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【学校広報向け】最新SNS情報まとめ 2024年7月度-前編

弊社コンテンツ部メンバーが皆様のかわりに最新のSNS情報を毎月まとめてお届けする毎月の定期投稿。進学検討者のメインである高校生/Z世代/10代の動きを少しでもつかんでいただければ幸いです。

本編はこちら

上記から、特に学校広報向けとして私がピックアップした記事をご紹介していきます。今回ボリューム多いので、2回シリーズのまずは前編。



就活生の約9割がSNSをみて入社意欲増加、視覚的情報を得られるインスタとTikTokが人気

就活生に関しての内容ではありますが、進学検討者や受験生に置き換えてもある程度同様の傾向かと思いますので参考になります。

「SNSで社名を検索しましたか?」という質問には、85.4%が「検索をした」と回答。その内訳はインスタグラム69.9%、TikTok42.4%、YouTube15.7%となり、文字ではなく視覚情報を欲していることがわかる。

https://otona-life.com/book/237553/

上記「社名」を「学校名」と置き換えて読んでみると、想像しやすいですね。
そして、就活をする際に約7割がInstagramで社名検索、約4割がTikTokで社名検索。ってイメージより多くないですか?

「選考に進むうえで、何を最重要視しますか?」という質問に対し、「会社の雰囲気」と答えた人が63.3%と最多に。求人媒体や公式ウェブサイトでは伝わりにくい、一緒に働く人々がどんな雰囲気なのかを知りたいようだ。

SNSが会社の雰囲気を知るのに最も適していると考えているようで、「企業のSNSアカウントは必要だと思いますか?」という質問に対し、89%が「必要だ」と回答。

といったわかりやすい理由と背景のため、就職ももちろん、進学でもSNSで学校の雰囲気を伝えるのは必須と言えそうです。
最後に、注目なのがこちら。

「就職活動中、企業アカウントを見て入社意欲はどのように変化しましたか?」という質問に、「増した」と答えた人は88%と最多に。「変わらない」が11.7%、「減った」が0.3%と、SNSでありのままの社風がわかることで、より安心して内定承諾の返事ができるということかもしれない。

この「より安心して内定承諾」を進学で置き換えると、
SNSの学校アカウントの役割が、
「認知」→「興味」のフェーズだけではなく、
「比較」→「入学」のフェーズでも重要な役割を果たす事になります。
つまり『併願の後、結局他校に進学してしまった』を減らせる手段になりますね。


10代は77.1%が「YouTubeはSNS」と回答、30代は25.8% 世代で異なる「SNS」の認識の差

「YouTubeはSNS」みなさんの印象はいかがですか?私は意外でした。
また、他世代との差も大きく出ているところが特徴的です。
私なりに考えられる理由を勝手に列挙してみます。エビデンスを探してきてはいないので、考える際のご参考までに。

10代がYouTubeを「SNSだと思う」理由

  1. 積極的にコメント機能を活用している

  2. YouTube Liveもよく閲覧し、ライブでのチャットも慣れている

  3. 好きなYouTuberの動画を見るため、他SNSを含めたインフルエンサーと同様の感覚

  4. YouTube ショート」もよく閲覧するため「TikTok」「Instagramのリール」と同様のジャンル

‟SNS”という単語を使用する際には、受け手の世代によって認識が異なる可能性があるため、発信する側にもその注意が必要

そうですね、「SNS」について10代と話す際には、「YouTube」が入っている可能性がある事を念頭に置いておくと良いですね。

最後に、具体的にSNS的にYouTubeを活用するのは例えば下記のようなアイデアがありました。ご参考まで。

コメント欄コミュニティ機能(テキストや画像を用いてコンテンツを投稿できる機能)、動画のプレミア公開(投稿日時を事前の予約設定できる機能)といった方法で、ユーザーと積極的にコミュニケーションを取ることが効率的なマーケティングにつながるのではないでしょうか。

https://bizpa.net/mag/trend/trend-2873/

ピザハットの「KPIツリー」公開 1年足らずでTikTokフォロワー2.2倍

色々書いてあるのですが、下記だけ引用しておきます。

TikTok上に動画が流れてきたときに、ピザだけを映したものだと、視聴者は競合他社の商品・動画と見分けが付かない。かつては商品のみにフォーカスする投稿が多かったというが、社員を前面に出したり面白コンテンツを多数投稿したりすることで、競合アカウントとの差別化を図った

その裏には、ピザハットがTikTok後発だったこともある。

同じ社員が継続的に出演したり、特徴的なコンテンツを出したりすることで、視聴者から「ピザハットといえば」と、TikTok内での認知を獲得していった

また、認知獲得を狙う中でポイントとなったのは、出演者のキャラ付けをしっかり行ったことだった。

出演者へのファン化がアカウントのフォローにつながり、ひいてはブランドへのファン化につながる可能性もある。TikTok内でのブランド認知向上、フォロワー獲得の両面において、人を出す投稿は上策だった。

SNSで人を使うことの大切さが実績を持って書かれているので説得力があります。
例えば戸板女子短期大学の「チームといたん」はその代表例で、同じような策が見られますよね。SNSで学生や広報を前に出すことで、「人」のファン→「学校」のファンにすると言った狙いも考えられます。


今回ボリュームが長くなってしまったので、後編に続きます!!

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