クレバくんに夢の中でインタビューしました

神戸新聞より転載。10月の失踪時にも大々的にとりあげてくれました。

さて、この記事を読んだ日は某オリンピック組織代表の記者会見がニュースになっておりまして、私も色々思うところがあったのでした。で夢を見た。
以下、夢の内容を（創作を交えたけど）ここにレポートします。

クレバ：いろいろおさわがせしてごめんなさい。ハンセイしてます。
記者：なぜ脱走したのですか？
ク：今まで嗅いだことのないへんなにおいがして必死でおいかけたの。
記：「待て」の声は聞こえなかったんですか？
ク：必死だったんで聞こえなかった。。
記：でも警察ではずっと探していたんですよ。
ク：木のところでへんなにおいをずっと見張ってたの。お返事したらばれちゃうとおもった。
記：それって命令違反じゃないですか！恥ずかしいと思わないのですか！
ク：ぼく警察犬なんですよ！ちゃんとハンセイしてるのに、えらそうにしないでください！
記：ちっとも反省してるように見えませんが！
ク：ガウー！！
ここで訓練官に耳打ちされる。クレバくん、しょんぼりする。
ク：けんいをかさにきてはいけないそうです。それにぼくってハンセイしてないそうです。警察犬ってなにがあってもメイレイにしたがわなければならないのです。ちょっと心配だな、ぼくって大丈夫でしょうか？
記：犬って人間と違って素直だな、少し見直しました。
ここで訓練官登場
訓練官：警察犬の仕事はとても大変ですが、それを乗り越えるのは人と犬の信頼関係です。クレバ号も再度訓練を受けて修行に励みますので、記者さんもむやみに責めないで、犬にもわかるようなお言葉をお願いいたします。
人と違って犬はちゃんと話せばわかりますから。

警察犬にも休日があって好きに山野を走れたらいいな。