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息子(新小3)、少年団サッカーチームを退団

小学2年生の終わり、これまで約2年間所属していた地域のサッカー少年団チーム(千葉県F市)を退団することを決めた。

退団を決めた要因はたくさんあり、主立ったものを何点か挙げると
・息子の学年の所属選手数が28人と多く(最多学年)、練習や試合での1人あたりのプレー機会が短く物足りなく感じたこと。

・これまでの2年間、週4日の時間を割きながらも、チーム練習を通じた成長(時間対効果)を感じなかったこと。

・チーム主力の保護者が、子供のエリート感や重鎮感を出し、2年生後期頃には、遂にチーム運営や保護者活動に対して、その保護者家族にとって優位になる一方的なルールを主張して、勝手にルール化したこと。

・新3年生でヘッドコーチが変わり、チームがA/Bで明確に分けられ、息子が振り分けられたBチームは、これまで2年間教わったコーチが主となったことから、これまでの2年間と同様に今後も成長は見込めないと考えたこと。

・新3年生になって初っ端の練習試合の機会に、Bチームは呼んでもらえなかったこと。そして、Bチームのコーチには、意地でもBチームの選手のためにも、同日に別の練習試合を組む誠意を見せて欲しいと願ったが、努力する様子も無く、Bチームは通常通りの練習予定となったこと。

上記の要因で、2年間ジャブのように色々とストレスを抱えた私たち家族は、特に2023年2月以降、本当にサッカー自体が嫌いになりかけた。


最終的な決定打は、上記で挙げた要因の下2つ。

自分は、チームに所属することの意義として、
 ・他チームとの試合を経験できること。
を大きな意義と考えていたので、新3年生への準備期間であった2年生3月の段階で、
 ・勝たなくてはいけない大会の試合でもなく、
 ・新コーチ、新学年選手で臨む一番最初の練習試合、
でさえ、試合機会を与えてもらえないことに失望した。
3月の練習を見ていた限り、この不必要な差別が起こりえることは、保護者の誰からでも想像できたし、そして想像通りになった。
それは、このチーム(組織)に、自分の大事な息子を預けるわけにはいかない、と考えるのに十分な景色だった。

このチームの入会案内の紙には
・「当クラブは、小学6年生まで各選手を育てる考えで運営しております」
と堂々と書かれている。
JFAのクラブウェルオフィサーを認定されているヘッドコーチは、自分好みの選手には手厚く指導し、そうでない選手はほとんど目に入れることもなく透明人間のように扱う。
ん?育成の「い」の字を見せる気概も全く感じさせないくせに、よく偉そうな理念を謳えるもんだな、と呆れてしまう。

とにもかくにも、息子とも今後のサッカーライフにむけて話し合い、
・このチームに残って平日2日、土日2日の、計週4回サッカー
・チームを変えて土日2日、スクール通って平日2回の、計週4回サッカー
の選択肢、そして、それぞれの選択肢に起こりうるメリットやデメリットを整理して息子に伝えた。
息子には、好きな方を選んでいいよと話し、結局息子自身もチームを変えることを選び、親子共にこのチームを退会することを決意できた。

息子が通う小学校の子は、この少年団のチームに通うのが通例(調べた限り例外はなさそう)。そりゃ近くに強豪?と言われているチームがあればそうなるか。
試合に出れない選手でも、「xxチームに入ってる」と言えるだけで、空虚とはいえ自己満足になるだろうし、わざわざチーム変える必要もないだろうし。

でも息子は違った。サッカーしたいんだな、と。
このチームを離れると小学校の友達とは一緒にサッカーが出来なくなる。それもデメリットとして理解した上で、チームを変える決断した息子。
すげー立派じゃん。

息子が明るく楽しいサッカーライフを送れるように、親はサポートを惜しまないことを心に決め、

まずは4月1日から、新しいチーム探しをしています!!!!!!!



#息子がAチームに入ってたら、自分は今回みたいな決断をしただろうか、と考える。
#前所属の少年団チームの風土は間違いなく淀んで濁っているのに。恐らく辞める決断はしなかっただろうし、辞めるという考えさえも浮かばなかったかもしれない。
#結局、自分に都合が良ければいいんだな。と自分に対して情けなさを感じる。

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