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学芸本の読み方

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学芸出版社の本や会社について書かれたnoteの記事を集めています。
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#ファシリテーション

レポート:「問いのデザイン」出版3年ちょっと記念企画―「探究」において問いをいかにデザインするべきか?(学校編/ビジネス編)

本記事は関西大学事業推進グループが主催した、安斎勇樹さん(株式会社MIMIGURI代表取締役 Co-CEO)と塩瀬隆之さん(京都大学総合博物館 准教授)が登壇された『問いのデザイン-創造的対話のファシリテーション』出版3年ちょっと記念企画のレポートです。 モデレーターを関西大学事業推進グループの松田佳織さん、当日のグラフィッカーを奥野美里さん、永阪佳世さん、サポートを谷芳明さん(おとん)が務められた本企画は、以下のように大きく4部構成で進められました。 そして、当日のグラ

グラフィックレコーディングに携わる人たちの凄さ 〜比喩・イメージ・言葉〜

グラフィッカー4人の舞台裏を大公開!|『描いて場をつくるグラフィック・レコーディング』刊行記念連続トーク vol.4 というオンラインイベントに参加しました。 今回は、グラフィックレコーディングに携わる登壇者の方から感じた凄みを中心に書いてみます。 グラフィックレコーディングに現れる感性オンラインイベントの流れ ・各登壇者の方が、自己紹介・実例を発表 ・他の登壇者からのコメント  ・随時質問 ①「感想」ではなく「ハーベストバック」グラフィックレコーディングに携わる方の「

グラフィックレコーディングイベントに参加して考えたこと!

グラフィックレコーディングとは 現在、進めているアートスクールの話内の場面や、地域活動でのいろんな人との関りをなどの中でどんな場を作っていければよいのかを考えています。その中で、ビジュアルで記憶するタイプの僕が注目した一つがにわかに注目が高まっている「グラフィックレコーディング」です。 グラフィックレコーディングとは、 『絵や文字を用いて、会議やワークショップなどの話し合いを可視化し、記録する手法。』です。 話し合いの「可視化」!! 上の画像は、グラレコ活動をされてい

対談インタビュー#1_稲垣さん・伊勢田さん・酒井さん・玉有さん(前編)

 書籍『描いて場を作るグラフィック・レコーディング 2人から100人までの対話実践』の発売に伴って、「場づくり企画部」が発足しました。グラレコや対話、場づくりにかかわるインフォメーションやコンテンツを発信したり、関係性がうまれていくキッカケづくりを行っていきます。  その第一弾!として、編著者・有廣悠乃(ありひろ ゆうの)さんと共著者のみなさんによる対談インタビュー企画を始めます。 はじめに書籍『描いて場を作るグラフィック・レコーディング 2人から100人までの対話実践』

新刊『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』好評発売中!

2015年に出版企画が立ち上がってから苦節5年、大変長らくお待たせしてしまいましたが、ようやく書籍『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』(安斎勇樹・塩瀬隆之著 学芸出版社) が6月4日に発売されました! 企業の商品開発・組織変革・人材育成、学校教育、地域活性化などの複雑な課題解決において、問題の本質を見抜き、正しい課題を設定するための思考とスキル。そして関係者を巻き込み課題を解決するためのワークショップデザインとファシリテーションのエッセンスについて「問いのデザ