「プログラミングを習得したいんですが…」を解決する、たった1つのポイント
つくりたいものを明確に決めてつくりましょう。
以上です。これさえできれば、必ずプログラミングは習得できます。
どのプログラミング言語を学べばいいか、とか、どうやって学べばいいか、とか、継続して学べない、とか、よくある習得に関する問題は全部これで解決です。つくりたいもの次第だもん。
…
なに?それはわかってる?
でも、特別つくりたいものはないって?
いや、あなたのなかに、必ずつくりたいものはあるはずです。
その見つけ方をお伝えしましょう。
前提: 「やりたい」「つくりたい」を神聖化しない
「つくりたい」「やりたい」のハードルを自ら上げてはいないでしょうか?
「もう俺は人生これで生きていくんだ!」
「どうしてもこれをつくりたい、やりたいんだ!」
とか、そう言うものを見つけようとしてませんか?
はっきり言いましょう、そんなものカンタンには見つかりません。
こういった情熱というのは、「強烈な原体験」か「中長期的な取り組み」によってしか生まれません(そうでない人も稀にいますが…)。だから、もしあなたがそういったものを見つけようとしているのであれば、一旦忘れましょう。
さて、その上で、つくりたいものをどうやって見つけていくか、考えていきましょう。
なぜプログラミングを習得したいのか深掘りする
なぜあなたはプログラミングを学びたいと思うのでしょうか?そのきっかけはなんでしょうか?
プログラミングという仕事に興味があるから?
コンピューターが好きだから?
教養として知っておくべきだと思ったから?
ある会社で働きたいと思ったから?
稼げそうだから?
なんでも構いません。正直に考えてみましょう。いくつあってもいいと思います。
リストアップできたら、さらに「なぜ?」とか「どうして?」と自分に問いかけて、深掘りしてみるとよいでしょう。
例えば、
「これからの時代ITについて知っておくべきだと思った」
↓ なぜ知っておくべきなの?
「IoT/AIの時代で、何をするにしてもITの知識が必要になると思った」
↓ 例えば何をしたいと思ってるの?
「仕事。あわよくば、新事業の立ち上げとか起業とかしたい。」
↓広くITの知識を学ぶのではなく、プログラミングなのはなぜ?
「現場感覚を知りたい。それに、サービスをつくるときに自分で形にしてみたい」
↓どんなサービスをつくるイメージをもってるの?
「アプリかなあ。人の役に立つサービスをつくりたい。」
とか、そんな感じ。3〜5回くらいは問いかけてみるといいんじゃないでしょうか。
上の例だと、ここまできたら「どんなアプリがいいか」考えれば、それがつくりたいもの、になります。
あとは、必要最小限の機能に絞って、それをつくるための技術を学べばOK、という具合。
大雑把にでもそれが「つくれた」ときには、そこそこプログラミングができる人になっているはずです。
ちなみに、自分への問いかけにはコツがいるので、どうも苦手な人は聞き上手な人に相談してみるとよいでしょう。コーチングやメンタリングが得意な人だと理想ですね。
もし、どうしてもそんな人いないよ!という方は、わたしに相談してくれてもいいです。保証はしませんが、多分答えると思います。
まとめと後書き
というわけで、プログラミングを習得するなら、「つくりたいものを決めておこうぜ!」というお話でした。
これがあるのとないのとでは雲泥の差で、つくりたいものがないと
「プログラミング言語を一通り学んだんだけど、どうしていいかわからない」
となって大抵の場合おしまいです。
わたしも例に漏れずつくりたいものベースで習得してまして、最初は小学校の総合学習の発表で「Webページを使いたい」ということでしたし、その後は「アイデアを保存するアプリをつくりたい」ということでアプリ開発を習得しました。
プログラミングはどうにもその性質上機械的なイメージがつきがちですが、その実態は「クリエイティブ」そのもので、自由度が非常に高いものです。自由度が高いものを学ぶにはやっぱりゴールがないとだめで、進む方向が見えず、歩いていくことができません。
ですから、「プログラミングを学びたいな」と思ったら、その好奇心を深掘りして、尊重して、「つくりたいもの」を見つけましょう。よくよく考えれば必ず「つくりたいもの」はありますから、自分を信じて自問自答してみてください。
ではでは。
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