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接触確認アプリCOCOAに「COVID-19にさらされた可能性があります」という通知が来てPCR検査を受けた話

こんにちは!外資医療機器メーカーに勤めている獺祭と申します。
本日は表題にありますように、厚労省がリリースしている新型コロナウイルス感染者接触確認アプリから、「COVID-19にさらされた可能性があります」という通知が来たときに、僕が取った行動について時系列でまとめた記事を皆さんにシェアしようと思います。

※2020/9/13時点の情報です。対応は自治体により異なることもあるため参考程度にしていただければと思います。

1日目 7:00~ 怖い通知が来た

普段通り起床すると、iPhoneの画面に何だか物騒な通知が…

しかし、接触確認アプリで確認しても「陽性者との接触は確認されませんでした」との画面に。


そのまま出社しようと思いましたが、客先に訪問する仕事をしているため、心配になりネットで情報を集めてみたところ、厚労省のQ&A(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00009.html#Q4)にこのような解答があった。

このQ&Aとネットの情報から、iOS版では画面が正しく表示されない不具合が起きており、設定→接触確認アプリ→COVID-19接触のログ記録の設定→接触チェックの記録でログの中から一致したキー(どうやらこれが陽性登録をした方との接触回数記録らしい)の回数を確認することで、実際に接触があったかを確認する必要があるようだった。

上記の手順で確認すると「一致したキーの数」に「1」があることを確認した私は各所に連絡する準備を始めた。

1日目 8:30~ 各所への連絡準備

・市の相談窓口(接触者・帰国者相談センター)の電話番号の入手
→ネットで調べたら一瞬で見つかり、9:00受付開始であることを確認
・接触確認アプリに通知が来た際の会社の規定の確認
→規定に書いておらず上司に相談することに決めた
・朝食を食べ味覚に異常がないこと、熱や鼻汁などの症状がないことを確認

1日目 9:00~ 相談窓口への連絡

相談窓口が9:00~だったため、9:00になった瞬間に電話をした。それでも若干混んでいたのか3分ほど待った後担当者が対応してくれた。
接触確認アプリのログに陽性者との接触があった旨を伝えたところ
①現在の体調について
②陽性者との接触があった日時(ログのHash値から検索可能:https://cacaotest.sakura.ne.jp/
③直近2週間以内にクラスターが発生した場所に訪れたり、近親者に感染者がいないか
④PCR検査を受けるかどうかの確認
を聞かれ、④については会社の規定次第となると思い、上司に相談後折り返す旨を伝えた。
※この時担当者の名前を聞き忘れ、折り返した際に時間がかかったので、担当者の名前は聞いておくと良いと思います。

1日目 9:15~ 会社へ電話

上司にCOCOAアプリに陽性者との接触ログが入ったことを伝えた。体調は問題なく保健所からは出社は会社判断(規定)に従うようにと伝えられた話をしたところ、本社の担当部門に掛け合うため、とりあえずPCR検査は受ける方向で動いてほしいということ、今日は出社せず自宅待機することという2つの指示が出たため、保健所に折り返しの電話を入れることにした。

1日目 9:20~ PCR検査を受ける旨を伝える

保健所に折り返し電話をしたところ、今回は1分ほどで担当者が出たが、先ほど担当してもらった方と別の方で、再度同じ型につながるのに5分くらいかかった。
会社から言われた通り、PCR検査を行う方向性で話を進めたいと相談したところ、検査を受けるための情報が必要とのことで以下をお伝えした。
①氏名 ②生年月日 ③住所 ④現在の症状 ⑤既往 ⑥車種とナンバー(ドライブスルー検査になった場合必要なため) ⑦電話番号
最後に、現段階では行動の制限などは特になく、日常生活を送っていいとの旨と検査の日時は明日以降に伝えることになるとのこと、検査自体も遅いと4日後になること、症状が出たら保健所に連絡してほしいと話された。

1日目 10:30~ PCR検査の検査料について

保健所から連絡があり、COCOAのログがあればPCR検査は公費となるが、診察を行う場合は初診料などがかかる案内が抜けていたとのことだった。検査の日程は明日以降になると再度伝えられた。

1日目 19:00~ 検査日程の確定

保健所から連絡があり、何度も明日以降と言われたが検査の日程が決まったとのことだった。検査は明日の15:00~、指定された場所でドライブスルーで行ってくれとのことだった。また①保険証の持参、②マスクの着用、③車のダッシュボードに「検査」と書いた紙を載せる、④出発前に体温測定をするといった注意事項を伝えられた。

2日目 15:00~ PCR検査当日

自治体に指定された場所に向かいドライブスルーで検査をした。最初に担当の方に名前を確認され、所定の位置に駐車し検体を採取するカップを渡された。色々な方の体験談から綿棒で咽頭ぬぐい液をとる検査だと思っていたが、私の自治体は唾液2mLを検体として検査をするというものだった。
唾液の取り方のマニュアルと唾液が出やすくなる方法が書かれた紙をもらい、唾液腺を全力で押し10分程度で採取が終了。採取後に車を移動して、別の場所にいる方に検体を手渡し、簡単な問診を受け、特に症状がない様だったらそのまま帰宅して問題ないといわれた。PCR検査のみであったため、お金は特にかからず、自宅に戻った。

3日目 16:30~ PCR検査結果の連絡

保健所から連絡があり、PCR結果は「陰性」であったとの連絡。初日に自己判断との話を聞いていたため、出社していいかと聞いたところ、陰性を伝えてくれた担当者の方は、接触日から2週間は基本的には自宅待機をしてほしいが強制はできないと話していた。上司に検査結果についてのメールを送信し、今後の予定について話し合った。

終わりに

今回は私が、COCOAアプリで接触通知を得てからの行動を時系列でシェアしてみました。未だに感染者の多い地区で生活している社会人や学生の皆さんの参考になると嬉しいです。
COCOAアプリは有用なものだとは思いますが、運用については各自治体や会社、学校で明確な方針が定まっておらず、情報が少ないのが現状です。COCOAに通知が来て数日間「こんなことになるなんて」という、状況が続き精神的につらい日々を送ることになったため、早く対応ができるよう備えをしておくことが重要だと思いました。

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