20230713 日録(『学級の歴史学』感想など)

総評:寝不足でぼんやりした一日だった。

深夜〜未明にかけて見たアニメ:贄姫13話、白聖女1話、アンデッドガール2話
 アンデッドガール・マーダーファルス、津軽が喋るだけで楽しい。今期一番好きなアニメになる気がする。

労働:寝不足で成果上がらず。それはそれとして、『君たちは〜』を初日に見ることが叶わなさそうで辛い。宮崎駿作品はトトロしか見てない私でも流石に気になる作品なのだが、話題作である以上、バズ狙いのアルファワナビーツイッタラーの皆さんが誇張しすぎた感想をたくさん呟いてくださるものと相場が決まっており、それを見たが最後鑑賞する気が失せるに決まっている。まあ普通にネット絶って土曜に見るつもりではありますが…

グッドニュース:『サバーキ』久々に更新とのこと。
いとう階先生の作品を読めるのは本当に嬉しい。機龍警察同人誌時代からのファンなので…。Twitter絶って自己研鑽に励んでいるとの噂は漏れ聞いており、早く新作が読みたいぜ…

見たアニメ(旧作):新米錬金術師の店舗経営1,2話

読んだ本:『学級の歴史学』
学級など影も形もなかった時代から、教育に分業制の導入、モニトリアル・システムの誕生、キリスト教的道徳教育の混入、日本への導入…という概史を把握するのにかなり有効な本。学級の導入に伴い破壊されていった周縁の生や地域共同体の話などに触れてくれるのも嬉しい。また、日本の教育論は教育内容や教師の心構えなどに終始してしまっており、本来制度論で論じるべき領域すらそうした議論で語ろうとして混乱が生じている、という指摘はその通りだと思う。
 とはいえ、教育内容/制度論の二項対立を論じるにあたって「ソフトウェア/ハードウェア」という(微妙に飲み込みづらい)比喩に延々とこだわって議論が見えづらくなっている点(2005年の本なのでITブームに乗っかったのだろうか…)とか、いくらなんでもキリスト教に原因を帰しすぎじゃないかとか(「教育論が二項対立的になりがちなのはキリスト教が原因!」に感してはええ加減にせえよと思った)、フーコーを引くくだりで「またこういう話かよ…」と思ってしまうとか(これは私が悪い)、正直後半1/3は今まで見てきた話の繰り返しなので流し読みしてしまうとか、欠点はある。
 そうは言っても、概史の把握・文脈整理・文献案内としてかなり有用であるのは確かで、一読の価値はある。

 なお、この宣言してからもう20日になるが、これが2冊目の読み切った本になる。……遅すぎる……しかも1冊目は『僕の妹は漢字が読める』なので実質1冊目なんだよな…。まあ忙しかったし…。

見たアニメ(深夜):はたらく魔王さま!13話

日付が変わっても深夜アニメ鑑賞は続く…

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