見出し画像

クロアチア 2泊3日1人旅

こんにちは、gacchiです。
今日は春休み中に行った、「クロアチアの首都ザグレブの2泊3日1人旅」のことについて、思い出を振り返ってみたいと思います。
そもそも、クロアチアを選んだ理由は「英語が通じる」「自然がきれいそう」「治安が良さそう」「安く済みそう」など薄い理由がたくさん重なって決まった感じなので、ご了承ください。笑

一人旅に関しては、一度海外に行ったときにしてみたい!と思っていたので、やってみました。(これも薄い理由ですいません。笑)

① 1日目
飛行機の便が9時半発だったので朝4時半に起床しました。
寝ぼけまなこで外もまだ真っ暗な中、フランクフルト空港へと電車とバスで向かいました。

空港でコーヒーを買い、家から持ってきたクロワッサンを2つ食べながら飛行機を待ちました。待っている間行きたいところややりたいことリストを整理して、今回の旅を「自然と伝統料理を満喫するツアー」という名目にしよう!と決意しました。笑

飛行機でザグレブまで行くと1時間半~2時間という結構気軽な感じでした。ただ、イタリア行きのような大きい旅客機ではなく、だいぶんこじんまりとした飛行機でした。


(全体感が分かりずらくてすいません。笑)

実際に着いて、外に出てみるとこんな感じです。

天気もいいし、めっちゃ田舎でもなく都会でもなく、という感じですごく過ごしやすそうな印象でした!ただ、職員さんだったりバスの運転手さんだったりはドイツと比べて人柄的に少し冷たい印象を抱きました。。。

空港からだいたい30分くらいかけてバスで中心地の方まで行きました。
ドイツではこの時期まだ見れませんが、ザグレブにはもう桜が咲いていて気温も17度くらいと、すでに春が来ていてテンションが上がりました。


中心街の近くにあるホテルを予約していたので、先に荷物を置いてから準備してきたリストを携えて、周辺の観光を行いました!


まず向かったのは「ドラツ市場」という市場です。時間が遅かったせいか、ネットで見ていたより賑わっている感はあまりありませんでしたが、現地の雰囲気を少し感じられたので満足です!


そのあとは「シュトゥルクリ」というクロアチアの伝統的な料理を食べに行きました。これは小麦粉で練った皮に、チーズを包んだパイというかグラタンというか、そんな感じの料理で、クロアチアはトリュフも有名らしいのでトリュフバージョンのシュトゥルクリを注文しました。

チーズとトリュフの味がとても濃厚で、最後の方は少し大変でしたが、とってもおいしかったです!ぜひクロアチアに行ったら食べてみてください!


次は「石の門」という門をくぐりました。ここは昔ザグレブが2つの町に分かれていた時に、その町を行き来できる門で、6つあったらしいですが今はこの門しか残っていないそうです。左手には聖母マリアが祀られた礼拝堂があり、実際に何人かの人は祈りを捧げていました。(こういう情報があるのとないのでは、観光するときの感じ方というか考え方も全然違いますね)


その後は今日一番見に行きたかった「聖マルコ教会」です。この独特でインスタ映えしそうな屋根を見に行きたかったのですが、残念ながら改装中で完璧な姿を拝むことはできませんでした、、、


続いては「失恋博物館」という博物館です。ここのコンセプトは「終わった愛」でその時に使われていたものや思い出の品を、説明と共に展示しているという独特な博物館です。

最初は失恋に関する(浮気とかただ振られるとか)物がおもしろおかしく展示されてるものだと思い込んでいましたが、戦争が原因で死別してしまい、その遺品を寄贈した、といったような内容の重い展示品もありました。

展示品の中にハイデルベルクに関するものがあったので写真を撮りました。
この博物館に来て、(失恋とかそういう問題だけではなく)世界の人々も同様に様々な辛いこと・悲しいことを抱えながら生きたり、それを乗り越えて笑い話や思い出話にしているんだなぁと感じました。
自分も何か問題があった時にこの博物館を思いだして、いつか笑い話にできるよう頑張ろうと思えるようになりたいです。


その後は世界一短いといわれるケーブルカーに乗ってみました。
乗車時間は30秒ほどで本当にすごく短かったです。笑
ほかにも乗っている人がいましたが、その人は降りてから仕事に向かう感じだったので、観光としてだけじゃなくて実際に交通機関として使われているのかなと思いました。(一応横にも階段はありました。笑)


降りてから、近くにあるザグレブの有名なカフェでKremšnita
というケーキを堪能しました。これはカスタード、生クリーム、パイ生地、上にチョコレートというようなケーキで、大きくて結構しんどいかと思いきや、すごい軽くてぺろっといけちゃうくらい美味しかったです!
しかもカプチーノと合わせて3.8ユーロほどという安さで大満足でした!


小腹を満たし、ザグレブ大聖堂に向かいました。ここも残念ながら改装中で、一番いい状態の景色をみることはできませんでしたが、それでもすごく綺麗で迫力がありました!


そのあとはミロゴイ墓地というヨーロッパで最も美しい墓地と言われているとこに行ってきました。
お墓を実際に写真に収めるのは何だか気が引けたので、写真はありませんでしたが、今まで見てきたようなお墓とは異なり、十字架や聖書の像など、キリスト教を感じられるお墓ばかりで、墓地でありながらすごく美しいなという印象でした。


本日最後の写真は晩ごはんです。これはチェバプチチというクロアチア伝統的な料理で、羊肉のソーセージというような感じでした。
とても肉肉しく、チーズのソースとパンと一緒に食べると最高でした!
そしてびっくりなのがこれで合わせて15ユーロというドイツでは考えられない安さで大満足でした!

