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WordPressをさらに高速化する「WEXAL」とはなにか?

先日、ほんの少し前まで独自ブログの運用に利用していたVPS(サーバーみたいなもの)を提供しているConohaから、

「世界最速級のWordPress環境を構築できるWEXALに対応したよ〜」

という連絡がきたのですが、

「WEXALとはなんぞや?」と思ったので、調査してみました。

結論からいうと、個人でも法人でも、比較的大きなウェブサイトをWordPressで運営しているなら検討の余地ありかなーって感じです。個人ならVPSの契約費用を除いて無料で、法人ならそれに加えて月30,000円からのライセンス費用が必要です。

これまでのKUSANAGIが「行き」の高速化なら、WEXALは「帰り」の高速化

そもそも「KUSANAGI」とはなんぞやというと、WordPressが超高速で実行できる実行環境のこと。詳しくは以下をどうぞ。

実際に利用したことがありますが、確かに速い。普通のサーバー環境で構築したWordPressよりも、圧倒的に速くアクセスできます。

こんかいのWEXALというのは、そのKUSANAGIをさらに高速化できる技術なんだそう。

↓のページのイメージが、ざっくりな概要でいうとわかりやすい。

超ざっくりいっちゃうと、KUSANAGIがページへのアクセス(行き)を高速化するのだとしたら、WEXALは表示(帰り)を高速化するイメージで、多分正しいと思います。

どうやって高速化しているのか?

1. ファーストビュー(最初に見えるページの上の方)を真っ先に表示
2. 次世代の画像フォーマット(WebP)で表示して軽量化
3. JS/CSSの圧縮
4. AIでページごとに最適な高速化戦略

1と2については、しっかり動きさえすればかなり効果は高そうです。WordPressのテーマによって対応していない…とかでなければ、かなり良さげな気がします。

WebPの対応とか、いままでもプラグイン使ってできなくはなかったんだけど、KUSANAGIとの相性がどうも悪かった印象。いろいろいじったけど、あんまりうまくいかなかった記憶があるので、これがKUSANAGI側でやってくれるとしたら結構嬉しい話だなーと思います。

3はどうだろう。勝手にやってくれるところは良いですが、いままでもできたんじゃないかなーって感じです。

4は詳細が書かれていなかったので、なんとも言えませんね。よくわかりません。

総合して、そこそこ高速化は期待できるかな?という印象です。

そこそこの規模のサイトを運営する個人にはオススメ

1,000円を超えるサーバーで運用するようなサイトを運営している個人の方には、KUSANAGI + WEXALの導入はいいんじゃないかなーって思います。

ゆるーくやりたいプログラマーさんは、「Hugo」のような静的サイトジェネレーター がおすすめです。ほぼ無料で運用できるからね。わたしも今はそんな感じ。

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