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クチャパックは染め物に使えるのか

こんにちは😃
泥染めには興味があり、沖縄土産のクチャパックが家に仕舞われていたので、
ステンシル染めに使えるかやってみる事にしました。

クチャとは

沖縄でしか取れない泥岩。沖縄のクチャには地中海や死海の粘土と同様の性質があることが最近の研究でわかってきた。

クチャの成分は雲母、スメクタイト・クロライト・カオリナイトの100ミクロン以下の微粒子から成り、この微細な粒子が強い化学的吸着性を持っていることに関係している。

クチャの持つ美容効果が科学的に証明されたことを受け、クチャパックなどの新商品も生まれている。

Weblio 辞書引用

沖縄にしかないってのがいいですね〜♪

このクチャをパックとして市販した『クチャパック』を、
パックとしてではなく染料として使うことにします。

ちなみにクチャは昔、瓦や陶器原料に使われていたそう。

今回染色に使ったクチャパックはこれです。

クチャのステンシル染め

こんな感じで染め上がりました。
2回洗ったあとです(1回目は水洗い、2回目は中性洗濯洗剤でつけ置き洗い)。

それぞれの過程による退色具合

染めたて乾燥後


1回目、水洗い+アイロン後


2回目、中性洗剤つけ置き洗い+乾燥後

意外と色が残ってくれた。ムラがあるがこれも良し!
これ以上洗ったらもっと薄くてなりそうなのでこれにて洗うのは辞め。

自己流ですが、一応やり方を載せておきます。ご参考まで…

▪️▪️材料▪️▪️
  ガーゼハンカチ(要らなくなった布)

豆乳:水=1:1の下処理液

クチャパック



マスキングテープや厚紙(ステンシルの型用)

アイロン

▪️▪️作り方▪️▪️

1. 布を豆乳下処理液につけて下処理。30分以上浸けておくと良いそう。(草木染めで良く使われる方法みたい。泥染めでやる意味があるのかよくわからない。が、とりあえず色が定着しやすくなるかもしれないという思いでやってみた。)

2. 乾かす。

3. 好きな柄をイメージして、
マスキングテープや厚紙で染めたくない場所をカバーしつつ
化粧筆を使って水で溶いたクチャを塗り塗り…。
(ついでに使用後の化粧筆も泥効果で綺麗に…😁)

4. また乾燥させる。

5. 1回水洗いして余分な泥を落とし、乾かした後(生乾きでもOK)アイロンを押し当ててなんとなく熱処理的な事をする。
意味があるのかわからないけど。

6. 匂いがやっぱりするので(豆乳&泥)、中性洗剤でつけ置き洗い。

7. 乾燥させて完成。

一回乾燥させるのに半日から一日かかるので日数はかかるけど、
染め自体は簡単。

染める布の種類によっては染まり具合は異なるので、
色んな素材でやってみても面白そう。

まとめ

今回ステンシル染めにしたのは
模様を入れやすいのと、染料が少量で済むと思ったため。

上手く染まったと思ったけど、
やっぱり少しずつ色が落ちていくから洗濯機洗いは無理だ😅

洗うときは手洗いにして、他のものとは別にね…!(色は落ちるから何度も洗わない方が良いよ)

これはハンカチとして使うつもりだったけれど、濡れた手を拭いたら余計に汚れると思い、
フォトフレームとかに入れて飾ることに。

もともとパックとして使うクチャなので、
皮膚とかに触れても大丈夫でしょ!そんな気持ちで泥染めをやってみたかったのです。

ちゃんと『染め物』として使うには
専門的な知識と薬剤などが必要
。(当たり前)。

でも、
家庭で要らなくなった布に
クチャを塗り付けてタペストリーや敷物として使うには手軽だし、お洒落な小物が出来上がることは確かだ!

そもそもクチャパックって
洗い流してしまうから手元に残らない物。

だけど今回やってみて、

沖縄の土が変身して
部屋を飾ってくれる存在になっただけで私は大満足
😊


いかがでしたか?
楽しいのでぜひやってみて下さい!
もちろん正規の使い方のパックも!

最後まで読んで頂きありがとうございました😊

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