沖縄の塩工場(沖縄/浜比嘉島)
沖縄本島旅行の最終日、東京に戻るフライトは夕方だったので車で行ける島に寄ってみた。海沿いを走っていると、塩工場の看板が島の内側を指している。狭い道をゆっくりと走っていくと塩工場の建物が見えてきた。
車を停めて、併設された販売所兼塩作り体験施設に行くと、工場の方が塩作りの工程を説明してくれた。工場の裏手には見たこともない木製の設備があった。
海水を循環させて、この木の箒のような傘の部分に流すことで水滴の水分が少しずつ蒸発して海水の塩分濃度を上げていく。記憶が定かではないが、ある程度まで濃度を上げた海水は工場内で乾燥させて塩の結晶にするということだったかと思う。
そういえば別府温泉の足湯にも同じような仕組みのものがあった。高温の源泉を箒のような部分に垂らすことで温度を下げるものだった。
ポタポタと落ちていく水滴は見ていて飽きない。
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