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芸人から学ぶセルフブランディング  「成功者の仕組み」のパクり方

最近、転職を決めました。
12月からは、新たな会社でこれまでと全く違うことをします。
33歳で妻と2歳の子供もいるし、家も既に買っているし、僕にとってはそれなりの挑戦です。

こんな大事な決断ですが、僕は、芸人さんから学んで行動に移しました。
「は?どうゆうこと?」ってなりそうですが、僕は、これまでも仕事において、芸人さんから学んで行動に移したことが少なくありません。別に大胆な性格な持ち主ではありません。どちらかと言えば慎重な方だと思います。

芸人さんの何を参考にしているか?
「どのように自分を売り出すか」
つまり、「セルフブランディング」につながることです

友人とそんな話をしていたら、「芸人のポジショニングとかセルフブランディング目線の話は、おもしろそう!」と言ってもらえたので、人生初のブログを書くことにしました。今までインプットしてきたことを、このブログで紹介していきたいと思います。

1.なぜ、芸人から学ぶのか
2.島田紳助に学ぶ「成功者の仕組み」をパクる手順
3.このとおりパクったら、全国87人の営業マンで2位になった。

1.なぜ、芸人から学ぶのか
自分の「強み」って今いる環境によって変わります。
「強み」は、絶対評価じゃなくて相対評価ですよね。
例えば、中学時代は弱小校でサッカー部のキャプテンだった人が、強豪校に
進学したら、補欠にも入れなかったなんてよくある話です。
これは、彼のサッカーの能力が急激に落ちたわけではなく、周りにいる
人や環境が変わっただけです。

ただ、勝負はそこからです。自分より圧倒的にすごい人達を目の前にして、どう考えるか。考える能力がある人は、「じゃあ、自分はどのポジションでレギュラーを目指すのか。そのポジションを狙っているメンバーの中で自分は何なら勝てるのか。」って考えると思います。

これって仕事も一緒ですよね。
これまでは、所属している企業が生き残るポジショニングをしてくれて、そこに所属していれば安心みたいな考えもあったかもしれません。
でも、今の時代、サラリーマンであっても自分の強みや戦う市場は自ら考えなきゃいけないですよね。

こんなことを死ぬほど考えている職業が、「芸人」だと僕は思います。

芸人の中には、天才的な感性や発想力を持っていて、おもしろい人が大勢
います。でも、「売れる芸人」ってそんな人ばかりでもない。

そこが「おもしろいなー!」って思うんですよね。
特に今は、芸人であっても芸人以外の市場で戦いに行く人が増えているから益々おもしろい。

だから、芸人さんが売れるための戦略だったり、セルフブランディングの発想って本を読んだり、話を聞いて、「へぇ~」で終わるんじゃなくて、絶対自分の仕事に活かせるって思って、前のめりな状態で情報に触れています。

最近参考にしている芸人さんで言うと
オリエンタルラジオ中田敦彦さん、パンサー向井慧さんです。
なぜなら、自分の行動をシンプルかつロジカルに説明してくれるから。
だからこそ、その方法を自分の仕事にも活かしやすい。

情報収集は、特にラジオが良いですね。今やっていることの話とか、番組での立ち回りでの意図とか「マジですげーな」っていつも関心しながら聴いてます。

2.島田紳助に学ぶ「成功者の仕組み」をパクる手順
まずは、約4分の動画を観ていただきたいです。島田紳助さんの圧倒的な説得力は、文章では置き換えられませんでした・・・。
「紳竜の研究」というDVDに収録されている動画で、
島田紳助さんが、吉本の養成所(NSC)の学生に「自分がどのように考え、行動して、売れたのか」をものすごく論理的に説明している内容です。

漫才で売れるための手順を次のように説明しています。
①自分がおもしろいと思う人を列挙する。
②その人のネタを録音して、紙に書きだす。
③どう違うかを毎晩考えて、徹底的に比較して分析する。

視聴してくれた方、どうでしたか?「すげー」って思いません?
芸人を目指している人でなければ、この動画を見て、自分自身がおもしろい芸人のネタを書き出してみようと思った人はなかなかいないですよね?

僕は、むちゃくちゃ感動したので、この動画みた当時、実際にアンタッチャブルのM-1での漫才を再生、一時停止を繰り返して書き出しました。
4分間の漫才を文字おこしするのに1時間くらいかかりました・・・笑

でも、本当に書いて初めて気づくことがありました。普通に聞ける漫才なのに実際には通常の会話とは比べものにならないくらいむちゃくちゃ速い。
ザキヤマが話し終わる前に、柴田がツッコミを入れてるとか。これが、動画で解説している間の数が少ないってことですね(たぶん)。

書き出してみて思いました。
実際に生で話を聞いたNSC生でも、これを実践し続けた人ってごくわずかだろうなって。なぜなら、結構大変だし、面倒くさいって感じるからです。
 
でも、裏を返せば、やるだけで何十分の1か、何百分の1になれるってことですよね。

3.このとおりパクったら、全国87人の営業マンで2位になった。
当時、新規開拓の営業をやっていた僕は、これと同じことを仕事にも活かせるんじゃないかって思って、即やってみました。  

①自分がおもしろいと思う人を列挙する。
 →社内の売れている営業マンの中から、自分がすごいなって思う人を
  列挙する。

②その人のネタを録音して、紙に書きだす。
 →売れている営業マンが社内の掲示板にアップしている週間報告書を
  1年分(4月の第1週から3月最終週まで)エクセルに時系列に
  コピペする。
③どう違うかを毎晩考えて、徹底的に比較して分析する。
 →売れている営業マンの週報を時系列に並べた隣のセルに、自分の週報を
  コピペします。4月の第1週から3月最終週まで、1週間ずつ
 
 自分の営業活動と何が違うのかを徹底的に比較する。

そのときに比較してわかったことは、売れている営業マンは、商談の間隔が極端に短いこと。
社内の一般的な営業マンが、1回目の商談から2回目の商談の間隔が1~2週間程度。でも、売れている営業マンは、1~3日でした。

「今日会って商談したのに、明日また会うってどうゆうこと?」みたいな
衝撃が当時はありました。

わからなかったので、本人に聞きに行きました。
そしたら「普通そうでしょ?皆もそうだと思ってた。」って言われました笑

そのときに「これだ!」って思いましたね。
成果出している人って本人が「当たり前」と思っているんですよね。
だから、成功者って「特別なことは特にはしていないんですが・・・」ってよく言いますよね。

このことに気づいてからは、「商談の間隔を短くするためにはどうするか」を考えまくりました。商談でのトークの組み立てとか、1回目の商談の締め方を変えたり工夫しました。すると、2か月くらいで売れる人と同じように商談の間隔がグッと短くなりました。商談の間隔が短くなると、他にも副作用的に、接触できる見込み顧客が増えたり、自分が動員したいセミナーに参加してもらえるようになったりして受注が飛躍的に伸びました。中間地点では、真ん中くらいにいた自分が、半年で全国87人の営業マンの中で2位になっていました。

こんな方法って普通に仕事してたら僕は思いつかないです。
やっぱり、自分をどう売り出すかを死ぬほど考えている芸人さんから学ぶってむちゃくちゃ効果があると思います。

これからもどんどんインプットして紹介していきたいと思います。
今注目しているのは、12月?に発売予定の書籍「ピコ太郎のつくりかた」です。セルフブランディングに関するど真ん中の本だと思うので、読んだらまた紹介します!
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