![_Official_MV__しゃかりきマイライフ__Full_ver](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/12988823/rectangle_large_type_2_361abb7e4f0ef60684a18022c4707b79.png?width=800)
成長するライブと、魔法にかけられた私
少し前までアイドルなんて全く分からず、ライブもまともに行ったこと無かったオタクが、アイドルライブを全通してきた話。2日目のレポ。
初日はこちらになります。
※この記事は2019/06/28〜2019/06/30に行われたGEMS COMPANYことジェムカンの1stワンマンライブ「MagicBox」のレポート記事になります。
GEMS COPMPANY ジェムズカンパニー (通称ジェムカン)
YouTubeとニコニコ生放送での配信を通して出会った12人の女の子。
共通するのは、それぞれが叶えたい夢があること!
アイドル・歌手・声優などを目指す、個性豊かな彼女たち。
公式サイト説明文より。
【2日目:昼の部】MC ERINGIBEAM.回
6/29(土)開場 11:00の開演 13:00の回です。
MCはERINGIBEAM.の二人、なにぬちゃんとレイカ様が務めます。
本日の天気は生憎の雨、物販列はレインコートや折り畳み傘で雨を凌ぐ人、タオルを頭に被る人、様々な方が居ました。
中でも目を引くのはキメちゃんの集団。
#みこみこゆるキャラ部
— 長谷みこと✝️本日21時動画投稿 (@HaseMikoto) May 18, 2019
キメちゃん pic.twitter.com/mqH7VTrufC
参考資料:長谷ちゃんのTwitterより。
キメちゃんを模したお面と、ピンク色のレインコートに身を包んだ集団は、雨が降っていて暗くても、物販の列が遠くても異彩を放っていました。
聞くところによると、お面は自作のファングッズであり、現地でファンが希望者に配っていたのだとか。
それ以外にも個性的なファングッズに身を包んだファンは沢山居ましたが、ひとまず割愛。
入場30分の前説はMATULIPの三人。「ちょりちょりちょりちょり…」と、ユニットメンバーのユキノくんの挨拶をもじった独特のリズムを刻みながら「あれ?マイク入ってない??」と茶番をしつつ前説。
直前の前説ではERINGIBEAM.の二人と前回に引き続きよーすぴこと齊藤陽介さんが一緒に。雨が降ったことで、自称雨女のなにぬちゃんが軽くいじられたり、客席に向けてよーすぴが「初日来た人、初日控えめだったよね?」盛り上がっていけよ。と言わんばかりに煽っていくよーすぴ。
そして、今回もまたコール&レスポンスで場を暖めた後に、開演。
流れる初回と同じメッセージに、初回MCうたひなの二人の想いが乗って更に感動的にみえてしまって、二度目なのに泣きました。
昨日も今日だし、今日も今日で大事な1ページなので…。
初日は探り探りだったカウントダウンも、2回目は5!から全力。皆で数字を叫んで行きます。
「今日の最初の曲はやっぱりJAM GEM JUMP!!!なのか?」
「でもライブだしセトリ変わるんじゃないの?」
なんて、どちらともつかない予想をするファンに緊張感が走る中、現れるERINGIBEAM.の二人。だがスタンバイの様子が、しゃかりきマイライフとはどこか違っていた。
そして、流れ始めるギターが特徴的なイントロ。
『God knows...』だ!!!
