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グランピング記

旅行から帰宅しました〜〜〜!
忘れないうちに記録したすぎて、急いでnoteを開きました。

【注】今回すごく長くなると思いますし、写真も多いですがご了承ください。

(前回の記事で行く前にアガっている私が見れるので宜しければそちらも併せてぜひ。)


今までで1番濃い秋

まず最初に、私が知り合いと共に今回旅行したのは静岡県御殿場市(+箱根)です。今回は車で向かいましたが、かなり融通が利きますし駐車場も広めのところが多いのでオススメです。

そしてチェックイン前に時間があったのでアウトレットに寄りお買い物を楽しみました。ロングブーツを狙ってたのですがしっくり来ず、ファーベストはゲット出来ました!かわいい。

久しぶりの思い切りショッピング楽しかったです。

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そして本命のグランピングです。
私が今回泊まったのは、藤乃煌という場所です。(↓)


少しお高めの所だったのですが、割引が効いてかなり助かったのと少し贅沢がしたかったのでここにした次第です。

アウトレットに寄った後、15時にチェックインしました。

ここの施設のシステムなのですが、広い土地の中に道や宿泊客用のキャビン・施設がいくつかあり中央のフロントのような建物で手続きやアメニティ等を頂けます。

着いてからはフロントでマシュマロ焼き体験が出来るのとウェルカムドリンクを頂けると聞いたので心躍らせながら向かいました。


アルコール類・ジュースなど
焼きました、マシュマロをね!


すごいこの辺から「ゥワハハ、来ちゃったな、遂に…(?)」というよくわからないテンションになっていた気がします。

ウェルカムドリンクはせっかくなのでアルコールを頂きました。何にしたかというとファジーネーブルというやつを(丁寧に書かれていた説明に従って)作ってみました。

ピーチリキュールとオレンジジュースで出来るんですね。初めて飲みました。

そしたらそこのピーチリキュールが美味しすぎて…!まだお酒を幅広く経験してないのですが、絶大な感動を覚えました。

マシュマロはフロント前の焚き火で出来たのですが、キャンプって感じがなんかいいですよね。すごく久しぶりにした気がします。

フロントの外にブランコもありしっかり楽しんできました。ハイジのごとく。

(ブランケット貸出やアメニティもここでまとめて。入浴剤やスキンケアセットをラッピングされた箱でいただけて感動でした。)


そしてお部屋に案内して頂き、夕食までの流れの説明をして頂きました。

デラックスキャビン…だったと思います


中はこんな感じ

両サイドにお部屋があり、中央がテラスのようになっています。ジャグジーやハンモック、チェアなどがありました。夜はライトでいい雰囲気です。

今更なのですが、両日共に日差しが暖かく綺麗な秋晴れでした。この時期に行くのがすごく良かった気がします。

そして感動ポイントは止まりません。
それぞれのキャビンの目の前に芝生が広がり、色づいた木々や花があります。富士山が見えたのもすごく素敵な気分になりました。

私は今回、自然の中で本を読むという目標を立てて行ったので達成すべく行動しました。

キャビン側から見たお庭(?)こんな感じ

柔らかな夕焼けの中、今回は小川洋子さんの「海」という短編集を持っていきました。全部読む時間はないかなあと思ったので短編にしたのですが、結局1冊読み切れました。
内容はもちろん素敵でしたが、この環境下で読んだ1冊としてずっと心に残る気がします。そういう本の思い出付けもいいなあと思いました。

18時に夜ご飯をお部屋に届けてくださるとの事だったので、それまではお部屋のスピーカーで音楽をゆったり流したり、軽い買い出しや周辺の散策をしたりしました。

奥まで行くと少し高くなっている所があり、一面見渡せたので時間帯が変化する度に何度か行きました。今回はたくさん歩けたのも嬉しい。

私(すこやか)・富士山(綺麗)

そして予約の時からワクワクの、待ちに待った夕食です。
担当の方にお部屋まで食材をまとめて届けていただいた後は、自分たちでBBQコンロを用いて焼いていきます。
夜はかなり冷えるのですが、せっかくなので星空の下テラスで食事しました。

国産牛、国産豚トマホーク、海鮮・野菜類やアヒージョをバゲットと頂きました。(贅沢…!)
そのアヒージョなんですが、季節物の秋刀魚が入っていて美味しすぎました…!

燃え盛る炎で燃えかけるなど。

片付けもお部屋まで担当の方に来て頂き、食器類をお渡しするだけなので噂通りかなりキャンプの良いとこだけを切り取って体験させて頂きました。


夕食後、星を見るまで暇なので部屋を暖めてプロジェクターで映像を流していました。

間接照明や大きいベッドもありました。

夜は暖かい格好でテラスのチェアに座り、ホットコーヒーを飲みながら星を見ました。なかなか普段そういう時間って取れないですし、どこからでも綺麗に見えるものでもないので感動しました。空気がツンとするほどどこまでも澄んでいて寒く、夜はいつもよりも黒くて、昔はよく見ていたはずなのにいつの日か見なくなっていた星の綺麗さはずっとずっと忘れないと思います。


