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人はどう死ぬのか

父が心筋梗塞で亡くなって、しばらくして読んだ本。

在宅医療に携わる医師(久坂部羊さん)が書いている
「人はどう死ぬのか」

何度も父が亡くなったときのことを思い出し、父は楽に、幸せに亡くなったのか?と自問自答して読みました。

父は、自宅で前日まで元気に過ごしていて、
亡くなる当日の朝も普通におきていました。
父が苦しそうにしているのに気づいて、
母が抱きかかえてあげてるうちに、
動かなくなってしまったそう。

母は慌てて救急車を呼び、
運ばれた近くの病院でご臨終と言われました。

私に電話がかかってきたのは、その後だっので、余命○日とか危篤とか病床に駆け付けるとかもなく、亡くなってしまっていました。

その前に、来月遊びに行くね、とか、話していたのに。
叶わなかった。


本の中では、
自然に衰弱してなくなるときに起こること(老衰)。
患者になされる儀式。
亡くなったあと、遺体を引き渡すまでにすること。

延命とは何か、
治療とは何か、
高度な医療は何を救うのか、
考えさせられながら読み、
自分が亡くなる時のことを考え
母(元気です)のことを考え
遠くに住む妹との別れやこれからの時間の過ごし方を考えた。

というか、いまも毎日考えている。
もうじき父の百か日。お彼岸だ。

どう死ぬのか、
そして、それまでどう生きるか。

自分が悔いなく生き、
いつか死ぬときのこと、
家族とも話していきたい。

小学生の時の夢は、物書き・ライターでした。 もし私の書いたことばに誰かか心を動かされたなら、夢の第一歩です。 さらなる勉強やアウトプットのために使わせていただきます。