ガハラ流写真上達術(2200文字over)
自分がこれまでしてきた上達方法を書いていきます。
結論から言うと、目標を明確に決める・仮説を立てて実行する・引き際を意識するです。
目標を明確に立てる
ここでの目標というのは、写真がうまくなって有名になりたいとか漠然とした目標ではありません。
自分がどの立ち位置で、誰のように、どんなことを表現していきたいかを決めることです。
もう少し具体的に言うと
将来的に有名なモデルをバンバン撮っている人になりたい、個展を開けるぐらいの知名度をもって多くの人に作品を見てほしい、周りの評判など聞かずひたすら自分の世界を表現し続けていきたい…などです。
そして、そのなりたい像が見えるとすでにその世界で有名な人もしくは似たような表現をしている人が必ずといって居るはずです。
その人(可能であれば複数)を徹底的に調べてください。
ほぼストーカーレベルでその人のキャリアや興味の示すもの、具体的に使っている機材やフォロワーの繋がりまでも。
カメラマンで絞っていうと、可能であれば同じ機材を真似てください。
ソニーならソニーを、キャノンならキャノンを。
HIKA〇INさんも言っていた通り、その業界で1位になりたければ、1位の人を徹底的に調べて真似てくださいと。
ただ同じ機材を使ったとしても、もちろん同じ写真が撮れるはずもありません。そんなことみんなわかっています。
ということで次の項目に移ります。
仮説を立てて実行する
仮説とここでいうのは、こうライティングすればこういう仕上がりになる、日が傾くとここが影になるので違った表現ができるだろうという仮定です。
最初、カメラを始めたばかりの時に『とりあえず最初は写真を撮りまくれ』とよく言われます。
別に間違いなんかではなく、イラストや楽器などと同様に、少しずつ感覚が補正されていくので、勝手にある程度上手にはなれます。
一番最初はそれで構わないのですが、ある程度撮ってきた方は見出しの仮説を立てて実行してみてください。
湾〇ミッド〇イトの自転車屋のおっちゃんも言ってました。
こうなるであろうと仮説を立てて 結果、失敗するのと
とりあえずやってみて失敗したのは全然違う
わかろうとする努力もせず とりあえずやる
それはトライ&エラーじゃない、たたのムダだ
わからないからとりあえずやってみるといのは間違いではありません
ただ実行する前に少しでも、この撮り方だとこういう仕上がりになるだろうと仮説を立ててやってみてください。
意識して続けていれば初見の現場でも必ず経験則から来るアイデアでうまく立ち回れるようになれるはず…。
引き際を意識する
さて、最後の項目です。
この引き際というのは、主に自分の技量や引き出しの数を把握して、効率的に動こうということを指しています。
稀にイベントやスタジオを問わず、長い時間同じ場所で同じような撮り方をしている方を見かけることがあります。
必死に頑張っていることは見て取れるのですが、本人もあまり出来に納得いかない様子。
絶対モデルさんに気に入ってもらえるものを撮りたい、新しい機材を投入したから絶対うまくなっているはずだ、前はうまくいったのに何故か綺麗に写せないなど、、、
それぞれ理由はあると思いますが、極論をいうと全て自身の技量不足の場合がほとんどです。
決して貶しているわけではなく、その時の環境・機材・調子によって思うようにいかない要因がどこかしらにあるわけですんなりといかないわけです。
優しい方や、体力に自信があるレイヤーさんは納得がいくまで付き合ってくれる場合もありますが、結果的にどちらも疲弊して取れ高も出せなかった。に陥ることが多いので、なるべく早い段階で割り切って次の撮影に移った方が次のところで良い結果が出せることも…
ただここで終わりではありません。
うまく行かなかったと感じた場合、何故うまくできなかったのか?というのを必ず帰ってから考えください!
ただ調子が悪かったとかではなく、もっと理論的に機材の選択が合っていなかったのか、ウィッグや衣装とライティングが合わなかったのか、野外の場合もう少し早い時間帯だとその場所に光が当たっていたのではないかなど。
仮にスタジオだとすれば、思うように撮れている方に直接聞いてみるのもアリです。
そして考えた結果、次同じような場面に出くわした時は、前回こうだとダメだったから今回はこういう方法でやってみようと仮説を立てて実行してみてください。
〇岸ミ〇ドナイトの某チューナーも言っていました。
聞こうとしないやつ 見ようとしないやつ やろうとしないやつ
そりゃわかりっこないって・・
いかがでしてたでしょうか?(笑)
自分の場合は少なくとも、上記の3つは意識しながらここ3年間はやってきました。
まだまだ上手い人なんかこの世に100億人ぐらいはいるので、まだまだ修行は必要ですが、自分くらいのレベルだとこれを意識するだけで優に到達できます。
ではこのへんで、、
と終わるとアフィカスブログと同じなので、最後にもっとも大切なことがあります。
★PDCAをひたすら回す
PDCAの説明はご存じだと思いますので、今回の例に当てはめると
こうすればこうなるだろうと仮説をもって
それに必要な環境や機材を用いて実践し
結果どうなったのかをきちんと分析したうえで
次回良い結果を出せるように対策案を考える
です。
もうこれをギュンギュンに回してください!回レ! 雪月花ぐらい回してください!一万一千回転まできっちり回せ!!!!!
勝ってこいよ・・・
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