「茶道」 ベストセラーの威力

趣味として細々、茶道としています。
1年と少し続け、「小習」という許状を取得しました。
「許状」をどんどんと積み重ねていくと、「看板をもらう」、いわゆる免許皆伝となります。
年功序列的な風土が強く、年数を重ねることがまず第一。修行です。

さて。許状をいただく際に、「伝書」と呼ばれる、作法の流れが書かれた本を購入します。
ISBNなどはついていない、あくまで身内のみでの販売です。

その本、奥付を見ると、なんと2版15刷り!
価格もそれなりにするのに、多くの方に読まれている。ロングセラー本です。

正直、伝書は稽古ではほぼ使いません。使うとしても、図版入りの、もっとわかりやすい本を使います。
ですが、それらの本も「伝書」からの派生。聞くところによると、世界で最も売れている本は「聖書」と言います。

「教え」をつくれるだけの本。そのレベルの高みはまだわかりませんが、何かその後に波及していくような…そんな本を目指したいと感じました。

(文責:いつも腹ぺこS)

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