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「結婚できるけどしない」そんな贅沢ゲイにもさせて

軽率に結婚できたらいいのにな。

どうも、こんばんは。Tです。



今日はゲイ当事者から見る同性婚の話。

難しいことは分からないのであくまで僕の考えの話になります。


僕は好き過ぎる人には「結婚して」と、すぐ言っちゃいます。

毎度ちゃんと断られますが、結構本気です。
本当にしてもいいという覚悟を持って言ってます。


だけど、できない。ゲイだから。
(僕がモテないというのは置いといて)


まあ、そんなこと言ってますが
いざ明日から「同性婚認めます」となったとしても多分しません。
そうなったら「結婚してくれ」も言いません。


何言ってんだと思うかもしれませんが、
「結婚しない」という“選択”がしたいのです。


「できる」けど「やらない」
これ以上の贅沢がありますか?



個人的に、
「できない」と「やらない」にはとても大きな差があります。
差というか、もはや世界が違います。

どういうことかというと、

例えば僕は、遅いなりに走ることができます。
でも、普段はほとんど走りません。雨が降り出しても走りません。
万が一の為に取っておいているのです。

しかし仮に僕が元々脚が無かったり、下半身が不自由とかで走る事ができなかったとしたら、
ナイフを持った人からは逃げられないし、
少し先に会いたかった人を見つけたとしても、走って追いかける事は出来ません。
これが「できない」ということ。

そしてそういった、万が一、億が一の時に使える切り札として
「走れる」という希望を持っておきたいのです。
ただそれは普段は使いません。
これが「できるけどやらない」ということ。


「結婚」も「走れる」のような希望の切り札であって欲しい。
そして、そのくらい軽率に実行できるものであって欲しい。
そう思います。



なにせ、最期はいつも突然ですから。


おしまい
今日も読んでくれてありがとう。

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