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日記

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店主の日記
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2023年12月の記事一覧

2023.12.12 水仙月の四日

レジの見守り(?)として、ショップカードと会計のトレイの間にいつもなにかひとつ置くことにしていて、気分でたまに変えている。これを先日からシマエナガの小さなぬいぐるみにしたところ、わあ、かわいいですね、と帰り際にひと撫でしてから店を出る方が多くて、なんだか愉快だった。しかしあまりにみんなが撫でてゆくので、そのうちてっぺんだけ禿げてしまうかもしれない。ちょっとかわいそう。禿げる前に交代させてあげようと思う。 変える、といえば、cafe gの本棚の本も、季節によって思い出すものが

2023.12.7 奥山に

NHKでやっている100分で名著という番組を録画しておいて、たまにまとめて一気に見るのをたのしみにしている。この前の古今和歌集の回を見ていたら、解説をつとめている先生がここ最近のなかでも群を抜いてたのしそうにお話しされていて、こちらもわくわくして見られてなんだかよかった。和歌の解説を聞いていると、ああ、中高生のころ百人一首かるた大会があって、朝早く行って一生懸命練習したなとか、そんなことを思い出して懐かしくなった。学生時代に熱中したことというのは大人になった今でも心の芯の部分

2023.12.4 雑記

1 先日店内のBGMをくるみ割り人形にしていたら、うわ、何だかとっても、年末だ!という気分になった。実際にもう12月ではあるし、2023年も終わりに差し掛かっているので間違いではないのだけれど、年末だ、大変だ、とむやみに焦ってしまったので、一周聞き終えて、そのあとはいつものプレイリストに戻した。ああ、落ち着く。最近は、いつも店内でかけている音楽をどこか別の場所で耳にしても、なんだかものすごく落ち着く。身体の深くに染み込んでいる音楽と、その空間に流れている音楽とが渾然一体となる