アニソン、ネット文化に触れている人なら知らない人の方が少ないんじゃないだろうか。個人的なイメージではそれくらい有名な曲だ。
会場も熱も一気にトップギアまでぶち上がっていく。オイ!オイ!とイントロで叫びながら、振り上げられるのはピンク色と紫色のペンライト。彼女達二人の推しカラーだ。
二人の持ち歌『しゃかりきマイライフ!』は、明るくキュートな曲調で、ダンスも楽しげな様子を表す雰囲気だ。
しかし、God knowsはクールで少し切ないイメージ。
そんな雰囲気の歌い方とダンスは、彼女達のいつもと違う魅力をグッと引き出していて最高にカッコいいステージでした。
この曲は私も良く聞いたことがありましたが、まるで全身に電流が走るような最高にカッコいいGod knowsは、後にも先にもここにしか無かったと思います。
曲も終わり、ERINGIBEAM.の二人が登場。
セクシーな口調でMCを進めるレイカ様の台詞を真似て、続いて喋っていくなにぬちゃん。
レイカ様におうむ返しにしないで、せっかくだし自分の言葉を皆に伝えなくちゃ!と言われると、謝罪会見をする!となにぬちゃん。
なにぬ「この度は、なにぬは関係ないけど雨が降ってしまい、まことに…」
レイカ様「パシャパシャ!パシャ!(フラッシュを炊く音)…じゃなくて!」
なんて茶番もそこそこに、今回の企画は『ジェムネットなにぬ』
某テレビショッピング番組を模して、なにぬちゃんが今回のライブで販売されているグッズを紹介していく企画。
これは安い!なにぬも欲しい!なんと売り切れです!!なんて言いながら全てのグッズを紹介していく。
さて、MCも終わり次の曲は『JAM GEM JUMP!!!』
初日の衝撃よりは落ち着いて聞いて観れる…!と思いきや、結局テンションぶち上がるし感極まって涙が出てしまう。
でも、皆緊張が解けたのか気合いを入れ直したのか初日よりもっと良いJGJでした。
続けてcitrossの三人で『メッセージ』
この曲はバラード調ですが、途中曲が段々盛り上がるフレーズで柚希ちゃんが楽しげにステップを踏む場面があります。(通称わくわくステップ)
初回は探り探りだったファンも段々慣れてくるもの。二回目の会場では、そのわくわくステップの場面で柚希ちゃんの推し色である緑色の光が楽しげに揺れる様子がありました。
初日も凄い!と評価した落ちサビのポン姉のソロパート。今回もまた歌い方が少し変わっていて、毎回全く違うメッセージが聞けるだなんて…と感動に打ち震えていました。
メッセージが終わるとMCの二人が戻ってきて、またMCパートに。
次の企画は『エリンギクイズ 正解はどっちっち?』
事前に募集したクイズに二人が答え、拍手の大きさで正しい答えがどうであれ、答えが決まるというもの。
レイカ様「これは今日ここに居る人の常識を塗り替えるクイズよ…!」
レ:レイカ様
ね:なにぬちゃん
世界三大料理と呼ばれるのは、
— チャモ(歪曲) (@Zhelanie96) June 26, 2019
フランス料理と中華料理とあと一つは何でしょう?#エリンギクイズ
レ:ミラノ料理
ね:イタリア料理
ね:ミラノは街じゃ。なんでそこに絞ったん?みんな、街と国のどっち?
→結果はミラノ料理に。正しい答えはトルコ料理
ね:トルコ料理?あっ、トルコアイスとか?トルコ人が作ってたら全部トルコアイスになるやつ…。
令和→平和→昭和→○○
— ぺっけー💘 (@Peke_dempa) June 25, 2019
昭和の前の年号の名はなに?#エリンギクイズ
ね:へいわ…?これテロップ間違っとる!?
レ:いやでも、これに入るとすればよ…?私わかったわ!
ね:なにぬもわかった!
ね、レ:大和!!
→正解は大正
一同えー!!の声。
#エリンギクイズ
— ごう (@gou_ASURADA) June 22, 2019
アニメ「ドラゴンボールZ」において、ナメック星の神龍を呼ぶときの言葉は?
ね:ゴニョゴニョゴニョ(宇宙人っぽく)
レ:レイカビーム!
ね:待って、皆レイカビームで(神龍)呼びたい??
