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名前を覚えていて下さる神様〜ローマ人への手紙16章〜ゆっくり通読しよう

ついにローマの信徒への手紙最終章

📖当時ローマの教会は大きな会堂があるのではなく、小さな家の教会が集まったものだったそうだから、ローマの人たちは、この手紙を一体どういう風に読んだのだろうといろいろ想像しました。

手紙は回覧のように回されたのだろうか、書き写されたのだろうか。
皆んなで食い入るように読んだのか、あるいは現在の教会のメッセージのようにリーダーから信徒たちが少しずつ学んだのだろうか。などなど。

📖手紙を持参したと思われる女性フィべをパウロは推薦していて、女性の活躍もあったんだなと思いました。
16章のほとんどが、あいさつを送るたくさん同労者の名前、最後には送った側の人々の名前で埋められています。女性の名前も見られます。女性たちは神様と人によく仕え柔軟に行動したのでしょう。

律法学者やパリサイ人は先生と呼ばれ、尊敬されることが大好きだったなと思い起こしました。難しい知識を増やして偉くなるのは好きだけど、人に仕えるというイエス様の教えは全く受け入れ難いものだったんだろうと思います。

📖聖書に名前が残らない、たくさんの仕える人たちがいたことでしょう。歴史から、あるいは人々の心の中から完全に忘れられたとしても、その一人ひとりの名前も、一つひとつの出来事も神様は忘れずに覚えていて下さること、感謝です。

📖信徒たちに
①一致して、主にある交わりを保つこと
②分裂とつまずきをもたらす者に警戒し遠ざかること
③善にさとく悪にはうとくあること
を奨め
平和の神の勝利、つまり神の国の奥義で締めくくられていました。
個人レベルでできる③を特に心に留めたいと思いました。

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参考---ローマ人への手紙16章(新改訳2017)---


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