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中学受験:理科・社会の本番で高得点をとる勉強方法

勉強の効果 = 集中力 × 勉強時間 × 効果的な勉強方法 です。ここでは効果的な勉強方法を紹介します。

中学受験の理科と社会のいずれかの成績が思うように上がらず困っている方塾に通っているが体力的にきつい方に読んで頂けましたら幸いです。理科と社会は自学自習でも模試偏差値63以上(四谷大塚さんの合不合判定テスト)はここで紹介します勉強方法で十分可能です。

また塾任せですと「模試には強いが本番に弱い」ということが往々にしてあります。ここで紹介する勉強方法は「本番で満点近くとる」ことを目的としたものですので、途中の模試成績には直結しませんが、10月以降の本番前の模試成績は急に高まります。勿論、本番に向けた勉強方法ですので本番には模試より強くなります

受験塾に通われている方もこの勉強方法を頭に入れておくとより効果的です

それでは中学受験で理科と社会で満点近くを獲得した勉強方法についてご紹介したいと思います。塾には通わせませんでした(塾なし)が、大手塾の模試は受験し偏差値を定期的にチェックしていました。小学校5年生の夏休み後から勉強を開始し、5年生12月の四谷大塚模試で偏差値45に達したことから中学受験をすることを5年生冬休みに本人と決めその後本格的に勉強を進めました。

ここで紹介する勉強方法は塾なしで5年生冬休みから実施したものです。6年生12月の合不合判定テストでは理科、社会ともに満点近い点数をとり偏差値は65以上となりました。受験本番でも第一志望校で理科、社会ともに90%程度(自己採点)の点数をとることができました

塾に通わなくてもここまで理科と社会の成績を上げることができると確信しましたので記事にすることにしました。また模試の偏差値が合格圏に届いていたとしても実際の受験問題は解けないということに早くから気づき、夏休み前から勉強方法を大幅に変更したことが勝因であったと確信しています。模試偏差値だけを信じていたら合格できなかったと思います。

メモリーチェックやコアプラス、塾のテキストを完璧にしても上位校の実際の入試問題で合格圏には届きません

ここでご紹介する勉強方法により安定した実力を理科と社会でつけることができ、偏差値60以上(80%合格偏差値)の様々な中学校の理科と社会の受験問題をほとんど解けるようになりました

理科と社会は算数と異なり偏差値を上げられる確率が高い教科です。算数が少し苦手で算数の勉強に時間を取りすぎていると全体の偏差値も伸び悩んでしまいます。

受験本番は総合点での合否ですから、限りある勉強時間をどのように使うと総合点を最も高く出来るのかを個人の特性に合わせて考える必要があり、それが当人の最良の戦略となります。本番で突然の難問やミスが発生する可能性がある算数より、それ程時間をかけなくても実力がつき安定して高得点を確保でき、難問も出題されない理科と社会を盤石にする作戦は有効でした。

理科と社会でほぼ満点を取ってしまえば算数で少しミスをしたとしても総合点は合格ラインを余裕で超えると思います。但し、偏差値68以上の中学では受験生は理科と社会は当然万全としてきますので、算数のミスは致命的になってしまいます。

 本記事を読んでメリットのある対象者は
・四谷大塚の合不合判定テストで理科と社会の偏差値63以上を達成したい中学受験生をもつ親御様
・模試のテストだけでなく中堅から上位校の本番受験問題でも理科と社会で安定して高得点を取りたい中学受験生をもつ親御様

本勉強方法により限りある時間で効率的、効果的に偏差値を高めて頂ければ幸いです。理科、社会は塾に通わず自学自習で十分成績を上げられます。もしろ理科、社会は塾に通わせず自学自習した方が成績が上がると正直思っています。小学生の体の負担軽減となり集中力も向上します。塾に通わないのは不安という方は季節講習の代わりにこちらの勉強方法を実践すると効果的です

但し、親御様のサポートは必須となります。算数と異なり、理科、社会は特殊な解き方等はありませんので親御様で十分対応できます。親御様は年号など覚える必要はなく、解答・解説を見てわかりやすく説明できればそれでよいからです。会社での仕事に比べれば簡単です。

本勉強方法が正しかったことを私立中学に入学して作問に関わったであろう先生のお話で確信しています。是非、参考になさって下さい。


目次
【社会】
<使用した教材>
<実施したスケジュール>
<実施した勉強方法>
<四谷大塚 合不合判定テスト結果>
<過去問結果>
<受験本番結果>
<振り返りと考察>
【理科】
<使用した教材>
<実施したスケジュール>
<実施した勉強方法>
<四谷大塚 合不合判定テスト結果>
<過去問結果>
<受験本番結果>
<振り返りと考察>

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