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“人は、複雑な信仰を持ちうる。”川村元気『神曲』を語る。


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お金

愛・・・

人にとって根源的なテーマを描くのが自らに課したミッション。

映画プロデューサー、作家 川村元気。

その最新作『神曲』(新潮社)

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この作品のテーマは、信じること、信仰。

ある家族の穏やかな日常は

通り魔に子供を殺されたことによって一変する。

一家に不思議な聖歌隊が訪れ、母親はその活動にのめり込んでいく。

信じるもの

信じようとするもの

信じることに疑念をいただくもの

信じること、信仰とはなんなのか?

この物語で何を問うてどう導いてくのか?

“目に見えないもの対して依存度が増している”

“自分は何を信じるのか、信じないのか、信じないでいることが幸せなのか・・・”

“人は何を持って幸せになるかということに興味がある・・・”

この現代社会の集合的無意識が ここにある。

じっくりとお聴きください。

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川村元気
1979年横浜市生まれ。『告白』『悪人』『モテキ』『君の名は。』『怒り』『竜とそばかすの姫』などの映画を製作。2011年、優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。12年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表。同作は21カ国で出版され累計200万部を突破。18年、初監督作品『どちらを』がカンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に出品される。主な著書に小説『億男』『四月になれば彼女は』『百花』など。21年3月、初の翻訳本『ぼく モグラ キツネ 馬』が刊行された。最新刊は新潮社『神曲』。

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