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痴 °。- 揶揄と皮肉の交換について -

いつだか、書店で
「書痴」
という言葉を見かけた

字面から1発で読書か書くことに狂ったように
取り組む人のことなのだろうと
わかる

うまいこという表現だなと思ったが
これは辞書にも載っている単語らしく

"読書ばかりして世の中のことを何も知らない人間。"

あながち
文字から想像した解釈と
近いらしい

元々は、本ばかり読んでるインドアの
オタク青年を揶揄した言葉なのだろうと思うが

最初に書いた本屋で見つけた書痴という言葉は
そう呼ばれる事を誇りに思うような
ニュアンスで書かれていた

揶揄を乗りこなして
芸に変えること

それは
ある意味でのしたたかさ

妻から聞いたお話なのだが

尾崎世界観という男の
名前の由来をご存知だろうか?

ライブをしたあと
評価に困った
ライブハウスの店長やお客さん、対バンに
「なんか…世界観が凄いね…」
とよく言われ続けたのに
皮肉を込めて

自分の芸名に世界観という名前をつけた
らしい

その後ある評価を受けて
セールスも上がり
プロダクションのでかいアルバムで

思いっきり
「世界観」って名前をつけた

めっちゃ根に持ってるやん…

ただこのアルバムは
彼の精神性が次のステップに向かう
のを感じられるアルバムらしく

今までもうそこまでやんなくていいよ…
ってぐらい
何クソみたいなずっと拗ねて喧嘩を売るように
作っていたのが
少し大人になってもっと純粋な
心持ちで音楽をやれるようになった
喧嘩ではなく作家として音楽を
やれるようになったのを強く感じられる
アルバムだったようだ

だから
その区切りとして
ずっと自分で勝手に作って
勝手に背負って喚いてきた

十字架

世界観

という言葉を

背中から下ろす意味で
このタイトルをつけたんじゃないか
と妻が考察していた

ここまで書いてなかなかに
久しぶりに書いたものだから
どうまとめるかに
悩んでる

さて
どう締める?

んー…

あ、そう
そういえば最近
プロフィールの文章をがっつり
変えた

適応障害云々カンヌん書いていたのが
なんとなく
見る人が身構えるかなと思って
自分の時間紹介を文章とか
言葉から感じてほしいと思って
変えた

基本的に気合いを入れて
文章を書く時以外は

雑談のつもりで書いている

雑談が文章になれば雑記だ

それが林のように生い茂っている
雑木林のように

だったら雑記林だ

相変わらずこの辺の機転の勢いは
私は早い

そして
文章という形式をあまり考えず

思いつきで
ボケを挟み
勢いで書いて
なんだこれ
と自分で読み返して思うこともよくある

雑記がエクストリームな状態

こいつは
もうエクストリーム雑記林だな

これを1秒で思いついて
2秒で実行に移します

これも
また
何いってんだこいつと言われたら
さらに何いってんだこいつと思わせる
ような事を被せて

一発食わせて
相手に自分を掴ませない

ここ最近の自分のコミュニケーション
戦法を言語化すると

そんな感じでしょう

恥ずっ!


相手を間違えれば
確実に殴られる

でも
それでいいか

楽しいから

ってな感じで
そろそろ締めますかね

今日も読んでくれてありがとう

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