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“いっぱい色んなものを隠し、埋め、漂わせた物語”高山羽根子『首里の馬』を語る。

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2009年「うどん キツネつきの」で第1回創元SF短編賞佳作。

2016年「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞受賞。

そして今年2020年『首里の馬』(新潮社)で第163回芥川賞受賞。

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沖縄の古い資料館で様々な記録の整理をする。

オンラインでクイズを出題するオペレーター。

それが主人公の仕事。

台風が近づくある夜、幻の宮古馬が庭に迷い込んできた・・・

どんなものでも記録は残しておきたい。

一方で何でも記録されるのは気持ち悪いことでもある。

記録するとはどんなことなのか・・・

そしてその物語が生まれた背景、経緯は?

静かな 静かな物語。

でもその中にある作者、高山羽根子の確かな思い。

自身、美大の出身で絵を描いてもきた。

絵を描くこととと文章を書くこと。

“絵で描ききれないことを文章で描き、

文章で描ききれないことを絵で描く。”

その思考とは如何なるものなのか?

貴重なインタビューをじっくりとお聴きください。

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高山羽根子
1975年富山県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。2009年「うどん キツネつきの」で第1回創元SF短編賞佳作、2016年「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞を受賞。2020年「首里の馬」で第163回芥川龍之介賞を受賞。著書に『オブジェクタム』『居た場所』『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』『如何様』などがある。最新刊は第163回 芥川賞受賞作『首里の馬』(新潮社)

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