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制作するゲームを3分類してみよう

がくちょうです。

今日は、UEFNでどんなゲームを開発するべきか?というテーマで、

ゲームを3つに分類してみよう

という話をします。


そもそも、ゲームは大きく3つの方向性に分類できると感じていて、これをパターンA、パターンB、パターンCとして整理しています。

それぞれのパターンについて簡単に説明していきます。


パターンA:完全なシングルプレイヤーゲーム

まず、パターンAは完全に1人だけで遊ぶゲームです。

シングルプレイヤーに特化していて、他のプレイヤーが関与することはありません。サーバーにも自分しか入場しない、というパターンです。

このタイプのゲームは、ユーザーが一人でも楽しめる内容をしっかり作り込む必要があって、制作時間はかかりますが、逆にシナリオやゲーム展開は自由度高く作れます。


パターンB:基本1人で遊べるが、マルチプレイヤーに対応

次に、パターンBは基本的には1人で遊べるが、他のプレイヤーが入ってくることもできるゲームです。

このタイプのゲームは、シングルプレイでも十分楽しめるよう設計されていますが、マルチプレイヤーで他の人と一緒にプレイすることで、さらに楽しさが増すという特徴があります。

人気のデスランやエスケープなどは、全てパターンBに該当していますね。


パターンC:マルチプレイヤー専用ゲーム

最後に、パターンCは複数人でプレイしないと成立しないゲームです。

いわゆるマルチプレイヤー専用ゲームで、このタイプのゲームでは他のプレイヤーとの対戦や協力プレイがメインとなります。

例えば、バトルロイヤルゲームやチーム戦などが該当します。このパターンは非常に魅力的ではありますが、プレイヤーベースをしっかりと確保する必要があるため、フォートナイトの膨大なUGC(ユーザー生成コンテンツ)の中でユーザーに発見されるかどうかは運任せになることも多いです。


パターンBをイメージして創ろう

で、分かると思いますが、最初の頃はパターンBのユースケースをイメージしてゲームを作るのがお勧めだと思います。

パターンAだと、マルチで一緒に遊んでいるライト層を取り込みづらいし、プレイ時間を伸ばしづらい。

パターンCだと、ユーザーベースを確保&維持しないと、そもそも体験価値を提供しづらい。

この2つのいいとこどりができるからです。

UEFNでフォートナイト上にゲームをアップロードする際、ユーザーベースの確保が課題になります。膨大な数のゲームが日々アップされているため、自分のゲームが常に遊ばれるとは限りません。

パターンBのような1人でも楽しめ、他のプレイヤーが入ってくるとさらに盛り上がるゲームが理想的かなという判断ですね。

このタイプのゲームは、1人でも気軽に始められ、友達や他のプレイヤーと遊ぶことで何度も繰り返し楽しむことができるため、プレイヤーが自然と増えていく可能性が高まります。

で、自分のゲームに当たりが出たり、コミュニティを形成できたりなど、ユーザーベースを一定量確保できる状態まで到達したら、パターンCに展開する。

これが効率が良いかなと思います。


ゲーム開発の方向性に迷ったら、参考にしてみてください。

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