→結果はレイカビームに。
正解は「タッカラプト ポッポルンガ プピリットパロ」
全三問のクイズはこの様な形で進み、大きくリアクションする二人に会場は大盛り上がり。
次は続けて『DESIGNED LOVE』、『形而境界のモノローグ』、『オンリー・マイ・フレンド』の三曲。それぞれMATULIP、fulfill、うたひなのユニッヨ曲になります。
DESIGNED LOVEは今日も安定した調子を見せるユキノくんが絶好調。
この曲は間奏と、サビ3フレーズ目終わりに2回手を叩く振り付けがあるのですが、コール講座で一緒にやれたら良いよねー、なんて言ってた振り付けでした。今回は、そんな手を叩く振り付けの直前で「一緒にー!」と煽りが入ります。
形而境界のモノローグも初日の不調が嘘の様に、凄みの増した歌声で魅せてくれました。
そして、オンリー・マイ・フレンド。
楽しい曲なのに、どうしても昨日最高だった、二人が頑張ってる、昨日より盛り上がってる。なんてことを考えてしまって泣いちゃいました。昨日よりも更にオレンジ色に染まった落ちサビの夕焼けが、滲んだ視界に写っていたのを覚えています。
二人が今度はまたユニット衣装に着替えて戻ってくる。
今日はユニット衣装からJGJ衣装に着替えて、またユニット衣装に着替えたから大変だったよー、なんて話をしつつ。
二人が終わりの挨拶をして、いよいよ今日もライブは終盤。
そして、残すところ二曲。
次は、みずしーの『鮮紅の花』
鮮紅の花は、初回よりもペンライトの色に迷いがなくなり最初からかなり紅く染まる会場。この曲は事前にコール講座もなく皆探り探りだったので、初回と今回で徐々にファンも慣れていく様子が、この曲が成長していっている気がして素敵でした。
最後の曲はERINGIBEAM.の二人で『しゃかりきマイライフ!』
今日は初日と違って二人のコール煽りも増えて、最後の曲なのも相俟ってファンは最高にぶち上がります。会場が、あるいは横浜が揺れるかのような皆の「オールガールズ!」コール。それをまだまだ、もっと!と煽る二人。
今日MCをしっかり務めた二人が頑張っているのがカッコよくて、煽ってくれる二人に応えるのが楽しくて、でも終わっちゃうのが悲しくて。
今日の『しゃかりきマイライフ!』は初日とも、いつも聞いて曲とも違ってそんな最高の曲に仕上がっていました。
内緒ですけど、ライブに来れなかったファンの皆さんにちょっとだけお裾分けです。
— GEMS COMPANY公式@7/15じぇむかんTV#10 (@gems_company) June 29, 2019
内緒だけど拡散してもいいですよ?#Magicbox pic.twitter.com/m8kI2gZVrR
曲が終って、二人の名前と、感謝の気持ちを叫んだ。
ERINGIBEAM.が本当にこの二人で良かった、今日この日この瞬間を迎えられて良かった。そんな気持ちで拍手をしていました。
やっぱりERINGIBEAM.はなんてったって最高!
