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The Thorax & Pelvis:Online Course(Japanese)

今回は、Dian lee 先生のオンラインコースを受けての感想。

胸郭や骨盤帯の教科書に乗っているように、バイオメカニクスから評価、治療手技のコースかと思ったけれど、メインは The integrated Systems Model for Disability & Pain (ISM) (Lee & Lee) についてだった。 

ISMとは、A framework to Organize Knowledge & Facilitate Clinical Reasoning (知識をまとめ、臨床推論を促す仕組み)(Lee & Lee) 。

”レシピ(◯◯に対する治療)” を伝えるのではなく、”どう考えていくか” についての講義がメインだった。

患者さんの話を聞いて、何が問題と考え、痛みの種類は何なのか、痛みの原因は何なのか。

文章におこすと、学生のころから教科書に載っているような当たり前のことだけれど、そこをもう一度、意識をして、丁寧に考えようと思った。

シンプル イズ ベスト。 

無駄なものを排除し、物の本質を掴むことが一番難しい。

コースでは、実際のケースについての評価・治療も行なっていて、評価での観察力や関節モビライゼーションといった手技も素晴らしいものであり、2冊の教科書をさらに読み込み、練習したいと思った。

Dian 先生の理学療法は、運動療法としてピラティスやヨガを取り入れ、今後、私が目指したい理学療法の像を持てた気がする。 

いつか、講義に参加してみたい。


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