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学芸本の読み方

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学芸出版社の本や会社について書かれたnoteの記事を集めています。
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2015年4月の記事一覧

リノベーションまちづくり

知行合一。 この本の冒頭ででてくる言葉。知ること(知識)と行うこと(実践)は決して分離できず、両者を成し遂げてはじめて、本当の知性ってものがある。 その通りだと思うし、 「リノベーションまちづくり」という本が語るのは、そんなまちへの実践の記録と、それを相対化して知識として体系化し。その間を往復することで力強くなる取り組みだ。北九州家守構想から始まる不動産のリノベーションは、まちへ雇用をもたらし、やがてまちに対してもインパクトをもつものになった。 そこに至るまでの、戦略や