今回も、段々大きくなっていくアンコールの声。合わせて全力でアンコールと叫んでいきます。
アンコールに応えてステージに戻ってくる二人。
二人でお辞儀をして、それぞれ終わりの挨拶をしていきます。
なにぬちゃん「なにぬがここに立って居ることはみんなのおかげ。なにぬを見つけてくれてありがとう。」
レイカ様「ねねちゃんと顔を合わせて歌ったり踊ったりするのは久々で、それに皆と直接会えるのは本当に良いなって思った。これからも、次のライブが出来る様に応援してください。」
本当に、こちらこそ見つけられてくれてありがとう。こんなに頑張ってて、でも自信がないのが健気というか、もっと自身もって欲しい。
そんなことないよ!って気持ちでありがとう!って叫んだ。
またいつか絶対に次のライブで会える様に、これからも沢山応援したいと強く思って、レイカ様にもありがとう!って叫んだ。
最後の最後は、やっぱり皆で『JAM GEM JUMP!!!』
今回のJGJはERINGIBEAM.の二人がセンターに居るので、初回とはまた違った並び方。こんなに最高のJGJが、毎回違った並びで観れるなんて最高過ぎる。私はメンバーと運営スタッフさんどころか、世界に感謝しました。
昼の部が終わり。
今回は近くに本場のファンらしき方も居なくて、でも昨日の後悔があったから、最初からたった一人だとしても全力で、自分が引っ張るつもりでコールをしました。少しでも応えられたら、返せたら、と思いながら。
さて90分程のライブが終わり、時刻は14:30頃。
外に出ると、開場した時に降って居た雨は二人の熱気が吹き飛ばしたのか止んでいました。
2日目と3日目は昼の部と夜の部と2回公演があります。
今日の夜の部はMC citrossの回。最高の日はまだ終わりません。
【2日目:夜の部】MC citross回
6/29(土)開場 17:00の開演 19:00の回です。
MCはcitrossの三人、柚希ちゃんと長谷ちゃんとポン姉が務めます。
今回、今まで入場30分後頃にしていた前説が20分頃開始になり、前説担当はfulfillの二人。緊張からか少し噛んでしまうみずしーに対し、ももねくちゃんはいつも通り笑いを堪えきれない様子が見られたり。
citrossの前説は、うたひな回の前説の様に長谷ちゃんが「〜しまみこ!」と場を和ませていく。直前では前回同様によーすぴも加わり、4人でコール&レスポンスをして盛り上げていく。
(ニューヨークへ行きたいかー!等も恒例)
今回最初の曲は『JAM GEM JUMP!!!』
うたひな回がJGJ、その次がカバー曲、と来た流れで三回目の公演の始まりはJGJからでした。
ライブではアンコールも含めもう4回観た曲。しかし観れば観るほどに、回を重ねる毎に最高を更新し続けて行きます。
続けて『しゃかりきマイライフ!』
煽りを入れた前回を経て慣れた二人は、今回もグイグイと観客を巻き込んでみんなで「オールガールズ!」と声を出して行きます。
全通組が段々慣れて来て、途中の名前呼びコールの声が大きくなり始めたのもこの回からだったと記憶してます。
さて、二曲が終わるとcitrossの三人が現れて、それぞれ自己紹介をしたりコール&レスポンスをしたり。
中でも特徴的だったのは前々から自己紹介でやっていて、2月のイベントでも行われたらしいコール&レスポンスを交えた柚希ちゃんの挨拶でした。
てんこ盛り\JD/ ラジオ\DJ/
— 城乃柚希🏰🍊ジェムカン (@ShironoYuzuki) February 9, 2019
みーんな虜に \なってってー/
やろうよ!!🏰🍊 #JGJ先輩勉強
これは2月のイベントの際のツイートですが、実際にこの通りコール&レスポンスを行い、会場は大盛り上がり。ポン姉と長谷ちゃんもそれに続いて自己紹介とコール&レスポンスをしていきます。
