「新米」と「ベテラン」分かれ道

前回、「子供が間違った(正確ではない)知識にたどり着いてしまったら」と書きました。
ちょうどその日、校正者の方が来社され、なんのひょうしか「記事」の話になりました。

「この文章、教員的だなぁ」
「そもそも、子供が『間違った知識』にたどり着いたら、それは教師の教え方の責任では?子供のせいではないのでは?」

言われてみれば確かに、その通り。
自分自身がなぜこの「思考」になったのか、ふりかえりをしてみました。

思えば大卒1年目。実は、初っ端から「学級崩壊」を経験しました。
やりたいことをやりほうだい。秩序もなにもなく、もちろん学習は進みません。
ダメだった原因は数多くあるのですが、その一つが「子供と同じ目線でいた」ことだったのでは、と思います。

一般的に、組織では「ボス」と「リーダー」が重要視されます。
当時の自分は「リーダー」になろうとしていました。
できないことはやってあげる、何でも教師が率先して動く…。
子供との信頼関係が築けていないまま続けていると、教師への「要求」が大きくなっていきました。そこで、
「忘れ物をしたら、その子の責任」等、「自己責任」を強めていきました。

…そんな経験が引っ張られてか、「教員的思考」が眠っていたんだなぁ、と感じました(あまり良くないことですが)。
新米とベテラン教師の差、ここにあり。

(いつも腹ペコS)
※アドバイス等ありましたら、ぜひお聞かせください!勉強させていただきます。

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