし、カッコいいパパになるための準備も始めたい(笑)

今後も色々挑戦するつもり。

応援してくれる人も増やしていけるように頑張っていこう。

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