自己紹介の後は企画へ、今回の企画は
『ジェムカン衣装紹介60秒チャレンジ』と言うもの。
60秒で、ユニット毎に衣装の良い所とかこだわりを話しながら、お蔵入りした衣装案や、デザインの際の裏話を紹介していきます。
ERINGIBEAM.の衣装のキノコモチーフは偶然の一致だったことや、MATULIPの衣装はアラビアン風だったりヘソ出しの物もあったこと、fulfillは和サイバーがモチーフだが、花魁風な衣装もあったこと等々。
順番的に最後だったポン姉が全部言われて喋る事が無くなっちゃったり、オーバーしても喋りたい!と押し通る場面があったり。
企画も終わって、次の曲は『形而境界のモノローグ』
今まで後半で歌われていたこの曲が前半に来た、ということでファンも少しざわざわ。普段とは違う歌い方で歌われるライブでのこの曲はまた違って、更に、ももねくちゃんも回を重ねる毎に歌声の凄みが増していきます。
続けての曲は『DESIGNED LOVE』
前回から煽りも入って、三人も慣れてきたのか歌声が俄然良くなった気がします。情熱的な曲なので、気持ちの込められるフレーズは特に毎回異なる歌い方に仕上がってたと思います。
ファンも間奏のオイ!オイ!の声や、ペンライトの振り方の迷いが段々と無くなり、統一感が増した様に感じました。
今度のMCはユニット衣装で登場するcitrossの三人。
企画の名前は『citrossクリニック♡』
三人で可愛くタイトルコールをして始まりました。
事前に募集したお悩みをモニターに表示してから、それを誰に解決して欲しいか、会場のお客さんの声で誰が決めていく。という形
観客参加型なので私も誰に解決して欲しいか大声で叫んでました。
目薬がうまくさせません。
— tom fuku (@hiyotomfuku) June 25, 2019
寝ながらだとさせるのですが、立ったままですと命中率が2割くらいになります。
このままでは外で目が痛くなったとき、
突然横になる不審者になってしまいます。
どうすればうまくさせますか?
わけわからなく教えてください。#citrossクリニック
一つ目のお悩みはこちら。
解決してくれる先生は長谷ちゃんに。
長谷「真面目に解決しちゃうんだけど、こう、目薬を眼に指す!
…すると百発百中よ。」
会場一同「えー!」とどよめくが、柚希ちゃんが「ほんとだよ」と証言。
柚希「柚希ちゃんは遠距離からやるよー!」
ポン姉「ポン姉は普通も普通よ、二人の中間くらいの場所から三滴くらいバシバシとね。」
今年、関西から上京してきたのですが、引越しの際に持ってきた電子レンジが、周波数の関係で、使えない置物になってしまいました。
— ふじみ✝️クソ豚 (@huzimi1) June 26, 2019
この鉄くずを有効活用する方法を、訳分からなく教えて下さい
#citrossクリニック
二つ目のお悩みはこちら。
解決してくれる先生はポン姉に。
ポン姉「あのね、ポン姉もね群馬から出てきたときよくあったよ。
メルカリとかで買うと違ったりしてねぇ。
だって今もうちにもあるからね。でもこれ有効活用って言ったって…オブジェみたいにする?」
長谷「どうぶつの森かよ」
ライブ会場で推しの名前を大声で呼びたいのですが、恥ずかしがり屋で呼べそうもありません。いつ呼べばいいかも分からず、どうすればいいでしょうか。観客みんなに紛れれば呼べそうな気がするのですが…。甘やかしてください。#citrossクリニック
— hagawa💧🐼 (@hagawa1) June 25, 2019
三つ目のお悩みはこちら。
柚希ちゃん「(読んでる最中に)呼べ!」
解決してくれる先生は柚希ちゃんに。
柚希「さっきフライングしちゃったけど、呼べ!呼んじゃおう!
