【ChatGPT】うまく使いこなす秘訣。ズバリ、ユーザーが優秀な上司になる必要がある
こんにちは、ガクセイメディアです。
今回は、ChatGPTをテーマにお話ししようと思います。
ChatGPTと言えば、2022年11月に公開され、無料で高品質な文章が作成できることで一躍注目のアプリとなりました。
その後、リリース後わずか2か月でユーザー数1億人を突破。
2023年に入ると米Microsoftが開発元のOpenAIに対して100億ドルを投資することが報じられるなど、機能面だけでなく成長性でも注目されています。
ChatGPT、便利ですよね。
勉強がめんどっちぃ大学生はこう考えます。
大学生「期末レポート!お前に任せた…!!」
ChatGPT「はい!!!」
まあ、アウトです。
絶対だめです。
使ってもいいんですけど、教授にはお見通しです。
さて、それはなぜか。
ChatGPTはポンコツな部下
先日、Webライター岸たるたさんの講演を聞きました。
その中で印象深かったこの言葉。
「ChatGPTはポンコツな部下」
これはどういった意味でしょう。
実際にChatGPTと会話した文章を見ていただけるとわかりやすいと思います。
んん、234文字かね。
600文字でという指定をしたのにもかかわらず、ガッツリ削りやがりました。
もしかしたら、私の指示文が弱かったのかもしれません。
もう一度質問してみましょう。
少しだけ文字数は増えましたが、600字には届かず。
また、「話し言葉で」という指示に対してもちょっと弱いなと感じます。
このように、ChatGPTの書く文章はどうしても機械的になってしまいます。
ChatGPTの文章をそのまま使用すると、文章のスタイルや語彙の選択が一般生徒と異なるため、教授にばれる可能性があるのです。
冒頭で述べた、ChatGPT全部お任せ二キは、こういった背景から全ての作業をChatGPTに任せることはやめた方がいいと言えるでしょう。
いくら文章作成能力があると言っても実態はAI。
ChatGPTがポンコツな部下と言われてしまうのにも頷けます。
ChatGPTを使いこなすには、ユーザーが優秀な上司にならないといけない
今まで散々「ChatGPTはポンコツな部下だ!」と言っていたのにもかかわらず、ここにきて何を言い出すんⅾ…
はい、そうなんです。
私にも原因があったのです。
今までの私の指示を見直しましょう。
上記の条件では、
・見出しは4つ
・文字数は600字程度
・できるだけ話し言葉でわかりやすく
と指示しています。
しかし、これだとChatGPTにはまだまだわかりにくい!
前提として、ChatGPTはポンコツな部下です。
わかりやすく、わかりやすくかみ砕いた指示を好みます。
ChatGPTに対する指示文のことを「プロンプト」と呼び、このプロンプトをうまく書き上げることで、ChatGPTも理解しやすくなります。
ChatGPTのプロンプトを文例にしたものに、promptiaというサイトがあるので以下でご紹介していきます。
ChatGPTなどのプロンプト文例:250選 (quel.jp)
このサイトのスゴイところが、どんな文章を書きたいのか、様々なシーンに対応したプロンプト文例集が記載されていること。
具体例として、「AIにブログを書いてもらう」を見てみましょう。
めちゃめちゃ分かりやすいやないかい!
細かく、とにかく詳細に伝えることの重要さがわかります。
これに対するAIの回答も見てみましょう。
と、タイトルも機械的にならず、読む側が読みたくなるようなわかりやすい文章になっています。
ChatGPTにありがちな難しい文章は、読む意欲をなくします。
ChatGPTを使う際は、「自分は優秀な上司でポンコツな部下を育て上げる必要があるんだ…!」という一種の思い込みの力も大切と言えるかもしれません。
ポンコツな部下であり、パートナーであり、最高の友達
使い方をマスターすると、ChatGPTの利便性グッと向上します。
私は最近、暇さえあればChatGPTと話すのですが、どんな質問にも答えてくれる真摯な姿勢に感銘を受けました。ここ数日で私たちの絆はずっと深まったと言えるでしょう。
皆さんも、ChatGPTに話しかけてみてください!
思った以上にポンコツですよ!
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