見出し画像

集中力とプログラミング力は似た様なものかもしれない

プログラミングをこなすことと、集中力を発揮するために必要なことの両者に共通して重要な力がありそうだ、ということに最近気づきました。それは、抽象的なものを具体化する能力です。

優秀なプログラマーがいつまでも集中できる理由は、この辺にもあるんじゃないかなーという気がしてきました。

人間は、複雑なタスクに集中力を保てない

科学で集中力を語る「ヤバい集中力」には、以下のようにあります。

複雑化した現代では日常のタスクが日ごとに高度化し、あなたの認知には大きな負荷がかかり続けています。それなのに、人類の基本プログラムは難しい作業を嫌う様に働くのだから、目の前の仕事に集中して取り組めるはずもありません。
(ヤバい集中力 p.032)

つまり、人間は根源的に理解がすぐにできないものは苦手なのです。難しいものや複雑なものを処理するためには、タスクを分解し、スモールゴールを設定して具体化する必要があります。

プログラミングをこなすためには、具体化が必須

アプリやWebページ、システムを作ったりするためには、デザインや機能を具体的なソースコードに落とし込み、設計する必要があります。

このプロセスは、集中力を発揮するためのタスク分解と本当によく似ています。もちろん、より専門的にはなりますが、抽象的なものを理解できる状態(コードで書ける状態)に落とし込んで、1つずつこなしていくという点でほとんど共通しています。

結論:プログラミングで集中力が鍛えられるかも

そういうわけで、プログラミングで集中力が鍛えられるかもなーというお話でした。逆に、タスク分解がうまくて集中力が高い人は、プログラミングも得意かもしれません。


以上です👨🏻‍💻



P.s.

ヤバい集中力に限らずですが、鈴木祐さんの本は本当におすすめです。イチオシ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?