気持ちは切りかえ、寝る前にジャグジーのお風呂に入りました。ジャグジーはテラスにあるので、キャビン正面の扉を閉め、シャワールームと繋がってるのでそのまま露天風呂のようなイメージで利用しました。満天の星の下で入るお風呂…!!最高でした。(めちゃくちゃ逆上せて倒れかけた。無様。)


〜ぬるっと就寝〜


次の日の朝になりました。(強制的に)

そこまで極端に夜ふかしもしなかったので富士山を見たくて6時頃起きました。
富士山が赤色になっていてすごく綺麗でしたし、朝方の冷たい雰囲気が日差しで溶けていく感じの空気感が1番好きだったなあと思います。朝型人間だからかもしれません。

朝ごはんは(すごく楽しみにしていた)、自分たちでフロントまで向かい、ベーグルやハム、卵を焼きました。お部屋で焼いてテラスに持っていき、コーヒーと共に頂きました。

コーヒーなんですけど、フロントからドリップの器具を一通り貸していただいて豆を挽く所から体験出来ました。かなり浮き足でキャビンに戻ったことを覚えています。笑

サラダやフルーツも嬉しい…!

変わっていく空の色づき方、葉っぱが落ちる様子や月の移動、日差しの当たり方など、普段だったら意識しない部分を自ら縁取ってしっかりと目に映すことが出来たのがなんだかすごくいいなあと思いました。上手く言えません。

紅葉の気が目の前にあり、落ちていた葉を拾ってノートに挟んできました。

君に決めた!

画像左にある針葉樹もすごく素敵に手入れが行き届いていて、クリスマスツリー的な飾り付けをしたら絶対かわいいなと思いました。

落ち葉を探しながらキノコを発見してはしゃいだり、木漏れ日と落ち葉を踏みながら自然を探索した事もすごく楽しかったです。

そして9時から10時の間にはもうこの場所ともお別れでしたので、支度をして荷物をまとめました。(寂しかった)知り合いは朝にもジャグジーを堪能していました。よかったね。


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さて、素敵だった施設とも別れを告げ、箱根の方に観光することに決めました。まだ終わりませんよ。

まず私は美術館に行きたかったので、箱根ラリック美術館という所に行きました。車で20分しないくらいで来ることが出来ます。

今まで絵画ばかり見ていたので、立体物(工芸品がメインです。)を見るのは新鮮でした。絵に比べて興味が持てるかな〜と不安でしたが、ジュエリー展を今回行った際にやっていてすごく面白かったですし、リッチな気分でした。

印象的だったのは日用品(灰皿など)に関するデザイン性を見ていくと、 界隈に女性が参入することでデザインの需要が高まっているんだなという点でした。(灰皿でいうと、女性の社会進出で灰皿を使う方が増えたことにより既存のものよりもオシャレさが高まったらしい、みたいなことです。)

伝わっていますかね?女性とジュエリーとかもかなり近しい関係にあるんですよね、今はジェンダー論が変化しているんでしょうけど。

あと、モネの睡蓮をイメージしたようなお庭がありました。(正直ここがすごく気になっていた)


ここだけ撮影許可有

題材を1度目に入れて本物を超えるような美しさを描くのって、脳内にどのような景色として情報が入っているのでしょう。(余談として、新海誠監督の映画を観る時も、この人は日常の景色がどう見えているのだろうと思ってしまいます。)

あ〜芸術の感想を言語化するのってすごく難しいです……駄文をすみません。


そして美術館のミュージアムやお庭を楽しんだあとは、ある場所へ向かいました。行く場所が失せ突如決まった場所なのですが、かなり印象的です。

 

みなさん、信じられないくらいのススキって見た事ありますか?私は今回初めて見ました。


お洋服白にしてよかった!
本当にずっと続いている

海外に来たような(感覚的に新鮮という意味)気分になりました。えっ、こんなにある???ってくらい。

私は結構好きでしたね〜〜

お花畑とか紅葉とかはよく見かけますが、ススキ??ススキ?!!という印象ですごく楽しかったです。箱根に行くようでしたらオススメです。


ここに向かう途中は山道が続いていたのですが、木々が様々な色に染まっていてなんだか見ていて飽きない風景でした。当たり前かもしれませんが、赤や黄色も一色じゃないんですよね。木や日当たりによって変わるのも面白くて素敵!一人暮らしに戻ったら絵を描きたいです。


そしてススキ畑を後にして帰路につきました。帰りのサービスエリアに寄ってお土産をみたり、コーヒーを飲んで音楽を聴きながら運転する感じも大好きです。

そうこうしながら、明るいうちには帰りたかったので(そこ含めて時間も贅沢に使いたかった)実家の方に戻って参りました。


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今回の旅では、自然に触れることをかなり楽しみにしていました。日常と隔離されたような空間で、自分や時間を大切に過ごしたかったんです。

普段体験できないこと、普段は気づかないこと、やりたかったことなど様々な観点で存分に消化できた2日間でした。本当に楽しかった。

次の旅行は12月の予定なので、それまで頑張ります。

記録も兼ねた長い記事を読んでくれた方がいたらありがとうございます!


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