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霞ヶ浦に潜む異形のアメナマ!? #3
霞ヶ浦にブルーキャットフィッシュがいるという噂の検証から始まった外来怪魚の謎解き。
とにかく相手がでっかいチャネルキャットフィッシュ。教師と生徒で結成した調査隊は、ひたすら釣りまくり、迫力満点の理科的探究を試みてきた。ここまでのストーリーはこちらから!
コブの”謎”を解くために剥ぐ 異形化した雄の頭の怪しさを際立たせるのが、頭のコブである。
我々は歯型痕の検証と同時進行でコブの解明にも着
霞ヶ浦に潜む異形のアメナマ!? #2
雄の頭の”謎”に迫ることにした 霞ヶ浦にいるという頭と口の大きな第2のアメナマ”ブルーキャットフィッシュ”。その生息調査に乗り出した我々は「いない!」という結論に至った。頭が異形化する謎の大型アメナマの正体は「雄」だったのだ。
しかし、雄の異形化の謎が解けたわけではない。次に取り組んだのは、その異形化の「謎」解明だ。雄の異形化、それは大きく開く巨大な口と頭のコブだ。
「何の為にわざわざ形を変え
霞ヶ浦に潜む異形のアメナマ!? #1
「霞ヶ浦に釣りに行く」といえば、アメリカナマズが熱い。
この魚が霞ヶ浦に棲むようになった経緯はおいておき、今回は過去にSNS界隈で話題になった(今でも時々見かける)第2のアメナマについて書こうと思う。
霞ヶ浦の外来ナマズ アメリカナマズは名前の通りアメリカから来た外来魚で、特定外来生物にも指定されている。ただし名前はチャネルキャットフィッシュという。日本のナマズとはいろいろ異なるので分かりや
Bivalvia Quest〜タナゴが先か 二枚貝が先か
タナゴの聖地”霞ヶ浦”。
そんなイメージが怪しくなっている。近年の霞ヶ浦で釣れるタナゴのメインはオオタナゴ。他にはオカメタナゴ(タイリクバラタナゴ)も水路では釣れているらしいが…いずれも外来種である。私は外来種には特殊な寛容的立場をとっているが、在来種のヤリタナゴやアカヒレタビラ、カネヒラ、タナゴなどが風前の灯火では困る。
なお、オオタナゴは中国からの外来魚。移入経路は真珠養殖用の二枚貝(