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開催後レポート②【学校広報 応援ウェビナー】産学連携・企業コラボの極意とマル秘テクニックを澁谷さんに教えてもらった

※2024年5月ウェビナー開催時の内容に基づいたレポートです。

先日「元」戸板女子短期大学、入試・広報 部長の澁谷さんに登壇をいただきました。300名を超える皆様にお聴きいただいた大好評ウェビナーをより多くの学校広報担当者様に届きますよう、トピックごとにシリーズでレポートをお送りします。


❏ 前回の開催後レポート①はこちら

前回はまず、澁谷さんと戸板女子短期大学のご紹介〜産学連携についてどんな取り組みをされてきたかという前段をギュッとまとめました。

❏ 引き続き、今回のウェビナーのテーマは「産学連携・企業コラボ」

戸板女子短期大学さんは
「全国の短大
約300大学​​​​のうち、志願者数9位の短大」
「東京の短大37大学のうち、志願者数9年連続1位」です。

その背景にある、産学連携・企業コラボの効果的なPR手法と仕掛け作りに秘訣を教えていただきます。

今回は、いよいよ本題に入ります!!

❏ 産学連携・企業コラボをどうやって誘致するの?

ちなみに澁谷さんが入職後、初めて仕掛けた産学連携は?

ちなみに澁谷さんが入職して翌年すぐ、初めて仕掛けた産学コラボがこちら
前職で出向していた「すき家」さんと。
当時Instagramが流行り出したタイミングで「映える牛丼って面白くないですか?」
器も映える、中身も映える牛丼を開発したのが最初。

❏ 産学連携の入り口の5パターンをまとめます!!

「教員主導ゼミパターン」

●多くの大学でされているのが、先生が主導のゼミで産学連携をやるパターン。単位が取れる。
●学生も先生もモチベーションが高い。自発的にInstagramやXのSNSを作って広報してくれたりする。
●先生が紹介の、広報としては比較的負担の少ないパターン。


「マーケティング主導パターン」

●先ほどのすき家さんの事例。澁谷さんが得意なパターン。
●戸板の場合には「19〜20歳のちょうどZ世代の世の中のトレンドを作っている若者が1,000人います。その人達に対して、何か商品を考えてもらって世の中に出しませんか?」と、企画・マーケが考えそうな範疇で持っていくとやってくれることが多い。
●商品開発や商品提供に結びつく。この商品を使ってください、これをどうやって売りますか?を考えてください、がマーケ主導。
インスタで拡散してくれるに違いない、なども。ちゃんとこれだけ拡散されました、というレポートも出して企業の人達も喜ぶ。


「就職課主導パターン」

●新しいパターン。今実は、大学が社会に対して一番力を持っているのが就職課。人手不足の時代。
●大学は就職する人が一杯いる。企業の人事としては「ぜひうちに学生を欲しい」と言って「説明会に入れてください」「貼り紙を貼らせてください」など就職課に来られる。その関係性をうまく活用して、人事の方に学生の紹介とかイベントをやる代わりに「こういう産学連携をやってほしい」と提案をしてあげると、人事の方も「じゃあうちの企画部に相談してみます」って言って どうしても学生欲しいからやってよって いうところで企画が成り立つ。●就職課は、カウンセラーの仕事や就職率上げる仕事ももちろん大事だけど、学校の企画運営のために、企業と連携をするのが、1番話を聞きやすいのが就職課。これ覚えていてください。
●ただ、就職斡旋の実績もないといけないので諸刃の剣。

「地域創生パターン」

●「地元を元気にしましょう」という形で地元の企業とコラボをしてやっていくパターン。これはテレビなどのメディアもすごく繋がりやすい。


「SDGs&CSRパターン」

SDGsCSR(Corporate Social Responsibility)
●今会社の中に「いいことをしよう」っていう部署ができている。
高校生は、SDGsを徹底的に教育受けている。社会的にいいことをする企業 コラボを企業と一緒にやりましょうってことに注力している。「環境にいい何かを作りましょう、イベントを作りましょう、課題解決をすることやりましょう」という事を提案するとやっていただける。


まとめ【産学連携の5パターン】自学の人財の強みや環境を把握して、外部営業することが大切!

●自分の大学・専門学校が「どこが強いのか」「どういう話をできる人がいるのか」を考えながら外部営業していくことで色んな企業コラボのパターンができる。
●先生頼みの企業コラボはもうなかなか数は増えにくい傾向
●職員の方が「自分達はここ話せるな」というパターンで企業コラボををどんどん増やしていけると、数も増えて質も上がっていく、という仕組みになる。


❏ じゃあ、戸板はどのパターン?

から、次回レポート③にてお届けします!!


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このウェビナーの2日後に澁谷さんと「ウェビナー後記」的なラジオをXスペースで開催しました。そのレポートもよかったらこちらからどうぞ。


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