あ、じゃあさじゃあさ、柚希ちゃんがせーの!って言ったら皆で柚希ちゃーん!って呼んでくれる?」
観客「はーい!!」
柚希「せーの!」
観客「柚希ちゃーん!!」
長谷「これ良いね、みんなやりたいね。
じゃあ私はみこみこちゃんって呼んでね!」
ポン姉「ポン姉はポン姉で!」
女性と話すのが苦手です。相手に好感を持って貰えるような会話術を厳しく教えて下さい #citrossクリニック
— 赤かぶ (@gamesukiski40) June 24, 2019
4つ目のお悩みはこちら。
解決してくれる先生は、会場の声が割れに割れた為全員で。
長谷「オタクくんが女の子と話す機会と言えば、アイドルの握手会しかないよね。」
柚希「はいはいはい!柚希ちゃんアイドルやりたい!」
ポン姉「じゃあね、ポン姉はオタクやりたい!」
長谷「え、じゃあ私は??」
観客「剥がしー!!」
長谷「え、なに?ふ菓子??」
観客「剥がし!!」
長谷「ああ"剥がし"ね。」
剥がし
握手会等で一人のファンが時間をとりすぎない様に、一定時間でアイドルからファンを離す行為、またその担当者。
という成り行きで寸劇をやることに。
オタクとして現れた、ギャグ調子のポン姉に対し「あ!フリースロードラゴンさん!!」と呼び、場内は爆笑の渦に包まれた。
フリースロードラゴン
じぇむかんTV#9で「好きなドラクエのモンスターは?」とポン姉が質問された際に飛び出した珍回答。
終始適当な調子のフリースロードラゴンさんと、アイドルの柚希ちゃんが絶妙な噛み合わなさで会話を続けて、盛り上がってきた!という最高のタイミングで「お時間でーす!」と二人を遮り剥がしに入る長谷ちゃん。
タイミングと淡々とした声色が完璧で、涙が出る位笑いました。
(なんやかんやもう一度寸劇をやり、またも場内の笑いを誘った。)
企画も終わり、次の曲振りをしていく。次の曲は、本人達もファンであり、同じ事務所の先輩であるでんぱ組.incさんの『Future Diver』
この曲は本当に知らなくて、かなり戸惑ってしまいました。
曲から伝わるコールありきのイントロ、ドルオタらしき方達の盛り上がり。
分からなくても分かりました、この曲はそう作られた曲で、ファンが加わって完成する曲なんだと。
本当に軽快でノリが良い曲で、三人の持ち曲であるバラード調のメッセージとは全く違っていました。
三人が腕と足を大きく振った機敏な動き、ステージを飛び跳ねる様に大きく動いて度々変わるフォーメーションや、コミカルな振り付け。
大事な先輩の曲、それに難しいダンスと可愛い歌い方を頑張って応えた三人。その結果、いつもと違う魅力が存分に引き出されていて素晴らしかったです。
ただ、素晴らしかっただけに、知らなくて盛り上がれ切れなかったのが本当に悔しかった。
知っていれば、もっと声を出せたかも知れない、盛り上がれたかも知れない。本当にそういう思いでした。
続けて『オンリー・マイ・フレンド』
記憶では、落ちサビ前と最後の「ゴー、ゴー!明日へ1!2!Jump!」というフレーズで「一緒にー!」と煽りが入ったのもこの回です。
(違ってたらごめんなさい)
皆一緒に「Jump!」に合わせてペンライトを天高く掲げるのはとっても楽しかったです。こうしてメンバーとファンによって段々と曲が変わっていくこともまた、ライブなのかな。と思ったりもしました。
citrossが戻ってきて、いつも通りならばお別れの挨拶。
…だが、普通にそうはいかないのがcitross。
何するー?ぶっちゃけトーク、する?なんて話をしながら
「ぶっちゃけ変態だと思うのは?せーので指差しない?」
とせーの!と一斉に二人が長谷ちゃんを差す。
長谷「なんで??」
柚希「はい、見たまんまだよね。」
長谷「いや、そんなこと言うなら柚希ちゃんも変態だと思う。」
柚希「えー!じゃあ変態って言うなら、そういう質問しちゃおっかなー?