これで1日目が終わりました。
この日はザグレブにある観光地巡りと食を最大限堪能できて、「世界で~」とかすごく珍しい場所とか、色々な経験をすることができた、充実した1日でした。

② 2日目
この日は朝からプリトヴィッツェ国立公園という世界遺産にも登録されている場所に行くために朝4時半に起き、5時半のバスに乗って2時間かけて向かいました。


3月はオフシーズンということもあり、まだ雪が残っていたり草が枯れていたり、一番魅力が伝わる状態ではないかもしれませんが、それでもエメラルドグリーンの湖と大迫力の滝と崖が織りなす絶景は本当に圧倒されました。

今まで感じたことのないような大自然すぎて、なんだかすごく謙虚になりました。笑
やっぱり自然の中にいると自分が抱えている悩みとかがすごいちっぽけなものに感じてきて、笑ってしまいたくなりました。

この迫力満点の自然の中をいろいろ考えながら5時間ほど歩きました。
そこで考えてたことが「チャンスは一瞬、準備は日常的に」ということです。なぜこのような考えをし始めたのかは忘れましたが、今まで「すぐにやる!」と言えずにいつの間にかチャンスを逃していたように思います。そうなってしまった原因で大きいかなと思うのが、「準備不足で自信がなかったから」だと思い、そのチャンスをつかみに行けるようにこれからはできる限り「準備の努力」をして頑張っていこうと考えて、「チャンスは一瞬、準備は日常的に」という結論に至ったんだと思います。笑


5時間歩いてへとへとになったのでレストランでご飯を食べることにしました。この料理は「マスのグリル」で、ドイツではなかなか美味しい魚を食べれないので行く前から目をつけていた料理です。

食べてみると、すごく脂がのっててちょうどいい塩加減で本当に最高でした!泣きそうになりました!
今まで当たり前に食べることができていた魚のおいしさを改めて感じることができました。
この写真で伝わるかわかりませんが、魚が思ったより大きくボリューミーで、これを食べ終わったころには本当にお腹いっぱいで、晩御飯も食べられないほどでした。笑

2日目は、とにかく自分のテーマだった「自然と食」を最大限堪能することができました。特にこのような大自然に時々いることは、今の自分を見つめなおしたりするうえで本当に大切な時間だなと感じました。

何か悩みができたり考え事をしたいなと感じたときは次はドイツで山登りでもしようかなと思います笑

③ 3日目
3日目は朝7時に起床しました。
今日の予定は「お土産を買う」ことと「1日目に見に行けなかった残りの観光地に行く」ということだったので、ゆっくりと朝の時間を過ごしました。

ホテルは朝食付きで予約していたのでさっそくバイキング形式のご飯を食べに行きました。


見た目はこんな感じで、メニューは少なめの印象でしたが、洋風の美味しい朝食が食べられました!


昨日は朝早すぎてバイキングを堪能できなかったので、元をとろう!というケチな考えで、こんな感じの量を3回おかわりしました。笑

朝食を食べてチェックアウトしたのち、お土産を買いつつ残りの観光地を散策するということをしました。

まず向かったのが、ザグレブで一番古く、世界では三番目に古いといわれている薬局です。1317年からあるらしいです!

そのあとはAromaticaという、自社栽培されたハーブなどを取り扱ってる、ザグレブでは有名なお店に行ってみました。
ここで、バイト先の人たちに向けてカモミールティの茶葉を買ってみました。正直ハーブティを飲んだことがなく、何が美味しくて何が美味しくないかわからなかったのですが、気持ちだけ伝わればいいかなと思っています。笑

そのあとは「マクシミール公園」というザグレブで一番古い公園に行ってみました。

時期的にまだ葉がついておらず、気温も少し低かったので、少し寂しげな印象を抱きましたが、それでもすごく広大で綺麗で落ち着く場所だなと感じました。
観光地というより、日ごろからザグレブに住んでいる人たちが、散歩するためとかのんびりしたいときに訪れる場所なのかなという感じです。
また、機会があれば紅葉シーズンとかお花見の時期とかに行けたらいいなと思いました!

最後はドラツ市場にある魚介類のレストランに行きました。

最後のご飯ということで、何を食べようか本当にあれこれ悩んだんですが、美味しい魚はめったに食べられない!と思い、魚料理で締めくくることにしました。笑

注文したのは、いかのグリル、イワシのから揚げ、サラダで、文句なしでものすごく美味しかったです!
基本的にザグレブ(海外あるあるかも?)の一人前がすごい多くて、食べきった後は本当にお腹いっぱいになります。

海外のご飯は日本と比べると、「The その国の料理」というような料理の種類の多様性はなさげですが、一つ一つの料理は本当に美味しくて、日本でもまた食べたい!と思わせてくれるようなものがたくさんあります。
海外で住んでいて、僕にとっての一番の楽しみが美味しいご飯を食べることなので、このザグレブ旅行は本当に大満足でした。

3日が過ぎ、「自然と食」を本当に思いっきり楽しめたなと感じました。
1人でいる分、いろいろと考え事をする時間もあり、新たな発見や改めて感じたことなど多くのことを自分に落とし込めることができたと思います。

ただ3日間一人というのはちょっと長すぎたかなというようにも感じるので、今度からは日帰りにしてみたいなと思います。笑

ものすごく長くなってしまいましたが、ありがとうございました!

supported by Credu


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?