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スーパーで働き始めて約1年。ついに・・・#13

スーパーで働くようになったのは去年の9月末。

海で練習している毎日だから、働いていると

「肌黒いですね。なにかやってるの?」

と、お客さんからよく声をかけられる(笑)

そこから会話が弾み、お客さんと仲良くなる事があるからそれはそれで嬉しい。

しかし、今日はいつもと違うお客さんと出会った。


いつも通り働いていると、僕の両親と同い年くらいの夫婦が何回もこちらの様子を伺っていた。


お客さんから商品について質問されるのは日常茶飯事なので、今回もなにか探しているんだろうと思って近づいてみた。


すると

「武田さんですか?」

まさか自分の名前を呼ばれるとは思ってもいなかったのでドキッとした。


「はい。そうですが・・・」


自分の名前を知られていることに若干怖い気持ちを抱きながら答えると、


「外のポスター見ました。オリンピック目指して頑張っているんですね」


あ、ポスターを見てくれる人がいたんだ。と一気に喜びの気持ちがこみ上げてきた。


以前記事にも書いたが、7月末にイベントに参加させていただいた。

その際、僕の紹介としてポスターを作成していただいた。そのことをスーパーの店長に話すと、

「ウチで貼ってやるから、ポスターもらってこい!」

そう言ってくれた。

その旨をイベント関係者に伝えると快諾してもらえて、ポスターを頂くことができた。

ポスターを掲示してもらった日は、嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちがあったけど、僕の活動を知ってもらえるキッカケになって活動に何かしらの好影響があったらなぁと思っていた。


そこから約2週間。何も起こらなかった。まあ結果も残しているわけでもないから当たり前。

それでも今日、ポスターを見てくれた人が直接声をかけてくれたことは、本当に嬉しかった。


僕は後悔をしたくないからこの道を選んだ。

これまで約1年、自分のやりたいことだったから競技の世界に飛び込んで必死に練習して働いてここまで生活してきた。

楽しいことも嬉しいこともあったけど、1人での挑戦だから辛いことも寂しいことも当然あった。

それでもここまで頑張ってこれている要因として

応援してくれる人の存在が大きかった。

  • 家族

  • ウインドサーフィンショップの人達

  • ウインドサーフィンの研究で携わっている方々

  • ウインドサーフィンスクールで関わった生徒さん

そして今日、スーパーで働いているときに「応援してます」と声をかけてくれる方がいた。

個人的な想いで始めた挑戦だったけど

いつの間にか応援してくれる人が増えていた。


もう僕の挑戦は僕1人のものではなくなっている。

応援してくれている人たちに、喜んでもらいたいし
元気や勇気を与えられる姿を見せていきたい。

より一層競技を頑張らなくては!
と思わされた1日だった。





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