三人で、ぶっちゃけ一番おっぱいが大きいと思う人!手を上げて!目を瞑ってからね。」
スッと手の挙がる長谷ちゃんとポン姉の二人。
柚希ちゃんが「はい!」と言うと同時に目を開けたので挙手が見えてしまい、あまりにも素早く手を下げる二人が凄く面白かったです。
柚希「ふーん、二人とも自信あるんだぁ…。」
長谷「なら私もそういうのする!ぶっちゃけユニットよりソロでやっていきたいって人!」
結果は伏せるものの、場内は拍手喝采で大笑い。
少しして目を開けると、結果を知っているのは観客だけとなる。
「いやー拍手も起きてたし流石だね、citrossは永遠だよね!!」
なんて茶番仕立てて締めて、挨拶をしていく三人。
いよいよラスト二曲。
『鮮紅の花』と続けて『メッセージ』です。
MCの三人の持ち曲というだけあって、今回は気合の乗りが違いそうです。
特にサビの三人で歌う所が、今までで一番調和していたように思います。個人的にはこの回の落ちサビの歌い方が、全部の回で一番好きでした。
ファンも慣れてきて、落ちサビのペンライトの色がポン姉の推し色である青色で揃い出したのも確かこの回です。
偶然土手で巡り会った三人、でもこの三人だったからこそ、この曲に込められたメッセージがより強いものになった気がします。他の誰でもなく、間違いなくcitrossの三人にしか作れない色の最高の曲とライブでした。
曲が終わって大きな拍手と大きな歓声。そして、アンコールの声。
今日もまたライブが一度終わって、アンコールの時間になった。と感謝の気持ちも込めてアンコール!アンコール!と叫んで行きました。
帰ってきた三人は、一緒に深くお辞儀をしてからそれぞれ最後の挨拶をしていきます。
長谷「引っ込み思案で、あんまり好かれない私を応援してくれてありがとう。」
ポン姉「みんなに直接歌を届けられるのは良いよね。こんなに大きなステージで歌うのは初めてだったけど、本当に皆のお陰です。」
柚希「アイドル好きがアイドルやってるけど、これからも理想のアイドル像に向けて頑張るから、応援よろしくね!」
今回も最後は、皆で『JAM GEM JUMP!!!』
実は、今までの公演では幼馴染のうーたまの隣をキープしていた柚希ちゃん。(うーたま限界オタク)しかし、今回はMCでセンター寄りの為に隣にはなれなかった模様。
ファンは今日一番の声を張り上げて最高に盛り上がって行きます。
本当に回を重ねる毎にJGJは意味を変えたし、ファンの熱もメンバーの熱も高まっていった素晴らしい曲でした。
夜の部が終わり。
この日は、色々縁がある日でした。
フォロワーの方と物販で二度とも隣になったり、キンブレのカラー調整の情報をシェアしていた結果、会場で何人ものファンのキンブレのカラー調整をお手伝いしたり、近くの席のファンと仲良くなったり。
私はジェムカンを知って以後、ファンに助けられ、メンバーに背中を押されてこのライブに来ている面もあったのでなんだか不思議な感覚でした。
最後に。
今回が終わって残りは2回。
昨日の終わりにまだ4回もある。と思ったけど、いつのまにかあと2回。
メンバーもファンも合わせて、ライブ自体が成長してる。
でも、もっと声出せる、まだ全力出せてない、今日みたいに少しでも助けになれる場面があるなら自分から話しかけて、不安なく皆にも楽しんで貰って最高のライブにしたいと思いました。
初日の始まる前からしたら、自分で自分が信じられない位の変化です。
今まで一人で何かしらのイベントに参加する時は、基本的にそこそこに一人で盛り上がって誰とも話さず帰ってくることが多かった。
そんな自分が、積極的に誰かと話そう、自分だけでなく皆に楽しんで貰って盛り上げよう、なんて思うようになっている。
たった二日の変化。これは夢か魔法か。
あと二回でまた自分は変わるのかな、と思いながら二日目は終わりです。
ここまで読んで頂いた方、ありがとうございました。
遅筆なのと、ライブから日が経ったことで記憶を辿る日々で書き上げるのが遅くなってしまいすみません。
これで一応オタクの初めてのアイドルライブ全通、の話が二日分です。
最終日のレポートも書き上げたいと思いますので、またお時間があれば読んで貰えると嬉しいです。
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好きな推しやコンテンツの記事を書いてます。 サポートされる程では無いのですが、色んな記事を読んであわよくば感想頂けると嬉しいです。