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わたしはどんな人間になるのか

哲学の話ではありませんし、
あやしいセミナー的な話でもありません。

わたしは、とある地方自治体に勤める公務員です。

お役所に勤める私に対し、世間の人たちはいろんな見方をしているでしょう。
「税金ドロボー!」
「仕事が遅い!」
「困っているのに、全然助けてくれない」
「この世の中でも安定している職業」
「給料が高すぎる!」
「公務員は民間では通用しない」
「接遇がなっていない!態度が悪い!!」
想像通り、公務員に対し風当たりがどんどん強い世の中になっています。

みなさんの公務員に対するバッドイメージは、全てその通りだと思います。
内側で働いている私も、客観的にこの組織を見て、そう思っていますから。

年功序列が基本の組織構造、仕事の進め方、極端なトップダウン型、異常なほど前例を踏襲するという保守的思想、議員様に怯える日々、市民の皆様からの苦情を浴びる日々、劣悪な職場環境、財政課との不毛なバトル、クビにならないヤベェ職員がうじゃうじゃ、若手職員の給料は言うほど高くない、、、

それでも地方では大企業クラスの待遇であることは間違いないと思います。
贅沢言うな!公務員のくせになまいきだ!!ですよね。

公務員はホワイトですか?

わたしは民間未経験の甘ったれ人間なので、ブラック企業というのはよくわかりません。

世間の皆様からしたら、お役所はホワイトな職業だと思っている人が多いと思います。
安定した給料や賞与、手厚い福利厚生、定時退庁、カレンダー通りの勤務。

わたしはとある課時代に「適応障害」と診断され、3か月間仕事をお休みしました。
そして今の課でも、つい先月に「突発性難聴」を発症しました。今でも調子の悪い時は右耳が塞がったり、めまいを起こします。

わたしが内向型でHSPだから組織で働くことに向いていないから、発症したのでしょうか。
それとも、わたしが甘ったれで単に仕事ができない人間だから、発症したのでしょうか。
それとも、この組織が・・・・

わたしが病気になったのは事実です。
本気でお役所を辞めたくて、転職活動をしていたことも。

これから、私が働く地方自治体の現実について、お話していくつもりです。
地方自治体職員を目指している方には、参考になれば。
現役の職員の方には、少しでも共感していただければ。幸いです。

わたしは内向型でHSPだった

今の課でお役所が嫌いになるのと同時に、公務員すら務まらない自分への自己否定が強くなりました。

そんなとき、Kindleで見つけたとある本、

わたしは自分が「内向型」であることに初めて気付きました。

子ども時代から悩んでいたことやコンプレックス、それが全て当てはまりました。

さらに、「HSP(Highly Sensitive Person)」であることも。

これから、この内向型やHSPについても、少しずつお話していきたいと思います。
世の中にはまだ自分が内向型やHSPだと気づいていない人も多いと思います。
一人でも多く、自分の気質に気づいて、共感していければいいなと思っています。

笑って生きたい

この記事のタイトルの言葉はこの本、

で、印象に残ったセリフから引用させていただきました。

何になるのかというのはさほど重要なことではない。どんな人間になるのかということのほうが、はるかに重要なのだということをな。

転職活動を辞めるきっかけの1つになった、このセリフ。

「公務員」「大企業の社員」「フリーランス」のような、自分がどういう職業に就いたり、どういう肩書になるのかをこだわるのではなく、

どういう「生き方」をしたいのか、自分が「なりたい自分」とは何か。

なりたい自分になれていますか?
子どもの頃に憧れていた大人になっていますか?

そう、35歳目前にして、自分探しを始めました。

今のところ、ぼやーっと思いつくのは、
笑って生きたい
自分も笑って、他人にも笑いを与える人間になりたい
ということ。

なれるかな。ならないとな。

初めてのnote。
これからいろんなことを発信していきます。

さあ、笑って生きよう。

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