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専任技術者の実務経験にできる?できない?

専任技術者の実務経験にできる?できない?

専任技術者の実務経験とは?専任技術者になるためには要件を満たさなければなりません。その要件とは、国家資格の保有・指定学科卒業や実務経験です。では専任技術者の要件を見ていきましょう。専任技術者の要件は下記の通りとなっています。

施工管理技士試験の合格と実務経験で専任技術者になれる要件が令和5年7月より追加されました。より専任技術者になる方法が増えることとなりました。

実務経験の重複は認められる?

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部長を「経営業務の管理責任者」にしたい

部長を「経営業務の管理責任者」にしたい

経営業務の管理責任者は誰でもなれる訳ではない令和2年10月、経営業務の管理責任者になるための要件が改正され、緩和されました。現在施行されている建設業法での経営業務管理責任者の要件は以下の通りです。どれか一つを満たしていれば経営業務の管理責任者に就任できます。

ケーカンの要件

「建設業」に関して経営業務の管理責任者の経験を5年以上有する

「建設業」に関して経営業務の管理責任者に準ずる地位にあり

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建設業の専任技術者はテレワークでいいの?

建設業の専任技術者はテレワークでいいの?

実は、テレワークOK!専任技術者は建設業法上、「常勤性」が求められています。そこで、その事業所においてテレワークが認められるのかが問題となります。

建設業許可事務ガイドラインが令和3年12月に改正され、テレワークが認められることとなりました。つまりテレワークをしていても「常勤性」があると判断されることになったということです。
しかし、そのテレワークにも要件があり、それは建設業許可事務ガイドライン

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2020年10月1日施行の特定専門工事一括管理施工制度とは?

2020年10月1日施行の特定専門工事一括管理施工制度とは?

Q:2020年10月1日に新設された制度とは?
A:2020年5月20日公布、2020年10月1日施行となった改正建設業法では「特定専門工事一括管理施工制度」が創設されました。本制度によって、一部の下請業者は主任技術者を設置する必要がなくなり、主任技術者不足のために工事を請け負うことができないことによる機会損失を少なくすることが期待できます。

特定専門工事一括管理施工制度の概要「特定専門工事一括

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