部活動のカイゼン 〜先生に伴走(振り返り)〜
3回に渡りお伝えしてきた「先生と生徒両者にとっての部活の理想」作り。今回は振り返りをレポートします。
前回の記事はこちら↓。
相澤先生と取り組みの振り返り
実証事業も終わる時期となりますので、振り返りができればと思います。
まず、前回、「これまで聞いたことがなかった話が聞けた」と言っていましたよね。改めてどこら辺の話ですか?
これまで生徒と腹を割って話をする機会がなかったんですよね。
生徒がどういう目標をもって部活に取り組んでいるのか、知ることができました。
もう少し補足すると、私が「土曜日の部活をなくしたいんだよね」と言ったことに対して、「部活が休みになるのは嫌だった」とは聞いていましたが、
「先生も家族との時間が大事なのは分かる」という気持ちも聞けて嬉しかったです。
あとは、無償で部活をやっているんだ、とか、先生は忙しい、ということを知ってもらえたのは良かったなと思います。
なるほど。そういう部分ですね。
確かに、先生が自分の気持ちや希望を言う機会が貴重ですよね。
私としては、将来、先生になりたくないって言っていたのが寂しかったかな。。
いやぁ、そんなもんだと思いますよ笑
笑
今は蔓延防止重点措置で、部活はお休みですよね。
部活がない生活、先生としてはどうですか?
いろいろな気持ちがあります。。。
部活ができない期間が長いので、やってあげた方がいいんだろうなという気持ちと、楽だなという気持ち。。複雑です。
でも部活がないことで、追加でできることもあります。
先日は不登校の子どもの家を訪問をしました。普段も時間を見つけて時々してはいるのですが。
他にも、普段は時間がなくてやりたくても取り組めないことに、時間を充てることができました。
そうなんですね。
時間的な余裕があることは大切ですよね。
もう1つ、この取り組み全体について伺ってもいいでしょうか。
ざつだんを3ヶ月くらい、週1回続けてきましたが、相澤先生の感想とか感じたことを聞かせてもらえますか?
今回の取り組みの中で話を聞いてもらい、自分の思いに気づくことができました。そして望ましい形にするためのサポートもしてもらえたと思っています。
これも、サイボウズさんとのフラットな関係があったからこそです。
助けになったようで、とても嬉しいです。
この後、このざつだんはどうしていきましょうか?
実証事業としてはそろそろ終了しますが、繋がりがあってもいいかなという思いもあります。
部活についてはすぐに何か進展があるわけではなさそうです。
これまでは週1回ペースでしたが、月1回でゆるく続けていければと思いますがどうでしょうか。
そうですね。そうしましょう!
ではまた1ヶ月後に👋
最後に
コロナの影響で学校に訪問することが難しかったこともあり、相澤先生との取り組みは12月から開始し、2月までの3ヶ月間でした。
先生が「自身の幸せ」を考え、「こう変えたい」という気持ちから行動を起こし、望ましい方向に変えることができる。その姿は、生徒にとっても学びになると思います。
私たちサイボウズにとっても、学校現場を知る貴重な機会となりました。
ざつだんはこの後もゆるく続けていく予定です!