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アルバムは1つの曲だ【without U感想】

11/12発売 バーチャルシンガーAZKiの1stアルバム「without U」をこの度買ったので、それについて話して行こうと思う。

アルバムという媒体

私は音楽に疎く、実は今まで買ったことあるアルバムというのはゲームのサウンドトラックCDであったり既に聞いたことがある曲がほとんどのアルバムだった。

シークレットトラック等はあったものの、ボーカル曲のインスト版だったり既存曲のアレンジだったりがほとんどだった。でもそれが良くない訳ではなくて単純にCDやアルバムっていう媒体は、手元に欲しいからって気持ち一つで買っていることが多かった様に思える。
主にPC等で音楽を聞くことが多かったので、曲をPCに取り込む間にパッケージを良く見たりとか、ケース内の曲目だったりコメント、歌詞だったりを見ている、手間だけど幸せな待ち時間ってものが割と好きだった。

without Uというアルバム

アルバムの発売が決まってから発売がとても楽しみだった。
そして、3rdワンマンライブのレペゼンエンタスで一部の楽曲を聞いてから、その気持ちがどんどん強まっていった。
発売までの間は店舗で何度かリリースイベントがあり、そこでも一部の楽曲が聞けたりする機会があったみたいだが、私は予定が合わず行けなかったり、そもそもトークやチェキを撮る心の準備が出来てなくて断念していた。

でも、そうする内に「最初はアルバムで聞きたい!」という気持ちが強まってきて、何やかんや発売直前のMV公開やシンタイキュウアズキの様な新曲が聞けるタイミングでもまだ聞いていない。
今noteを書いているけれど、本当に今初めて聞く曲が何曲もある。そして、人生で初めて聞く曲が収録されたアルバムを買うのは、without Uが初めてだった。

始まりの曲without U

アルバムwithout Uを聞いてみた。

曲順
1.without U
2.コトノハ
3.嘘嘘嘘嘘
4.自己アレルギー
5.虹を駆け抜けて
6.ちいさな心が決めたこと
7.世界は巡り、やがて君のものになる
8.Midnight Song
9.Reflection
10.のんびりと、
11.フロンティアローカス
12.リアルメランコリー (TEMPLIME Remix)
13.Starry Regrets(Batsu Remix)

Remixを除いて新曲は11曲。曲の感想は書き留めたものの限界文章過ぎてしまったので別のnoteにしたりしようと思う。

聞くにあたって、曲順を全く意識しないで曲がかかるまで目を瞑って聞いてみた。次こんな曲名の曲か!という先入観を出来るだけ無くしたかったのだ。そうするとライブの様な、どんな曲がいつ来るのか分からない感覚で聞けたような気がした。

それで、11曲の中で最初のwithout Uと最後のフロンティアローカスは既存12曲で言えばCreating worldfrom A to Zだと思う。曲番号的にも同じなのは偶然なのかそれとも作為的なのか。
でもCreating worldとfrom A to Zは今の自分と今の自分の繋がりで。(数ヶ月かけて12曲上がったので、その時の自分の意味)
without Uとフロンティアローカスは今の自分と未来の自分の繋がりだと思った。
レペゼンエンタスで感じたことも含めると、without Uは第二章の始まりの曲だ。そして、同じアルバムのフロンティアローカスは更にもっと先の未来から贈られたとされる曲で、もっともっと先へ進んでもっともっと開拓していくであろう第二章のAZKiちゃんのスタートとして、これ以上ないなって思った。今日11/15に2年目を迎えたAZKiちゃんを思うと、素敵なアルバムが発売されて、皆に愛されて本当に良かったなと。

アルバムは1つの曲

次に前後しちゃうけど残りの9曲の内6曲。
これは個人的に3曲ずつのセットで作られていると思った。
アップテンポのコトノハ / 嘘嘘嘘嘘 / 自己アレルギー
しっとり、あるいは穏やかな虹を駆け抜けて / ちいさな心が決めたこと / 世界は巡り、やがて君のものになる

そこからMidnight SongReflection、と何度も聞きたくなるような特徴的な音を使った二曲を続けた後に、のんびりと、に入って一旦一休み。
そして穏やかな曲調から、ピアノのイントロで始まるフロンティアローカス。いや本当にエンディング感が凄い。

アルバムって、様々な曲を一枚のCDに収めたものだと思っていた。
別にそれ自体は間違いじゃなくて、でも確かにそれだけじゃないことが分かった。
一曲一曲は勿論好きだ。様々な曲調様々なテーマの歌詞様々な歌い方のAZKiちゃんが沢山詰め込まれたアルバム。
一つずつ取り上げてもめちゃめちゃに良くて、でも今回「アルバムは1つの音楽」と書いたのは、通して聞いた時に全く違った体験が得られたからだ。
11曲が集まったものではなく、11曲からなる1つの曲だと感じた。

最後に

知らない曲をアルバムで聞くこと。
アルバムも1つの曲であると気づけたこと。
この2つの体験を得られたのが「without U」で良かった。

without U(without you):あなたなしでは

あなたなしでは、AZKiちゃんに出会わなければ、このアルバムを手にして居なければ。この2つの体験を得られなかったかもしれないと、本当にAZKiちゃんに出会えて良かったと思った。
これから先、VtuberとしてVsingerとしてデビューして2年目を走り続けるAZKiちゃんとは、また今回みたいに沢山新しい世界が開拓していけるかも知れない。2年目も応援してます。
#行こうぜAZ輪廻

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